
デイリーで着られるグッドプライスの LEVI’S® 506XX ヴィンテージを発見
大戦後の希少な〈LEVI’S®〉のデニムジャケット S506XXも、程よいダメージがある一着であれば現実的な価格で買えて、デイリーウェアとしても着られる
すべてのヴィンテージ〈LEVI’S®〉がまったく手が届かない価格になったわけではない
ヴィンテージの〈LEVI’S®(リーバイス®)〉が高騰の一途を辿っていることは熱心なデニム好きならずともご存じの通り。LIVE IN RUGGEDでも貴重な501XXなどを紹介してきたが、それらの中には1,000万円以上で売買されているものもあり、富裕層でもない限りは手が届かないものになってしまった。先日紹介した濃紺が色濃く残る大戦モデル(S501XX)などは、まさにそんな逸品だ(詳しくは以下の「併せてチェックしたい」を参照)。
当時作られ、残存している個体が限られているので、爆発的な人気になれば高級車並みの相場に化けることは必然と言っていいだろう。それでもあえてこう言わせてもらえば「たかがデニムのウェア」が数百万円以上で売買されている状態には、ちょっと異常なものを感じるのは筆者だけではないはず。天井知らずのプレミア化は「あの時買っておけば良かった…」というある種の後悔も感じさせる。
でも、人気の高い年代・仕様のヴィンテージ〈リーバイス®〉のすべてが異次元の価格で売られているわけではない。本稿でセレクトしたS506XXは528,000円という現実的(?)なプライスだ。まずはディテールをチェックしてみよう。
でも、人気の高い年代・仕様のヴィンテージ〈リーバイス®〉のすべてが異次元の価格で売られているわけではない。本稿でセレクトしたS506XXは528,000円という現実的(?)なプライスだ。まずはディテールをチェックしてみよう。




















デイリーウェアとして着られる貴重なS506XX
大戦直後の1940年代に作られた本モデルは、バックルが交換され、片面のBIG Eタブが欠損しているものの、ボディはまだまだ現役で着られるグッドコンディション。インディゴの色が薄くなっている箇所もあるものの、自然な色落ちにフェイドした迫力のあるエイジングに仕上がっている。擦れが発生しやすい襟や前立て、袖回りなどのダメージもリアルヴィンテージとしての雰囲気作りに一役買っていて、むしろプラスポイントのように感じる方も多いのではないだろうか。
サイズは38前後で、実寸計測は肩幅44センチ、身幅51センチ、袖丈55.5センチ、裄丈77センチ、着丈55センチ、裾幅45センチと、日本人の体形にもフィットしやすい。ヴィンテージとはいえサイズが極端に合っていなければ着用が難しいが、この一着はデイリーウェアとしても活躍してくれそうだ。
サイズは38前後で、実寸計測は肩幅44センチ、身幅51センチ、袖丈55.5センチ、裄丈77センチ、着丈55センチ、裾幅45センチと、日本人の体形にもフィットしやすい。ヴィンテージとはいえサイズが極端に合っていなければ着用が難しいが、この一着はデイリーウェアとしても活躍してくれそうだ。
これより少し前の大戦期になると価格が一気に跳ね上がってしまうので、本当に着られるヴィンテージ〈リーバイス®〉をお探しの方は、この機会をお見逃しなく。詳しくはMUSHROOM VINTAGE CLOTHING STORE 公式オンラインサイトをチェックしてみよう。
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