Supreme × EVERLAST Punching Bag

想像してごらん、自分の部屋に Supreme のサンドバッグがある光景を

天井に穴を開けて部屋の中をボクシングジムのようにするか、立てかけておくかはあなた次第。


Written : LIVE IN RUGGED
Photo : JUSTIN REED

部屋の中で異質のオーラを放つ〈Supreme〉のサンドバッグ

私たちの生活はストレスに支配されている。理不尽な上司、社員を使い捨ての駒としか考えない会社、噂好きで足元をすくうことに命を懸けている同僚、自分勝手な友人、エトセトラ、エトセトラ…。対人関係においてここまでハードコアなストレスを抱えている人は少数派かもしれないが、もっと広い世界に目を向けてもこの世の中はストレスでいっぱいだ。良心を持つ人間であれば誰も望んでいない戦争はもちろん、突発的に発生する地震などの災害、地球規模の気温上昇に伴う様々な弊害、解決の糸口すら見えない少子化、エトセトラ、エトセトラ…。真面目に考えるほどこの世界は狂おしいほど不安要素でいっぱいで、日々を懸命に生きている私たちはまるで抵抗すらできない操り人形のようだ。
強烈なストレスにさらされる私たちにできることは、少しでも心の中によどむ真っ黒なネガティブオーラを外に吐き出すこと。ヨガやランニングも健康的で素晴らしいが、本格的なサンドバッグを思い切り殴りつけるのはいかがだろうか?
Supreme(シュプリーム)〉が2016年春夏コレクションで発表した〈EVERLAST(エバーラスト)〉製のサンドバッグは、もしあなたの腕力がMike Tyson(マイク・タイソン)級の破壊力でも(きっと)ビクともしないだろう。〈シュプリーム〉は毎シーズンおなじみのレッドカラーに彩られたスペシャルなグッズ類もリリースしているが、冷静に考えてこのサンドバッグほどインパクトのあるアイテムは決して多くないはず。超本格的(というか完全にプロユース)なサンドバッグはそれ自体が存在感たっぷりで、あらゆる部屋に異質なオーラを醸し出す。

Supreme × EVERLAST Punching Bag
Supreme × EVERLAST Punching Bag

Supreme × EVERLAST Punching Bag

吊るしたければ天井を補強すべし

1910年にアメリカ・ブロンクスにて Jacob Golomb(ヤコブ・ゴロンブ)氏が創業した〈エバーラスト〉は、100年以上という長い歴史の中でボクシングとフィットネスギアにおけるトップブランドとして君臨してきた。特にボクシング業界においてはマーケットシェアの80%以上を誇り、近年ではファッションブランドやデザイナーとのコラボレーション等の影響もあり、ライフスタイルブランドとしても認知されている。「強くなりたい孤独な男が、頑張り、輝き続けるためのウェア」というコンセプトを掲げる〈エバーラスト〉は、今では世界78ヵ国で展開されるグローバルブランドへと成長。ボクシングに一切興味のない方でも、アイコニックな同ブランドのロゴは一度は目にしたことがあるだろう。
ストリートブランドの頂点を極めている〈シュプリーム〉とのコラボレーションは、打算や緻密な計算のないピュアなアイテムであることも魅力的。〈シュプリーム〉のロゴと〈エバーラスト〉の真っ赤なサンドバッグの相性が悪いわけがないし、「実際これを買う人がいるの?」と思ってしまうほどの強烈なインパクトも素晴らしい。
ちなみにもしこのサンドバッグを吊るそうとすると、一般的な家庭では天井が壊れてしまう可能性が高い。より本格的に楽しみたい方はまず天井を補強されることをおすすめする。まぁ、その辺に立てかけておくだけでかっこいいんだけどね。
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