Happy new year to all readers

新年のご挨拶


Written / Photo : LIVE IN RUGGED

IT企業からファッションブランドへ
大きな変化が訪れた2021年

LIVE IN RUGGED読者の皆様、明けましておめでとうございます。旧年中はLIVE IN RUGGEDをご愛顧いただき誠にありがとうございました。日頃忙しくお過ごしの皆様も、今日くらいはゆっくりできているでしょうか?
振り返ってみると、2021年も新型コロナウイルスの影響が私たちの日常にも強く残っていました。夏をピークに減少を続け、過剰なほど気にする必要がなくなったかと思いきや、年末以降また徐々に感染者数が増え始めています。ちょうど約1年前頃に2度目の緊急事態宣言が発令されてから矢のように一年が過ぎてしまいましたが、この厄介なウイルスとの共存生活はまだまだ続くのでしょう。
個人的なことをほとんど書かないと決めている私の昨年を振り返ってみると、約13年ぶりに転職をし、新しい業種でのキャリアがスタートした一年でもありました。IT企業からファッションブランドへの転身は(自分としては)満を持してでした。職業的にはウェブデザイナーのまま変わらずではあるものの、その内容は業種が変わると大きく異なります。現在勤めている企業ではブランドビジネスをいかに成功/成長させるかに尽きます。ただウェブサイト上のデザインをするのではなく、コンセプトの検討・策定はもちろん、リサーチ、効果測定、ライティング、キャッチコピー制作など多岐にわたり、内容の濃さは前職と比べてもぐっと濃くなりました。すべての仕事がブランディングにつながるような世界です。こんなウェブマガジンを個人で運営しているくらいなので、大好きなファッション業界の中で懸命に働けることは本当に幸せなことです。

より良いモノが欲しい
なぜなら、本当に良いモノには確かに理由も価値もあるから

オンもオフもどっぷりファッションの世界に身を投じるようになったからか、モノの選び方にもやや変化が生まれてきたように感じています。簡単に言うと「より良いモノが欲しい」気持ちが強くなったかもしれません。洋服も時計も靴も小物も、今は本当にピンからキリまで無限に選ぶことができますよね。モノによってはキリの方を選ぶ方が賢明なことも多々ありますが、自分が本当に愛しているモノ、好きだと感じるモノはできるだけピンに近い何かを選ぶべきではないかとより思うようになりました。なぜなら、本当に良いモノには確かに理由も価値もあるからです。本当に好きだと思う上質な何かは、手に入れた瞬間も何年か経った後も自分を幸せにしてくれるからです。


〈OMEGA〉スピードマスター・プロフェッショナルと〈TUDOR〉オイスターデイトはこれからも良き相棒として常に自分のそばにいてくれる存在になりそう。

〈CHROME HEARTS〉のシルバージュエリーも20代前半の頃からすっかり自分にとっての定番アイテム。

2022年が素晴らしい年になりますように

洋服や時計、靴、小物など、私たちの身の回りにはたくさんのモノがあふれています。それらのすべてに全力を注ぐのはお金も労力もかかるので、大好きなモノ…例えば時計や靴とか…には妥協をせずに心底欲しいモノを思い切って買う。そしてそれを何年も大切にする。そうすれば、きっと買った時よりも数年後(あるいは数十年後)の方があなたに似合うようになります。もしかしたら、そのアイテム自体があなた自身を語る存在になっているかもしれません。2022年はすでに長年憧れていて購入する決心をしたモノがあるので、それは手に入れ次第紹介しようと思います。今年はそういうモノを少しでも自分のもとに迎えることができたらと思っています。
こんな時代ですし、人生は楽なことばかりではないので、何か辛いこと、悲しいことは突発的にでも発生するかもしれません。それでも絶望しないでください。疲れたらぐっすり寝て、美味しいモノを食べましょう。時には自分を甘やかしてください。そうするうちに、きっと今度は良いことが起きてささやかでも幸せを感じることができます。
皆様にとって2022年が素晴らしい年になりますように。今年もLIVE IN RUGGEDを宜しくお願いいたします。
LIVE IN RUGGED管理人より