LIVE IN RUGGED 2022 Last Article

LIVE IN RUGGED の 2022年を振り返る

2022年が間もなく終わりを告げる12月末、LIVE IN RUGGED筆者が今年の記事の中から特に印象に残っている出来事を振り返る。


Written : LIVE IN RUGGED

コラボモデルならではの特別感あふれるデザイン&カラーで魅了
〈Nike〉× Travis Scott Air Jordan 1 Low Reverse Mocha

端的に言って、2022年も〈Nike(ナイキ)〉の年だった。筆者にとってもそうだし、LIVE IN RUGGEDを普段からご覧いただいている多くのスニーカーヘッズの方々にとってもそうだったのではないだろうか。毎月ローンチされる魅力的なモデル、その中にある「神頼みをしてでも手に入れたくなる」最高にクールなレアモデル…。空前のスニーカーブームも落ち着いてきたなどと言われることもあるけれど、私たちは今年も〈ナイキ〉にどっぷりとハマっていたと認めざるを得ない。
2022年6月にローンチされたTravis Scott(トラヴィス・スコット)とのコラボレーションモデルである Air Jordan 1 Low Reverse Mocha(エアジョーダン1 ロウ リバース・モカ)は、2022年を象徴する一足。世界を代表する超人気ラッパーとのコラボレーションモデルはこのモデル以外にも発売されているが、ややクリームがかったホワイトとブラウンを基調としたカラーウェイを持つこちらの一足は非常に多くの人々を魅了した。もちろんトラヴィス・スコットとのコラボレーションであることを表す反転したスウッシュのアイコニックなルックスも見逃せない。

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往年の初代カラーを復刻
〈Nike〉Air Jordan 1 High OG Lost & Found

〈Nike〉Air Jordan 1 High OG 「Lost & Found」も2022年を代表する一足。赤×白×黒の伝説的なカラーに身を包み、超リアルなエイジング加工が施された「Lost & Found」はAir Jordan 1(エアジョーダン1)の中でも頂点に君臨する1985年の「Chicago」の復刻モデルであり、「店の倉庫で行方不明になった1985年の〈ナイキ〉エアジョーダン1「Chicago」が数十年後に見つかった」というコンセプトのもと、巧みなヴィンテージ風加工をプラスすることで過去に類を見ない特別な一足に仕上げた。
こちらも〈ナイキ〉ファンの間で争奪戦の様相を見せ、インスタグラム上では幸運にもゲットできた人とできなかった人の悲喜こもごものストーリーズが飛び交うほど。通常のレアモデルと比較して生産数が多かったという噂もあり(一説によるとエアジョーダン1 HIGHシリーズ最多となる50万足以上)、比較的多くの方が手に入れることができた可能性があるが、それでもレアなモデルであることには変わらない。トラヴィス・スコットとのコラボレーションモデルと併せて、〈ナイキ〉だからこそ実現できるHYPEなデザインと、熱心なスニーカーヘッズの物欲を刺激する特別感、手に入れられなければ異常なほどのプレミア価格に化けてしまうという独特の枯渇感など、今の時代に求められるすべてを兼ね備えた歴史的なスニーカーとして後世に語り継がれるだろう。

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ブランド終了からの復活劇
〈WAREHOUSE〉の手で来年復活する〈DENIME〉は多くのデニム好きが期待を寄せる

年間を通してもっともアクセス数が多かったのは〈DENIME(ドゥニーム)〉が事業を終了したことを知らせる記事と、〈WAREHOUSE(ウエアハウス)〉の手によって2023年に復活することを報じる記事だった。
ジャパンデニムという言葉が生まれる前から日本製のデニムを使ったオーセンティックなジーンズやジャケットなどを製作していた老舗ブランドである〈ドゥニーム〉がブランドとしての活動を終了するというニュースは衝撃度が高く、多くのデニム好きを失望させた。その後発表された〈ウエアハウス〉が〈ドゥニーム〉を復活させるというニュースも驚きが強く、ファンを大いに期待させるものだった。どういった経緯で〈ウエアハウス〉が〈ドゥニーム〉を手掛けることになったのかなどの詳細はまだ明らかにされていないものの、来年の春には古き良き時代の〈ドゥニーム〉が再び日の目を見るかと思うと楽しみでならない。
余談だが、事業終了を知らせる記事はLIVE IN RUGGEDが世界で初めて報じたことも記載しておく。
【記事はこちら】
DENIME がブランド事業終了か?

