2025年に買いたい“リアルに履けるヴィンテージジーンズ” – 1950年代の LEVI’S® 501XX をチェック
「ヴィンテージの〈Levi’s®〉501XXは夢のまた夢」と諦めることなかれ、リアルに買える50年代の501XXを発見したぞ!
大戦モデルが1,000万円を超える時代に“リアルに履ける501XX”を発見
〈Levi’s®(リーバイス®)〉のヴィンテージジーンズが1,000万円以上の金額で売買されているという。私が高校生の頃は40~50年代のヴィンテージ 501XXでもせいぜい100万円前後だった。もちろんヴィンテージと呼ばれる古い501XXのすべてが1,000万円を超えているわけではなく、特に人気が高い大戦モデルなどに限られているらしいが、それにしても凄まじい相場に化けた。デニムが大好きな人であれば一度は憧れ、いつか手に入れてみたいと夢見る“美味しい”501XXは、完全に手の届かない世界に旅立ってしまったというわけだ。
とはいえ、例えば50年代の〈リーバイス®〉501XXは本当にすべてが高級車並みの価格になってしまったのか?というと、そんなこともない。本稿でセレクトした50年代の501XXは、お値段たったの165,000円。年代を考えると破格の中の破格、超バーゲンプライスと言っていい。というのも、このジーンズはご覧の通り全体がリペアされているから。ヴィンテージに限らずどんな商品でも新品状態に近ければ近いほど市場価値は高く、本モデルはその真逆を行くコンディションだから安いのだ。
普通であれば激しいダメージや多めのリペアが施されたヴィンテージジーンズは避けてしまうのだけれど、この501XXは物凄くオーラがある。リペアのやり方にセンスがあり、大切に何年も履かれていたことがすぐに伝わってくる。ヴィンテージジーンズが夢のまた夢になってしまった2025年、今買うならリアルに履ける501XXがおすすめだ。
ヴィンテージジーンズらしい迫力もありつつ、モードブランドが制作するような洒落たテイストすらある一本
パッチワーク状にリペア跡が残る本モデルは、1950年代に作られた501XX。市場価値の高いレザーパッチ時代のもので(このジーンズは欠けてしまっているけれど)、当然タブはBIG E。ヴィンテージマニアが大好きな隠しリベットもしっかり備えており、古き良き時代の空気感を思う存分楽しむことができる。
また、色落ち具合もほどほど程度で、まだまだこれから長い年月をかけてエイジングも楽しめそうだ。ヒゲやアタリも激しすぎないところがむしろ好ましい。色の濃度が異なるパッチで補修されている点がもっとも外観上目立つ特徴で、そのコントラストはヴィンテージジーンズらしい迫力もありつつ、モードブランドが制作するような洒落たテイストすらある。一言で言えば非常にかっこいい。
また、色落ち具合もほどほど程度で、まだまだこれから長い年月をかけてエイジングも楽しめそうだ。ヒゲやアタリも激しすぎないところがむしろ好ましい。色の濃度が異なるパッチで補修されている点がもっとも外観上目立つ特徴で、そのコントラストはヴィンテージジーンズらしい迫力もありつつ、モードブランドが制作するような洒落たテイストすらある。一言で言えば非常にかっこいい。
W31(約80cm)、L28前後(股下71.5cm)というサイズなのでやや細身の人向けではあるけれど、ジャストサイズで履けるヴィンテージの501XX自体が超が付くほどレアだったりもする。何といっても50年代の〈リーバイス®〉501XXを17万円以下で買えて、デイリーウェアとして履けることがめっけもんである。探せばこういうものがまだあるのか!と書いている私もちょっと感激してしまった。
本モデルはヴィンテージウェアや古着を取り扱う「MUSHROOM VINTAGE CLOTHING STORE」で取り扱い。他にもグッドコンディションのアイテムが揃っているので、気になる方は公式サイトをチェックしてみよう。
ITEM CREDIT
- LEVI’S:1950’s 501XX Damage & Repair