ISSEY MIYAKE 出身のデザイナーが手掛けるウィメンズブランド QUIITO が24年秋冬シーズンにデビュー
注目のデビューコレクションでは、デニムをベースにしたプルオーバーやパンツ、ミリタリージャケットをワンピースに再解釈したモデルなど計19型が登場
ナチュラルで素朴な質感を活かした新ブランドが誕生
〈ISSEY MIYAKE(イッセイ ミヤケ)〉出身のデザイナー、香村茉友が手掛けるウィメンズブランド〈QUIITO(キイト)が〉2024年秋冬シーズンにデビューする。
香村茉友は2011年に多摩美術大学を卒業後、2014年まで〈イッセイ ミヤケ〉で企画を担当。フリーのデザイナーを経て2023年に〈キイト〉を設立した。この日本らしいブランド名は、染まる前の生成りの糸「生糸」に由来しており、自然の色や質感、原料、資源を大切にしたいといった想いを込めて名付けたという。
注目のデビューコレクションでは、古着をベースにしたリメイクアイテムが登場。デニムのジャガード生地をパッチワークで構築したプルオーバーや、2つのデニムをドッキングしたユニークなパンツ、ミリタリージャケットをワンピースにアレンジしたモデルなど、計19型がラインナップする。来シーズンからはリメイク以外の通常アイテムも展開する予定とのことだが、デビューコレクションのハンドメイド感あふれる作風に一目惚れする方も多いだろう。
注目のデビューコレクションでは、古着をベースにしたリメイクアイテムが登場。デニムのジャガード生地をパッチワークで構築したプルオーバーや、2つのデニムをドッキングしたユニークなパンツ、ミリタリージャケットをワンピースにアレンジしたモデルなど、計19型がラインナップする。来シーズンからはリメイク以外の通常アイテムも展開する予定とのことだが、デビューコレクションのハンドメイド感あふれる作風に一目惚れする方も多いだろう。
脱構築的なアプローチとハイファッションにも通じる美しいシルエット、手に取りやすい価格も魅力
色合いの異なるデニムや風合い豊かなミリタリーウェアを大胆にパッチワークさせる脱構築的なアプローチと、ハイファッションにも通じる美しいシルエットが〈QUIITO〉の武器。デビューシーズンから「RHC Ron Herman(RHC ロンハーマン)」や「H BEAUTY&YOUTH(エイチ ビューティー&ユース)」、「CITYSHOP(シティショップ)」、そして韓国のセレクトショップ「ECRU」で取扱いが決定しており、業界からの期待も高い。
気になる価格帯はジャケットで4~7万円、スペシャルピースのワンピースなどで10万円前後。作りの良さとデザイン性の高さを考えるとお手頃価格のアイテムも多くあり、今後の活躍が大いに期待できそうだ。
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