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現役でい続けることのかっこ良さを教えてくれたトム・クルーズと、精悍な〈PORSCHE DESIGN〉のクロノグラフ

2022年の映画界は「TOP GUN MAVERICK(トップガン・マーヴェリック)」が完全に席巻したことが記憶に新しい。1986年の第一作から実に36年ぶりの続編となった「トップガン・マーヴェリック」は、7月13日時点で北米累計興行収入が約6億192万ドルを突破。あの「タイタニック」の初公開時の記録(約6億79万ドル)を抑え歴代1位となり、全世界興行収入においてはTom Cruise(トム・クルーズ)のキャリア史上最高額となる10億ドル超えを達成するなど、世界規模で歴史的な大ヒットを記録した。
CGを極力使わないド迫力の飛行シーンやドラマのある人間模様など、本作は全編を通じて見どころが満載だが、撮影時でも60歳を間近に迎えていたトム・クルーズの圧倒的な現役感も大ヒットの要因ではないだろうか。演じたピート・“マーヴェリック”・ミッチェル海軍大佐は昇進を目指すわけでもなく、ひとりの戦闘機パイロットとしての生き方を貫くどちらかというと不器用な人間。望まない左遷や冷遇にもめげずに腕一本で人類最速であることを証明し、チームメイトを守る姿はこれ以上ないほど潔くかっこいい。いくつになっても現役でいたいという思いは年齢を重ねるほどに誰もが思うことだが、“マーヴェリック”は現役であることのかっこ良さを私たちに改めて教えてくれたと言える。
映画の大ヒットとともに注目度が上がったのが複数の俳優が劇中で身に着けていた〈PORSCHE DESIGN(ポルシェ・デザイン)〉製のパイロットウォッチだ。トム・クルーズが着用していたのは全体が真っ黒に塗装された〈ポルシェ・デザイン〉のORFINA(オルフィナ)7176S。1986年公開の第一作でも身に着けていたこの時計はブラックPVDコーティングを施したステンレススティール製ケースを持つ3つ目のクロノグラフで、Lemania(レマニア)製のCal.5510を搭載している。過酷な空の環境でミッションを果たすパイロットにふさわしいブラック&ホワイトで統一された精悍なデザインは、世界中の時計好きを夢中にさせた。

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2023年も間違いなく台風の目であり続ける〈ROLEX〉

もちろん時計を語るにあたって〈ROLEX(ロレックス)〉の存在を無視するわけにはいかない。2022年も〈ロレックス〉は時計業界のトップに君臨する絶対王者であり、年齢・国籍・性別を問わずありとあらゆる人々を魅了してきた大スターであり続けた。
2022年4月には緑×黒ベゼルを持つGMT-Master II(GMTマスター2)をはじめ、細部をアップデートした永久定番モデルであるAir King(エアキング)、イエローゴールド版が追加されたYacht-Master(ヨットマスター)、深海における優位性をさらに強化したDEEPSEA(ディープシー)およびSEA-DWELLER(シードゥエラー)など、魅力的な新作をローンチ。
さらに11月には過去最強のスペックを持つ究極のダイバーズウォッチ、DEEPSEA CHALLENGE(ディープシー・チャレンジ)を発表し、12月には認定中古時計プログラムを突如発表するなど、大きな話題に事欠かなかった。
スポーツウォッチの世界をリードする〈ロレックス〉ならではの力強いデザインと確かな作りは2022年も頭ひとつ抜けていたと言っていいだろう。市場は常に枯渇状態で、現行モデルであっても直営店には基本的に在庫がないほど。「ロレックス・マラソン」という常軌を逸した行為が誕生してから何年も経つが、毎日通ってでも欲しくなるほど魅力の高い時計を作り続ける〈ロレックス〉というブランドは本当に凄い。2023年も間違いなく時計業界における台風の目であり続けるはずだ。

