Maison Margiela Lacquered Turn Up Jeans 2024 Autumn Winter

ヴィンテージをモダンに再解釈した Maison Margiela のラッカード ターンアップ ジーンズ

クラシカルなシンチバックの後ろにさり気なく4ステッチを忍ばせた“ヴィンテージ×ヘリテージ”のハイブリッドモデル


Written : LIVE IN RUGGED
Photo : Maison Margiela

「マルジェラのジーンズってどうなの?」

Maison Margiela(メゾン マルジェラ)〉のジーンズが女性たちの間で大人気だ。特に太ももの一部に大胆に切り込みを入れたカットアウトデニムは、おしゃれな女性の代名詞的存在に。当然価格も10万円を超えるハイプライスにもかかわらず、常に在庫が少ない状態だという。〈メゾン マルジェラ〉のジーンズは「女性は高いジーンズを買わない」という常識を破るカリスマ的人気を持っているのだ。
だから、男性でも「マルジェラのジーンズってどうなんだろう?」と気になっている人は多いはず。男はデニムに対して尋常じゃないほどこだわる。特にヴィンテージやジャパンデニムのハイクオリティを愛する男性は、誤解を恐れずに言えば、ハイブランドが作るジーンズは懐疑的な目を向けがちではないだろうか。セルヴィッチでもないデニムを使った簡素な作りなのに10万円?のように。
結論から言うと、本稿でセレクトした〈メゾン マルジェラ〉のジーンズは、本格的なデニム愛好家にも訴求力が高い。まずはデザインとディテールをチェックしてみよう。

Maison Margiela Lacquered Turn Up Jeans 2024 Autumn Winter
Maison Margiela Lacquered Turn Up Jeans 2024 Autumn Winter
Maison Margiela Lacquered Turn Up Jeans 2024 Autumn Winter
Maison Margiela Lacquered Turn Up Jeans 2024 Autumn Winter

パッと見て〈メゾン マルジェラ〉だと分からないほどクラシカルなデザイン

Lacquered Turn Up Jeans(ラッカード ターンアップ ジーンズ)は、まるで糊付けしたかのような光沢感を放つラッカー仕上げが特徴。ジーンズ自体は恐らく1920年代頃のヴィンテージデニムを参考にしており、シンチバックやむき出しのリベットがクラシカルな印象を与える。大胆に折り返したロールアップからはセルヴィッチが見え、そのルックスからはフランスのメゾンが作ったとは思えないほどヘリテージ感が強い。
唯一外観から〈メゾン マルジェラ〉だと判別できる材料は、シンチバックの奥に施されたミニマルな4ステッチくらいだろうか。ウィメンズのカットアウトデニムのようにパッと見て〈メゾン マルジェラ〉だと分かるデザインではないけれど、メンズの場合はむしろこのくらい控えめな方が好ましいかもしれない。
程よいリラックスフィットで様々なコーディネートに合わせられる〈メゾン マルジェラ〉のラッカード ターンアップ ジーンズは、メゾン マルジェラ 公式サイトで発売中。価格は212,300円となる。“ヴィンテージ×ヘリテージ”をハイブリッドした唯一無二のジーンズが気になる方は、ソールドアウトになる前に早めにチェックしよう。
LIVE IN RUGGEDがお届けする〈メゾン マルジェラ〉の記事はこちらから。
デニム関連の記事はこちらをチェック。
LIVE IN RUGGED 公式インスタグラムのフォローもお忘れなく。

ITEM CREDIT