Celine's best outerwear for this fall and winter

いつもの洋服にすんなり合わせられるCELINEの極上アウター

買うだけで幸福満足度が向上するラグジュアリーブランド、〈セリーヌ〉の秋冬最新アウターをピックアップ。気負わずいつもの洋服と合わせればそれでいいのだ!


Written : LIVE IN RUGGED
Photo : CELINE

大人になった今こそチェックしたいラグジュアリーブランドの上質なアウター

少し前までの暑さはどこにいったんだというくらい一気に秋めいてきた今日この頃。夏が過ぎ去っていくのは毎年一抹の寂しさを感じてしまうけれど、秋冬シーズンが到来することのワクワク感も同時にある。LIVE IN RUGGED読者の皆様も今年はどんなアウターを着ようか、今から色々と考えていらっしゃる方も多いのではないだろうか。愛用のライダースジャケットやコートなどが今年もスタメンであることは間違いないけれど、大人になった今とても気になるのがラグジュアリーブランドが作る一級品。例えば〈CELINE(セリーヌ)〉は2021秋冬シーズンも昨シーズンから続いてテクニカルウェアとスポーツウェアの影響を色濃く残しており、私たちのライフスタイルに合わせても違和感なく着ることができるはず。ラグジュアリーとストリートの距離がほとんどなくなってしまった昨今、大人が普段着のひとつとしてオシャレを楽しみながら贅沢さを強く感じられるのは、〈セリーヌ〉が作るような洋服かもしれない。
9月3日(金)にローンチされた最新の〈セリーヌ〉メンズコレクションから、ストリート世代にもマッチするアイテムをいくつかピックアップしてみよう。
まずは軽量なナイロンを使ったブラックカラーのパーカ。ライニングがナイロン100%、パッドがポリエステル100%とフルで化学繊維を使った見るからに暖かそうなこのアウターは、背面に堂々と入る「CELINE」エンブロイダリーが今のハイファッションのトレンドを如実に表している。
ミリタリーテイスト全開のオーセンティックなボンバージャケットはルーズフィットで今っぽさを忘れない。こちらもバックに「CELINE」ロゴが大きく入り、ラグジュアリーブランドであることをアピール。ややドロップしたショルダーラインゆったりとしたシルエットが体型をカバーし、非常に着やすいことも嬉しい。ミリタリーのアウターはいつの時代もメンズウェアの定番だが、〈セリーヌ〉製のボンバージャケットってなかなかシャレているじゃないか。
チェッカーフラッグ柄が大胆に配されたウインドブレーカーも今シーズン特におすすめの一着。ボディーのシルバーカラーがフューチャリスティックな印象を受けるが、クラシックなチェッカーフラッグパターンがそれを中和するようにノスタルジックなテイストを吹き込み、何とも不思議なデザインで成立している。よく見るとチェッカーフラッグの大きさが大小で異なっているところも遊び心があってGood。
そして最後は毎シーズン絶賛されているレザー系アウターの中からテディブルゾンを。上質なカーフスキンを贅沢に使用したブラックボディのブルゾンはクラシックとモダンが融合したタイムレスな一着。2トーンのリブに合わせて袖部分に白いラインが2つ入ることで現代的な雰囲気を高めている。しかし、何と言っても見るからに上質なレザーの質感に惹かれる!柔らかくしなやかなカーフスキンはラグジュアリーブランドの矜持が詰まった素材だ。シルエット的には他のブルゾンと同様リラックスフィットなので、体を締め付けずに着用可能。とはいえ、だらしないルーズさは一切ないので何も考えずとも洗練されたシェイプで着られるだろう。


バックに大きく入る「CELINE」ロゴ。写真からもナイロンの滑らかでしっとりとした質感が伝わってくる。

ウエスト部分をシェイプしすぎずモダンにアレンジしたボンバージャケット。ややドロップしたショルダーラインが今っぽい。


こういった大胆で難易度の高いデザインはラグジュアリーブランドでこそ楽しみたい。

シーズンをまたいでずっと着用できるテディブルゾン。ミニマルで大人っぽいデザインは年齢を問わずに意外なほど誰にでも似合ってしまう。

ラグジュアリーブランドのウェアであっても、何年も着続けることを前提にゲットすべし

どれも気軽に購入できる金額ではないけれど、若いうちは値段的にもクラス的にも決して手に入らない対象だったブランドも、大人になった今なら頑張れば購入できる。いかにもハイブランド!なデザインにはあまり惹かれなくても、ストリートのテイストを秘めたオーセンティックなアイテムであれば、いつものワードローブにミックスさせて楽しむことができるはず。
ちなみにハイブランドの洋服は1~2年で着られなくなるという人がいるが、個人的にはまったくそんなことはないと思う。極端にトレンドを意識したデザインは別にして、本日紹介しているようなクラシック寄りのウェアであれば何年も着続けられるのではないだろうか。この秋冬は一着ラグジュアリーブランドのアウターを追加してみてはいかが?
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