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生涯愛せると誓えるほど溺愛中の〈HERMÈS〉シェーヌダンクル

LIVE IN RUGGEDは筆者の私物はあまり公開しないスタイルにシフトしたのだけれど、それでも多くの方から好評をいただいたのが〈HERMÈS(エルメス)〉のシェーヌダンクル。筆者にとって初めての〈エルメス〉となったシェーヌダンクルは90年代末~00年代初頭のモデルで、この時代特有の刻印を楽しむことができる逸品だ。
2022年1月に購入して以来、約1年間毎日のように愛用してきた感想を簡潔に述べると、最高の一言。もっと早く買えばよかった!と思うと同時に、本当に買って良かったと心底思えるアイテムでもある。たかだか18万円前後(中古価格)でこんなに良いモノを買えるなんて、こんな素晴らしいことがあってもいいのだろうか?とすら思う。とにかく満足度が高い。
この美しいブレスレットの素晴らしい点は、今もこれからもずっと長く着用できること。安易なトレンドが及ばない絶対的な立ち位置にあり、デザインに至ってはこれ以上ないほど完成されている。〈エルメス〉自体のブランド価値が年々上がっている点も特筆すべきことだろう。とはいえ、万が一現在よりも〈エルメス〉の人気が落ちることがあったとしても、このブレスレットは永久に着用しているのではないかと思う。ルックス、サイズ感、着用感、ステータスなどすべてが5つ星なのだ。構造的にハードに身に着けても壊れようがないシンプルかつタフな設計である点も隠れ魅力ポイントだったりする。

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世界トップのヴィンテージ・エルメスコレクター
〈HERMÈS〉を世界一愛する @kaisa_fr さんへの独占インタビュー

〈エルメス〉と言えば、2022年3月に公開した @kaisa_fr さんへのインタビュー記事も大変な反響をいただいた。〈エルメス〉のヴィンテージジュエリーを世界トップクラスでコレクトする方としてその筋では有名な @kaisa_fr さんのコレクションを紹介するとともに、〈エルメス〉への深い愛情や博識さを披露いただいた独占インタビューは、これからもLIVE IN RUGGED屈指の価値のある記事であり続けるだろう。
アイテム自体の蒐集自体も超ド級なのだけれど、通常では決して知ることのできない〈エルメス〉の歴史やバックボーン、製作する工房のお話など、 @kaisa_fr さんしか語ることのできない貴重なお話もお届けできた。こういった凄い方との出会いが生まれるのもメディアサイトを運営している喜びのひとつだ。まだ読んだことのない方はもちろん、以前読んだことのある方も以下の記事を改めてチェックしてみよう。

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プライベートの買い物はマイペースで

他にもピックアップしたい記事はいくつもあるが、半ば強引に2022年をまとめるとすれば上記のアーティクルがふさわしいように思う。個人的にはついに40代に突入し、仕事への価値観やモノとの付き合い方、買い方などにやや変化が訪れた年でもあった。元々衝動買いをするタイプではないものの、買い物の回数としては2022年は例年に増して少なかったかもしれない。恐らく本当に欲しいモノ、手に入れてから長く付き合っていきたいか(長く付き合えるか)をさらに吟味するようになったからだろう。とはいえ、根本的にファッションが大好きで物欲もそれなりにある人間なので、2023年も「これは!」と思ったものは大胆に手に入れていきたい。
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