家族で楽しめるUNIQLO and White Mountaineering
いつもの〈ユニクロ〉とはちょっと違うモダンで洗練されたコレクション。「ユニクロ嫌い」にどこまで評価されるか?もポイント。
初となるコラボレーションは「家族」をテーマにメンズ、ウィメンズ、キッズの全9型が登場
〈UNIQLO +J(ユニクロ・プラスジェイ)〉や〈Theory(セオリー)〉とのコレクション、日本が誇る写真家、森山大道の名作をフィーチャーしたTシャツなど、ビッグネームとのコラボレーションが続く〈UNIQLO(ユニクロ)〉が〈White Mountaineering(ホワイト・マウンテニアリング)〉と初めてタッグを組み、「UNIQLO and White Mountaineering(ユニクロ・アンド・ホワイトマウンテニアリング)」と名付けられたコレクションを10月15日(金)にローンチする。
〈ホワイト・マウンテニアリング〉は相澤陽介氏が手掛ける日本のアウトドアブランド。ファッション好きであれば誰もが知るブランドゆえ詳しい説明は割愛するが、ステレオタイプのアウトドア系ではなく都会的で洗練されたデザインは従来のアウトドア好きはもちろん、モード系を好む層にまでリーチする稀有なブランドとして知られている。見た目の装飾性よりも機能性を重視したモノ作りを徹底しており、日本人的な詫び寂びのあるデザインでコレクションを作り上げるブランドという言い方もできる。〈ユニクロ〉はご存じの通りシンプルでベーシックなデザインに徹底。だから、〈ホワイト・マウンテニアリング〉と〈ユニクロ〉のコラボレーションは自然と両者の特性を生かしたシンプルで凝ったデザインになったようだ。
〈ユニクロ〉との初となるコラボレーションについて、相澤氏はこう語っている。
「自分の中に「家族」というテーマがずっとあったんですけど、そんな中でユニクロが目指している『made for all』だったり、世代を超えていく、人種を超えていくというところに対して、自分がファッションデザイナーとして理想的に思っているものを融合できるんじゃないかと思いました」。
「自分の中に「家族」というテーマがずっとあったんですけど、そんな中でユニクロが目指している『made for all』だったり、世代を超えていく、人種を超えていくというところに対して、自分がファッションデザイナーとして理想的に思っているものを融合できるんじゃないかと思いました」。
自身が培ってきたデザイン思想やテクニック、経験を〈ユニクロ〉というプラットフォームの中で違う形で具現化できる。相澤氏にはそんな思いがあったようだ。また、都市生活とアウトドアをクロスオーバーさせる〈ホワイト・マウンテニアリング〉らしいスタイルをどう落とし込んだのか?という質問に対しては、「普段公園に行ったり散歩したりといった日常の中でスポーツ、アウトドアのディテールというのは非常に有効活用できるんですね。ただファッションとしてかっこいいということではなく、動きというものとかアウトドアのディテール、素材感、保温性があったり、さまざまなエレメントをひとつにまとめることによって、アウトドアで培った技術や知識をユニクロにフィードバックできたと思っています」。と回答。都市とアウトドアというまったく異なるフィールドで快適に着用できる工夫やデザイン、作りこみの技術と知識をフィードバックしたデザインは〈ユニクロ〉にとっても貴重な経験であり、今後のモノ作りにも良い影響があるだろう。
アウトドアで活きるディテール、普段の生活でかっこよく着るために必要なデザインを両立する〈ホワイト・マウンテニアリング〉の思想とテクニックが発揮された「ユニクロ・アンド・ホワイトマウンテニアリング」は家族で楽しめるコレクションが豊富に揃う。〈ユニクロ〉を代表するフリースとアウターをベースにメンズ、ウィメンズ、キッズの全9型が用意されたコレクションをさっそく見てみよう。
アウトドアで活きるディテール、普段の生活でかっこよく着るために必要なデザインを両立する〈ホワイト・マウンテニアリング〉の思想とテクニックが発揮された「ユニクロ・アンド・ホワイトマウンテニアリング」は家族で楽しめるコレクションが豊富に揃う。〈ユニクロ〉を代表するフリースとアウターをベースにメンズ、ウィメンズ、キッズの全9型が用意されたコレクションをさっそく見てみよう。
〈ホワイト・マウンテニアリング〉が培ってきた技術とデザイン思想が反映されたモダンかつシンプルなコレクション
ダウンと中綿を組み合わせた〈ユニクロ〉のハイブリッドダウンはメンズ、レディース両方で展開される。クセがなく落ち着いたデザインは世代を超えて支持されそうな本コレクションの目玉商品だ。メンズは〈ホワイト・マウンテニアリング〉のアイコンであるダブルジップが胸元にあしらわれ、レディースではリラックスシルエットとケープを思わせる特徴的なバックデザインをプラス。キッズウェアは大人用と共通するデザインを取り入れながら、首周りの構造を工夫して着脱しやすくしたり、赤や青をデザインカラーとして採用するなど、子供目線も考慮したデザインに。
LOOK画像を見るだけでさすが相澤さん!と思ってしまうほど完成度が高い。1,500~12,900円という価格帯もファミリー層には嬉しいところだろう。実際に店舗で手に取ってみてどう思うかが気になるが、コレクションブランドでもある〈ホワイト・マウンテニアリング〉とのコラボレーションはファッション業界的にもかなり話題性が高く、恐らく第2弾も今後問う叙するのではないだろうか。
LOOK画像を見るだけでさすが相澤さん!と思ってしまうほど完成度が高い。1,500~12,900円という価格帯もファミリー層には嬉しいところだろう。実際に店舗で手に取ってみてどう思うかが気になるが、コレクションブランドでもある〈ホワイト・マウンテニアリング〉とのコラボレーションはファッション業界的にもかなり話題性が高く、恐らく第2弾も今後問う叙するのではないだろうか。
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〈ユニクロ〉とルーブル美術館のコラボレーションも併せてチェック。
「買う価値なし」と断罪した〈ユニクロ+J〉のセルヴィッジジーンズは怒らずに読んでいただきたい。
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「買う価値なし」と断罪した〈ユニクロ+J〉のセルヴィッジジーンズは怒らずに読んでいただきたい。
ITEM CREDIT
- UNIQLO and White Mountaineering:Capsule collection