エルメスから、シルバーとピンクゴールドの2連仕様となるシェーヌ・ダンクルが登場
シルバーはGM、ピンクゴールドはMMと異なるサイズのチェーンが連なる超ゴージャス仕様のシェーヌ・ダンクルが誕生
〈HERMÈS〉を象徴するアイコンブレスレットの新作は、贅を極めたラグジュアリー仕様
フランスを代表するラグジュアリーメゾン〈HERMÈS(エルメス)〉がChaine d’Ancre(シェーヌ・ダンクル)の新作ジュエリーを発表。シルバー製のチェーンとピンクゴールド製のチェーンが連なるダブル仕様が「GQ 公式サイト」でお披露目され、ファンの間で話題沸騰だ。
〈エルメス〉のシェーヌ・ダンクルは、1937年に4代目社長のロベール・デュマが発案。ノルマンディーの海岸に係留していた船の錨(シェーヌ・ダンクル)からヒントを得てデザインを描き、1938年に「シェーヌ・ダンクル」と名づけたメゾン初のシルバージュエリーとして発表したのがはじまりとなる。それ以来、シェーヌ・ダンクルはブレスレットやネックレス、リングなど様々な形態のジュエリーにアレンジされ、〈エルメス〉を象徴するアイコンとして世界中のファンを魅了している。
2024年春の新作として発表された本アイテムは、通常は1本のチェーンを2連仕様にした意欲作。スターリングシルバー製のチェーンとピンクゴールド製のチェーンを組み合わせ、異なる色のハーモニーを実現した。
今後シルバー×シルバーの2連タイプなどは登場するか?
スターリングシルバー製のチェーンはGMサイズ(上から2番目の大きさ)、ピンクゴールド製のチェーンはMMサイズ(上から3番目の大きさ)という芸の細かさにも注目したい。私たちがなじみ深いシルバーのチェーンは一回り大きくし、色味として目立ちやすいピンクゴールドのチェーンはやや控えめなサイズ感にすることで、絶妙な調和が取れていることが分かる。単純にピンクゴールドをGMサイズにするとコストが跳ね上がる理由も否めないけれど、多くのジュエリー好きはこのバランスがベストだと感じるのではないだろうか。
熱狂的な〈エルメス〉ファンであればシェーヌ・ダンクルに様々なバリエーションが存在していることをご存じかと思うが、今回発表された太めのチェーンを素材を変えて連ねたタイプは予測不可能だったのでは。買ってそのまま着用するだけで重ね着け風になるゴージャスなシェーヌ・ダンクルは、まさにファン垂涎のアイテムと言えるだろう。
ユニセックスで着用できる〈エルメス〉シェーヌ・ダンクルの新作は4,334,000円。ピンクゴールドが贅沢に使われているため、凄まじいプライスになっているが、今後例えばシルバー製のみの2連タイプが登場するのかなども気になるところ。シルバー×ピンクゴールドの頂点モデルが気になる方は、〈エルメス〉の直営店で問い合わせてみてはいかがだろうか。
ITEM CREDIT
- HERMÈS:Chaine d’Ancre Double