eYe JUNYA WATANABE MAN × BerBerjin 貴重なヴィンテージを転写プリントしたアイテムで初コラボレーション
「これ本当にプリントなんですか…」とPC画面の前でフリーズしてしまうほどリアルな出来栄え。
ヴィンテージ愛好家ならずとも昨年から注目されていた期待のタッグがついに発売
つい先日「&BerBerJin」で開催された @kaisa_fr さんのヴィンテージ・エルメスコレクションのポップアップショップの余韻も冷めやらぬ中(筆者も足を運んだので、詳しくはLIVE IN RUGGED インスタグラムもチェック)、〈Junya Watanabe MAN(ジュンヤ ワタナベ マン)〉のセカンドラインである〈eYe Junya Watanabe MAN(アイ ジュンヤワタナベ マン)〉と、原宿を代表するヴィンテージショップ「BerBerJin(ベルベルジン)」の初となるコラボレーションがついに実現する。
昨年7月に〈ジュンヤ ワタナベ マン〉の2022年春夏コレクションにて発表された両者のコラボレーションは、ヴィンテージ愛好家ならずとも非常に注目度が高かった組み合わせだった。古着やヴィンテージウェアに深い造詣を持つ〈ジュンヤ ワタナベ マン〉と、存在自体がヴィンテージ/古着業界に強い影響力を持つ名店のタッグは、実際の商品でも超が付くほどリアルで生々しい洋服のはず…と期待したのは筆者だけではないだろう。
昨年7月に〈ジュンヤ ワタナベ マン〉の2022年春夏コレクションにて発表された両者のコラボレーションは、ヴィンテージ愛好家ならずとも非常に注目度が高かった組み合わせだった。古着やヴィンテージウェアに深い造詣を持つ〈ジュンヤ ワタナベ マン〉と、存在自体がヴィンテージ/古着業界に強い影響力を持つ名店のタッグは、実際の商品でも超が付くほどリアルで生々しい洋服のはず…と期待したのは筆者だけではないだろう。
もちろん期待通りではなく常にその上を行くモノ作りを徹底する〈ジュンヤ ワタナベ マン〉のことだから、「ベルベルジン」とのコラボレーションでもただ単にヴィンテージ系のデニムウェアを作って「はいどうぞ」なんて言うわけがない。本コラボレーションでは「BerBerJin」が所有する膨大なヴィンテージウェアの中から特にスペシャルなアイテムをピックアップ。それを撮影し、画像を転写プリントした生地を用いることで目を疑うほどリアルな質感を再現。「どこからどう見ても本物の素材にしか見えない」レベルのウェアが完成した。
実質的に〈リーバイス®〉とのトリプルコラボ!
まずは「BerBerJin」と言えば!の〈Levi’s®(リーバイス®)〉。1stタイプのジャケットは背面に注目してほしい。44インチ以上というビッグサイズにだけ用いられる「Tバック」をダンガリー素材にプリントしたマニア垂涎の仕様(元ネタは506XXE)だ。ショルダー回りやウエスト、そしてアーム部分にはハードに着込んだことを物語るアタリやジャバラがくっきりと表れており、元になったデニムジャケットが素晴らしいエイジングに成長していることを想像させる。重ねてになりますが、上の画像は本物のデニムじゃなくて転写プリントですよ!
パンツは、ナイロンチノ素材に1922年製の501XXをプリント。現行モデルはもちろん、1940~50年代とも明らかに違うバックポケットのアーキュエイトステッチは、ヴィンテージデニム好きであれば憧れを抱かずにはいられないはず。全体に入るイエローステッチやサスペンダーボタンなど、ヴィンテージならではのマニアックなディテールも完璧に再現されており、転写プリントの常軌を逸した再現度も相まって、物凄いオーラを放つパンツとして仕上がっている。ちなみにジャケットおよびパンツはボタンも〈リーバイス®〉のオリジナルを使用しており、かつ〈リーバイス®〉の工場で縫製が行われたため、実質的に〈アイ ジュンヤワタナベ マン〉×〈ベルベルジン〉×〈リーバイス®〉という贅沢すぎるトリプルネームモデルになっていることも付け加えておこう。
オーセンティックなヴィンテージウェアをプリントで再現するという「ひねり」に両者の遊び心が溢れている
目玉商品がデニムを転写プリントしたジャケット&パンツであることは間違いないが、他のアイテムも見逃せない。1950~60年代のライダースジャケット、フライトジャケット(L-2)、1960年代のミリタリーパンツなど様々なアイテムが登場する。それらすべてが同じく転写プリントでできていて、どの写真を見てもやっぱり本物の素材にしか見えない。たぶん実物を目の前にしてもプリントだとは気づかないレベルなのだろう。
例えばこれが新品のデニムやレザー、コットンであればプリントで再現することもさほど難しくないかもしれない。でも、ヴィンテージとなると話は別だ。色落ちやダメージ、各所に刻まれたシワやシミといった経年変化まで含めて再現するには、素人目から見ても一筋縄ではいかないはず。一歩間違えると嘘っぽくなるし、何よりも〈アイ ジュンヤワタナベ マン〉や「BerBerJin」のように目の肥えたプロフェッショナルが100%納得できるクオリティで仕上げること自体が難しかったのではと感じる。
例えばこれが新品のデニムやレザー、コットンであればプリントで再現することもさほど難しくないかもしれない。でも、ヴィンテージとなると話は別だ。色落ちやダメージ、各所に刻まれたシワやシミといった経年変化まで含めて再現するには、素人目から見ても一筋縄ではいかないはず。一歩間違えると嘘っぽくなるし、何よりも〈アイ ジュンヤワタナベ マン〉や「BerBerJin」のように目の肥えたプロフェッショナルが100%納得できるクオリティで仕上げること自体が難しかったのではと感じる。
「そのままデニムで作っても想像の範疇を超えない。じゃあどう見ても本物にしか見えない転写プリントはどう?」という会話が両者の間で交わされたのかは定かではないけれど、ひねりのあるプロダクトであることが〈アイ ジュンヤワタナベ マン〉らしい。もちろん超ド級のヴィンテージウェアを持っている「ベルベルジン」ならではのコラボレーションでもあり、本コラボレーションは両者の真髄を楽しめる逸品だ。
〈アイ ジュンヤワタナベ マン〉×「ベルベルジン」のコラボレーションアイテムは、4月15日(金)より全国の〈アイ ジュンヤワタナベ マン〉の正規取扱店にて発売開始予定。価格は、デニムをプリントしたジャケットが88,000円、同じくデニムをプリントしたパンツが63,800円。ライダースジャケットは99,000円、ミリタリージャケットは99,000円、カーゴパンツは52,800円、迷彩柄パンツは52,800円となる。特に〈リーバイス®〉とのトリプルコラボレーションモデルは即完売が予想されるため、どうしても手に入れたい方は今から有給休暇の申請をお忘れなく。
ITEM CREDIT
- eYe Junya Watanabe MAN × BerBerJin:Collaboration collection