Comfortable winter with tech wear

テックウェアで快適に過ごす冬 – HAVENがLoro PianaのStorm System®を使ったコレクションを展開

お気に入りのライダースジャケットの上に羽織る一着としてもおすすめ。雨や雪に負けない全天候型アウターが一枚あると、真冬のファッションがぐっと楽しくなる。


Written : LIVE IN RUGGED
Photo : HAVEN

天然素材の上質さとテック素材の高機能性を融合
冬のアウターはこんな一着が欲しい

今の季節はまさにライダースジャケットのオンシーズン。最高気温15度、最低気温5度程度だとライダースを着るにはもってこいの気温だ。ハードコアなLIVE IN RUGGED読者にはレザー好きが多いので、このくらいの気温が一年中続けばいいのにと思う人もいるかもしれない。ただし、言うまでもなく冬が本気を見せるのはこれから。住んでいる場所によって最低気温は異なるけれど、あなたが沖縄在住じゃない限りはライダースをメインのアウターとして過ごすにはやや辛い寒さが間もなく訪れる。また、雨や雪が本格的に降る日にお気に入りのレザーウェアで出かけるのも抵抗を感じるだろう。
そんな私たちが欲しいのは、ライダースの代わり、もしくはライダースの上から着用できるオーセンティックで長く着用できてタフなアウター。それが全天候型であればなお良し。そんなワガママに応えてくれて、あまり人と被らないモノはないものか…そう思いながら探して発見したのが〈HAVEN(ヘイブン)〉のミリタリーフレイバーを感じる一着。このアウター、素材にイタリアの老舗ブランド〈Loro Piana(ロロ・ピアーナ)〉が開発したStorm System®(ストーム・システム®)を使っているのが最大の特徴となる。
〈ロロ・ピアーナ〉の登録商標であるStorm System®は、上質な天然繊維にテクニカル素材の持ち味である防水性、防風性、透湿性を加えた最先端の3層システムで成る素材。外側の層にはイタリアの最高級のカポラヴォーロウールを使用し、その下に防水および防風効果の高い親水性膜を搭載し、厳しい寒さの中においても暖かさを保ち、かつ不要な湿気を外に排出する機能性を持っているのだ。また、裏地にはマイクロファイバージャージーを採用し、柔らかく快適な肌触りに。選ばれた天然繊維の上質さとテックウェアならではの高機能性をハイブリッドさせたStorm System®は、雨が多く厳しい寒さが続く日本においても非常に使えるアウターなのは間違いない。
本記事で紹介するChamber Parkaはスウェーデン軍のフィールドコートから着想を得たミドル丈のアウター。ミリタリーをベースにした男らしい雰囲気と、モノトーンならではのモダンでクールな雰囲気が2021年らしさを強く感じる一着だ。男のファッションに欠かせないミリタリーは古着などをそのまま着るのも最高にかっこいいけれど、テックウェア系のモダンなデザインはより今っぽく着ることができる。〈HAVEN〉×〈ロロ・ピアーナ〉のコレクションはChamber Parka、Solo Pants、Field Hat、Field Capの4型が製作されているので、自分好みのアイテムを探してほしい。

アウターは長く着てこそナンボ

当たり前と言えば当たり前なのだけれど、アウターである以上は何年も着られることが最低条件であると思う。最低数万円、モノによっては10万円を超すことが珍しくない冬用のアウターが1~2シーズンで着用できなくなるのはあまりにコストパフォーマンスが悪いからだ。そのためには、まずデザイン的に古臭くならないことが絶対条件。プラス、素材や作りが良いと着ていて心地よく、長持ちしてくれる。〈ロロ・ピアーナ〉の上質な素材を贅沢に使った〈HAVEN〉のコレクションは、きっと長く愛用できるのではないだろうか。
LIVE IN RUGGEDがお届けする〈HAVEN〉の記事はこちら、〈ロロ・ピアーナ〉の記事はこちらから。
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