1968 ROLEX GMT-Master Ref.1675 Fuchsia

艶っぽいパープルベゼルのロレックス GMTマスター Ref.1675 Fuchsia がサザビーズに出品中

1967~1968年のごくわずかな期間に製造された個体にだけ発生する紫がかったエイジング。コレクター垂涎の〈ROLEX〉GMTマスター Ref.1675 Fuchsiaについて。


Written : LIVE IN RUGGED
Photo : Sotheby’s

〈ROLEX〉マニアが喉から手が出るほど欲しがるパープルベゼルのGMTマスター Fuchsia(フクシア)

ROLEX(ロレックス)〉には年式によって数え切れないほどのバリエーションがあり、その中には特定の年代に作られた個体にしか発生しない独特のエイジングを備えたモデルが存在する。〈ロレックス〉GMTマスター Ref.1675 Fuchsia(フクシア)もそのひとつだ。1967~1968年のごくわずかな期間に製造された個体にだけ発生するやや紫がかった色味のベゼルは、ハードコアな〈ロレックス〉マニアが探し求めるレアモデル。日本の著名な時計店でもこれまで入荷したことがあるが、いずれも基本的には即完売するほどの人気がある時計だ。
その貴重な個体が世界でもっとも有名な美術品オークションカンパニー「Sotherby’s(サザビーズ)」に出品中。上記の「併せてチェックしたい」で紹介している〈ロレックス〉デイトナ Ref.6239「The Doctor」もマニア垂涎のウルトラレアモデルだが、本稿で紹介する〈ロレックス〉GMTマスター Ref.1675 Fuchsia(フクシア)も負けずとも劣らないレアピースと言っていいだろう。

1968 ROLEX GMT-Master Ref.1675 Fuchsia
1968 ROLEX GMT-Master Ref.1675 Fuchsia

1968 ROLEX GMT-Master Ref.1675 Fuchsia
1968 ROLEX GMT-Master Ref.1675 Fuchsia

1968 ROLEX GMT-Master Ref.1675 Fuchsia
1968 ROLEX GMT-Master Ref.1675 Fuchsia

同じ個体はこの世に二つとないユニークなエイジングを楽しめる

〈ロレックス〉GMTマスター Ref.1675 Fuchsia(フクシア)の魅力は、パッと見て違いを感じる分かりやすさとユニークなカラーリング。パープルカラーに変化したベゼルの色味は過去・現在どの年代であってもデフォルト状態ではあり得ないカラーリングであり、〈ロレックス〉ファンであれば一目見て「あの激レアモデルか!」と反応するはず。そもそもこの紫がかった色味に変化するのは、アルミニウム製ベゼルが着用時の摩擦や経年褪色の度合いによって変化したもの。そのためパープルカラー以外のカラーリングにエイジングする個体も存在しており、それらも貴重なヴィンテージピースとして例外なく高値で取引されている。
「サザビーズ」に出品されたこの個体は1968年製で、自動巻きのcal.1570を搭載。インデックスの焼け具合がヴィンテージウォッチ特有の凄みを醸し出しているものの、本体は全体的に非常にきれいな状態を保っている。ボックスとペーパーが付属する点も素晴らしい。
市場に流通することが少なく、お目にかかる機会すら滅多にないFuchsia(フクシア)の超美品をお探しの方は、「サザビーズ」のオークションに参加してみてはいかがだろうか。詳細はこちらから。
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