川久保玲がデザインした伝説の COMME des GARÇONS Furniture のチェアが復刻
フランス・パリの旗艦店「COMME des GARÇONS Paris」にて、川久保玲自らがかつてデザインした〈Comme des Garçons Furniture〉の復刻版チェアが限定的に販売中
現在では入手困難の〈Comme des Garçons Furniture〉
日本を代表するファッションブランドの〈Comme des Garçons(コム デ ギャルソン)〉が過去に家具を製作していたことは、熱心なファン以外にはあまり知られていない。同ブランドは〈Comme des Garçons Furniture(コム デ ギャルソン ファニチャー)〉という家具のラインから、1983年から1990年代初頭までオリジナルの家具を展開。それらは同ブランドの創業者兼デザイナー、経営者である川久保玲自らがデザインを担当し、限られた期間のみ限定数が生産されていたため、現在では非常に入手が難しいアーカイブとなっている。
その伝説的な〈コム デ ギャルソン ファニチャー〉が昨年約30年ぶりに復活したことは以前LIVE IN RUGGEDでも報じたが(詳しくは上記の「併せてチェックしたい」から)、現在フランス・パリに構える旗艦店「COMME des GARÇONS Paris(コム デ ギャルソン パリ)」にて復刻版のチェアが限定的に販売されている。
部屋の一角に置くだけでモダンでアーティスティックな雰囲気
今回復刻されたチェアは、〈コム デ ギャルソン ファニチャー〉らしい究極にミニマルなデザインと造形が特徴。幾何学的なラインを描くフレームとどこか工業的で無機質なワイヤーの座面を持ち、レッド、ブラック、シルバーの3カラーで展開されている。なお、座面が木製のタイプも併せて発売されているようだ。色によって大きく印象が変わるものの、家や持ち主に必要以上に媚びることのない「冷たさ」のような印象を感じる造形がいかにも同ブランドらしい。部屋の一角に置くだけでモダンでアーティスティックな雰囲気を演出してくれそうだ。
〈コム デ ギャルソン ファニチャー〉の復刻版チェアは、先に述べた通り「COMME des GARÇONS Paris」にて限定的に発売中。残念ながら日本の直営店での展開は現時点ではないようだが、間違いなく需要はあるはず。川久保玲さんが日本でも展開することを決定されることを願いたい。
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ITEM CREDIT
- Comme des Garçons Furniture:Re-edition of chairs created by Rei Kawakubo exclusively for Comme des Garçons Paris