Nike x Wu-Tang Clan 伝説的なダンクハイを25年ぶりに復刻
Wu-Tang Clanを象徴する“KILLER BEEZ”カラーのDUNK HIGHがついに登場
伝説的なコラボシューズが約25年ぶりに復刻
以前からリーク情報が出ていた〈Nike(ナイキ)〉とWu Tang Clang(ウータン・クラン)によるコラボレーションモデルの発売が正式に決定した。11月9日(土)にSNKRSと一部の〈Nike〉取扱店でローンチされる。
〈Nike〉× Wu Tang Clang DUNK HIGHのオリジナルは、ウータン・クランのコンピレーションアルバム『Wu-Tang Killa Bees: The Swarm(ウータン キラービーズ ザ スワァーム)』のリリースを記念し、1999年に数量限定で発売。ウータン・クランを象徴するブラック×イエローのカラーリング、シュータンラベルとヒール外側に施されたウータン・クランのWロゴの組み合わせというアイコニックなデザインにより、今でも伝説的な一足として高い人気を誇っている。
今回は約25年ぶりにオリジナルデザインを踏襲する形で“KILLER BEEZ”DUNK HIGHが復刻。〈Nike〉ファンであれば誰しもウータン・クランコラボと分かるルックスに仕上げられている。
「このスニーカーはトロフィーだよ」
本来は大量生産品であるスニーカーが伝説的なアイテムになるには、圧倒的な付加価値があることが欠かせない。その点ウータン・クランとのコラボレーションモデルはまさに完全無欠と言っていいだろう。アメリカ・ニューヨーク州スタテン島のストリートで生まれたウータン・クランは、1990年代初頭にヒップホップグループとしてだけでなく、カルチャーを強く感じる存在として登場した。遠慮しらずの荒々しい歌詞と革新的な制作の組み合わせは、ヒップホップというジャンルを超越した強力なパワーを持っていた。他の伝説的なグループと同様、作り出した音楽はファッションや映画、そしてアートにまで強い影響を与えている。また、当時はまだアスリートのものだったスニーカーをヒップホップのフィールドに持ち込んだ一足としても、オリジナルモデルはエピックな存在だった。
ウータン・クランのリーダーであるRZAは、約25年ぶりに復刻されるDUNK HIGHに関してこう語る。
「これらのダンクは最初にリリースして以来、文化的影響を与えてきたため、俺とウータン・クランの遺産にとって重要だ。長年、スニーカーの世界はアスリートと一部のエンターテイナーの独占状態だったけど、〈Nike〉がこのように俺たちを認めてくれたことは、ヒップホップと文化への貢献の証だと思う。このシューズは、人々が手に入れようとしていたシルエットとしてすでに伝説を築き上げており、今では何千人もの人々が一足所有するチャンスができる。このスニーカーはトロフィーだよ」
〈Nike〉× Wu Tang Clang DUNK HIGHは先に述べたように11月9日(土)にSNKRSと〈Nike〉の一部取扱店で発売開始。ジャンルや世代を超えて熱狂を集める一足の復刻モデルをお見逃しなく。
ITEM CREDIT
- Nike x Wu Tang Clang:DUNK HIGH