肉厚なのにしなやか クセになるざらつきを持つ ONI DENIM 20oz 鬼秘ブラックジーンズ
ヘヴィーオンスデニムの常識を覆したシークレットデニムのブラックタイプは、イメージとは真逆にあらゆるテイストにマッチする汎用性を持つ。
超ヘヴィーなのに快適に穿けるという嬉しい矛盾
一時期のブームは落ち着いたとはいえ、ヘヴィーオンスデニムの需要は国内外問わず変わらず高い。特に日本製の高品質なデニムを使った特別感のあるデニムはアメリカやイギリスでも年々ファンが増えており、ジャパンデニムはここ10年でメイドインジャパンのハイクオリティーをもっとも世界に訴求した素材のひとつと言っていいだろう。
LIVE IN RUGGED読者の方々はご存じかと思われるが、日本には数十年前からジャパンデニムを使ったデニムブランドが群雄割拠のごとくいくつも存在している。それらの中で異色を放つコアなブランドが〈ONI DENIM（鬼デニム）〉。本稿では〈鬼デニム〉が作るヘヴィーオンスのブラックジーンズをフィーチャーし、その魅力をお届けする。
LIVE IN RUGGED読者の方々はご存じかと思われるが、日本には数十年前からジャパンデニムを使ったデニムブランドが群雄割拠のごとくいくつも存在している。それらの中で異色を放つコアなブランドが〈ONI DENIM（鬼デニム）〉。本稿では〈鬼デニム〉が作るヘヴィーオンスのブラックジーンズをフィーチャーし、その魅力をお届けする。
Keith Richards（キース・リチャーズ）しかり、Brad Pitt（ブラッド・ピット）しかり、ブラックジーンズは魂の奥底にロックな精神を持つ男から愛用されてきた。ブルージーンズよりも硬派で明らかに悪のオーラを放つブラックジーンズはRevel（反抗）を表現するための相棒のような存在だ。もちろんブルージーンズも古くから反抗の精神を表すアイテムだったけれど、やはり黒という色が持つ力は非常に大きい。
〈鬼デニム〉の20oz 鬼秘ブラックデニム ONI-246ZR レギュラーストレートは、内なる反骨精神を呼び起こさせる逸品。漆黒でありながら墨黒の渋い色調を持つブラックデニムはオリジナル開発の鬼秘デニムを使用し、名前の通り20ozもの重さを持つ。一般的な〈Levi’s®（リーバイス®）〉のデニムは12～13oz程度なので、その重さと分厚さたるや比較にならないことがお分かりいただけるだろう。
とはいえ、鬼秘デニムはやみくもにヘヴィーオンスに仕立てたわけではなく、分厚いのにしなやかである点が特徴となる。この矛盾を達成できた秘訣は旧式力織機を100％使いこなす技術力と、超ローテーションでゆるく織るという手法だ。分厚く重い生地でありながらしなやかで肌なじみの良い快適な履き心地を実現するという奇跡のようなファインプレーができたのは、長年デニムだけを作り続けてきた熟練職人が手掛ける〈鬼デニム〉だからこそ。
とはいえ、鬼秘デニムはやみくもにヘヴィーオンスに仕立てたわけではなく、分厚いのにしなやかである点が特徴となる。この矛盾を達成できた秘訣は旧式力織機を100％使いこなす技術力と、超ローテーションでゆるく織るという手法だ。分厚く重い生地でありながらしなやかで肌なじみの良い快適な履き心地を実現するという奇跡のようなファインプレーができたのは、長年デニムだけを作り続けてきた熟練職人が手掛ける〈鬼デニム〉だからこそ。
秀逸なシルエットにも注目
〈鬼デニム〉の鬼秘デニムは生地自体のヘヴィーさもさることながら、強烈なざらつきも魅力的な特徴。一般的に流通しているジーンズは表面を滑らかな質感にするために毛焼きという処理を施したものがほとんどだが、〈鬼デニム〉はデニム本来の生々しい質感を何よりも重視しているからだ。理想のざらつきを持たせるために、太さの異なる糸を数種類ミックスするという手間を掛けている。ちなみに糸自体は経糸、緯糸ともに硫化染めブラックの糸が採用された。
ニートストレートと呼ばれるシルエットの秀逸さにも触れておきたい。股上の深さは標準的で、太腿周りも平均的なストレートシルエットながら、膝から裾に向かってシャープに切れ込むようなスッキリとしたシェイプは、ただ穿くだけで下半身をスタイリッシュにしてくれる。太すぎず細すぎずといういいところ取りを狙うと中途半端なシルエットに落ち着いてしまうことが多いけれど、〈鬼デニム〉のシルエットの作りこみもデニム開発と同様高く評価されている。また、ブラックデニムながらセルヴィッジデニムで、隠しリベットなどのヴィンテージ仕様である点もデニム好きとしては嬉しい。
〈鬼デニム〉の20oz 鬼秘ブラックデニム ONI-246ZR レギュラーストレートは27,500円で、「HINOYA 公式サイト」にて販売中。
〈鬼デニム〉の20oz 鬼秘ブラックデニム ONI-246ZR レギュラーストレートは27,500円で、「HINOYA 公式サイト」にて販売中。
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