
オリジナルディテールをすべて備えた LEVI’S® VINTAGE CLOTHING 1922 501XX をチェック
103年前に作られていた〈Levi’s®〉501XXを忠実に復刻した〈LEVI’S® VINTAGE CLOTHING〉でしかあり得ないプロダクト
時代を超えて残り続ける不変のクラシック
服や腕時計、靴、アクセサリーなど、あらゆるモノに出尽くした感がある今の時代、まったく新しい何かを生み出すこと、あるいは見つけることは非常に難しい。人間の身体は頭部と胴体があり、腕と足が2本ずつあることは不変。どれだけテクノロジーが進化しても、身に着けるモノであれば基本的な構造を無視して作ることは困難だし、意味がない。とはいえファッションの世界は移ろいやすく、次から次へと新しいトレンドが生まれては消えていく。その一方で、現代に生きる人々の中には何十年あるいは100年以上前のプロダクトに価値を見出す人もいる。
時代の変化を乗り越え、クラシックでオーセンティックであると多くの人に認められるモノ。〈Levi’s®(リーバイス®)〉が生み出した永久不滅のスタンダード、501®はその筆頭的な存在だ。501®には年代ごとに無数ともいえるバリエーションが存在するが、100年以上前のモデルとなると、さすがに現在作られているパンツとは異なる要素がある。
本稿で紹介する〈LEVI’S® VINTAGE CLOTHING(リーバイス® ヴィンテージ クロージング)〉の1922 501XX Dark Indigo Rigidは、今から103年前に作られていたクラシックモデルの忠実な復刻版。まずは以下フォトギャラリーからディテールをチェックしてみよう。
本稿で紹介する〈LEVI’S® VINTAGE CLOTHING(リーバイス® ヴィンテージ クロージング)〉の1922 501XX Dark Indigo Rigidは、今から103年前に作られていたクラシックモデルの忠実な復刻版。まずは以下フォトギャラリーからディテールをチェックしてみよう。














シンチバック、サスペンダーボタン、ベルトループをすべて備えたクラシックディテール
第一次世界大戦が終戦した1918年からわずか4年後の1922年、男性がズボンにベルトを着用することが一般的になってきたことを考慮し、〈リーバイス®〉は501®に初めてベルトループを追加した。とはいえ、サスペンダーで吊ることもまだまだ一般的だった時代なので、ベルトループがありながらサスペンダーボタンも残っていることが大きな特徴。さらに背面を見るとシンチバックも付属している。〈リーバイス®〉の歴史においては、サスペンダーボタンは1937年まで、シンチバックは1942年まで残っていたが、本モデルはそれらをすべて兼ね備えた珍しい仕様となる。
いわば「モリモリ状態」のディテールもさることながら、この時代ならではのやや太めのストレートシルエットにも注目。ワイドデニムが主流の今の時代に穿いてもサマになるところも嬉しいポイントだ。もちろん、クロッチリベットやバックポケットのシングルアーキュエイトステッチなど、デニムマニアが狂喜する細部の作りも感涙ポイント。ちなみにデニムは〈カイハラ〉製の12ozで、程よいハリと頑強さを両立。モデル名にもある通り、王道の濃紺・リジッドなので、穿きこむほどに最高のエイジングへと成長していく。
〈LEVI’S® VINTAGE CLOTHING〉1922 501XX Dark Indigo Rigidはリーバイス® 公式オンラインサイトで発売中。価格は38,500円となる。
ITEM CREDIT
- LEVI’S® VINTAGE CLOTHING:1922 501XX Dark Indigo Rigid