
清澄白河のヴィンテージ家具ギャラリー「stoop」がリニューアルオープン
1949年に建てられた木造建築を増床し、ヨーロッパやアジア、アフリカなどの名作家具を展開
家具好きは清澄白河へ向かえ
「衣食住」という言葉では最後の順番だが、言うまでもなく「住」は人間にとってトッププライオリティに置くべき大切な要素だ。一戸建てであれマンションであれ、あるいは小さなアパートであれ、どんな住居にどのように住むかは日々の暮らしの満足度に確実に影響する。広いか狭いか、新しいか古いかは人によって価値観が異なるため問題ではない。大切なのは、自分が心から安心し心地よいと感じることと、ここが自分の住処なのだと毎日実感できることだ。
住居またはインテリアに高い関心を持つ人にとって、家具は「衣」と同等あるいはそれ以上に重要な存在ではないだろうか。東京都の東に位置する清澄白河に構えるヴィンテージ家具ギャラリー「stoop(ストゥープ)」は、1949年に建てられた木造住宅の1階部分の一部をリノベーションし、2019年12月から営業を開始。ヨーロッパ、南米、アジア、アフリカから収集した年代の異なるヴィンテージ家具やオブジェ、現代アートを展開し、こだわりの強い男女から支持されている。
その「stoop」が2025年4月26日(土)にリニューアルオープン。東京におけるインテリア・家具の有力地域はどちらかというと目黒などの西に集中している印象が強いが、清澄白河の「stoop」にはわざわざ足を運ぶ価値がある。











生涯を共に過ごす珠玉の逸品が見つかるストア
既存のギャラリースペースの2階と隣接する家屋を合わせた約110平方メートルを改修し、営業スペースを拡張。既存のギャラリーの2階は1949年当時の天井や壁、梁を活かした空間に仕上げ、今後は定期的に行う企画展のためのスペースとして活用するという。また、既存のギャラリーがある家屋に隣接する家屋の1階はウェアハウス型の店舗として営業し、改修部分を含めた全体を囲うかたちでシンボルカラーであるグレーのファサードを設える。
リニューアルオープンに際し、新設される2階のギャラリーでは「stoop」のパーマネントコレクションを含むヴィンテージの名作チェアを展示販売。また、床に敷き詰めたオリジナルのタイルの販売も予定している。厳選された家具やオブジェ、現代アートをじっくりと堪能できる「stoop」で、生涯を共に過ごす逸品を探してみてはいかがだろうか。更なる詳細はstoop 公式サイトをチェック。