Levi’s® がカイハラ製セルヴィッジデニムを使った Made in Japan Collection をローンチ
生地はもちろん、縫製、加工に至るまですべての工程を日本国内で完結させたファン待望のコレクションが発売中
100%メイドインジャパンの〈リーバイス®〉
〈Levi’s®（リーバイス®）〉が生地、縫製、加工に至るすべての工程を日本で完結させた「MADE IN JAPAN™ COLLECTION（メイドインジャパン コレクション）」を発表。8月4日（金）にローンチされた。
言わずと知れたデニム業界の王様的存在である〈リーバイス®〉が、2023年は特に熱い。501® の生誕150周年を記念した限定モデルが〈LEVI’S® VINTAGE CLOTHING（リーバイス® ヴィンテージ クロージング）〉から複数登場したアニバーサリーイヤーであることがその最たる理由であることは、LIVE IN RUGGED読者であればご存じであろう。世界中に存在するあらゆるジーンズのベンチマークである不朽の名作、501® が150年前に誕生し、今なお世代を問わずに愛されていること自体が奇跡のようなことだが、〈リーバイス®〉がヘリテージだけを重視しているわけではないことも事実。今回発表された「MADE IN JAPAN™ COLLECTION（メイドインジャパン コレクション）」は、先に述べたように生地、縫製、加工に至るすべての工程を日本で完結させたプレミアムなラインとなる。世界最高峰の品質を持つ日本製のデニムを使い、製作工程におけるすべてを国内の工場で完結させたコレクションは、〈リーバイス®〉自らが「最高品質を追求した」と断言するほどのクオリティを持つ。まずは以下フォトギャラリーから、つい先日ローンチされたばかりの最新アイテムをチェックしよう。
日本独自のヒストリーをリスペクトしながら、国内屈指の企業の協力を得ながら生産
すべてのアイテムに広島県にあるカイハラデニム工場のプレミアムセルヴィッジデニムを使用し、501®、505™、511™ といった同ブランドを代表するアイコニックな品番がラインナップ。ウォッシュをかけない濃紺タイプを筆頭に、自然なウォッシュとエイジング加工を施したタイプも発売され、ジーンズだけでも様々なルックスの中から選択可能。ちなみにインディゴタブの裏にはカタカナ表記の「リーバイス®」がさり気なく隠され、日本製であることを主張する日の丸のラベルや「MADE IN JAPAN」の刻印がパッチに入るなど、各ディテールの見所も満載。細かい作りこみからもプレミアム感を楽しむことができる。
〈リーバイス®〉は「メイドインジャパン コレクション」を開発するにあたり、日本製デニムが誕生した過去のヒストリーにも着目したという。第二次世界大戦中にアメリカから日本に古いシャトル織機が送られたことに始まったジャパンデニムは、その後1950年代にロックンロールをはじめとするアメリカンカルチャーが日本国民にも浸透。一方、日本のファッション業界では職人たちが独自の技術を研鑽し、積み重ねた高い技術を欧米から持ち込まれたセンスに融合させる流れをとってきた。この日本ならではの歴史と職人技にフォーカスし、リスペクトの気持ちを込めて生み出されたのが「メイドインジャパン コレクション」であり、デニムを単なる商品ではなくアートの領域にまで高めようという意思が込められているのだ。
なお、〈リーバイス®〉は日本製デニムの製造方法に関して詳しい情報を集めるためにデニム愛好家たちに協力を仰いだ。ライターのW. David Marx氏は日本におけるデニムの起源と、なぜ日本の企業が世界を夢中にさせるデニムを作れるようになったのかを調査。世界的な知名度を誇るカイハラデニムの深い歴史を紐解き、より高品質なデニム作りの一端を担う。
ちなみに本コレクションは神奈川県平塚市に拠点を置く「SAAB（サーブ）」社が縫製から加工の工程を担当。熟練した職人たちの手作業はもちろん、最新のレーザー技術も駆使することでリアルなエイジング加工を実現した。繊細な色落ちや自然なほつれは「SAAB（サーブ）」社が持つ高い技術力によって完成する。
ちなみに本コレクションは神奈川県平塚市に拠点を置く「SAAB（サーブ）」社が縫製から加工の工程を担当。熟練した職人たちの手作業はもちろん、最新のレーザー技術も駆使することでリアルなエイジング加工を実現した。繊細な色落ちや自然なほつれは「SAAB（サーブ）」社が持つ高い技術力によって完成する。
〈リーバイス®〉による「メイドインジャパン コレクション」は「公式サイト」や各直営店、一部のセレクトショップにて販売中。ジーンズはもちろん、デザイン性にこだわったトラッカージャケットもデニム好きであれば必見だ。
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