ブルース・ウェーバーの映画『Let’s get Lost』と weber がコラボ、伝説的なプリントTシャツを発売
アメリカを代表する商業写真家、ブルース・ウェーバーの代表作『Let’s get Lost』を象徴するポスタービジュアルを使ったTシャツが完成
〈Calvin Klein〉や〈Ralph Lauren〉などでセンセーショナルな広告写真を生み出したブルース・ウェーバー
アメリカの写真家・映画監督 Bruce Weber(ブルース・ウェーバー)によるドキュメンタリー映画『Let’s get Lost 4k レストア』の劇場公開に合わせて、古着屋「weber(ウェーバー)」がコラボレーションTシャツを発売する。
ブルース・ウェーバーは1946年、アメリカ・ペンシルベニア州グリーンバーグ生まれ。ニューヨーク大学にて映画製作を学んだ後、1973年に業界紙『Men’s Wear』で写真家としてデビューした。1982年に〈Calvin Klein(カルバン クライン)〉〉のアンダーウェアラインの広告写真において、当時は一般的ではなかった男性のヌードを使用することで世界的に衝撃を与え、一躍80年代を代表する商業写真家へ。その後も〈Ralph Lauren(ラルフ・ローレン)〉や〈Abercrombie & Fitch(アバクロンビー&フィッチ)〉などの世界的ブランドで印象的な広告写真を残し、ファッション・広告業界で強い存在感を確立した。
今回発表されたコレクションは、映画『Let’s get Lost』公開時にも使われたポスタービジュアルを大胆に使用。時代を超えて熱狂的なコレクターから支持されるアイコニックなデザインを、新品として楽しむことができる。
ボディ選びやプリント手法などに徹底的にこだわることで公開当時の雰囲気を忠実に再現
一目でブルース・ウェーバーの作品と分かる素晴らしいデザインはもちろん、本コレクションの魅力は「weber」がこだわり抜いた製法などにも現れている。『Let’s get Lost』が初めて世に出たのは1988年。当時はまだアナログの手仕事が残る時代だったことを考慮し、本コレクションで制作されたTシャツ4型は、オリジナルの構図をベースに当時と同じくプラスチゾルで印刷。アナログの質感を残しつつも現代の繊細さを取り入れることに成功した。また、製版にも強いこだわりが。多版使いをすることで階調豊かなモノクロームに仕上げ、オリジナルに限りなく近い粒子感を表現。前4版・後4版・右袖1版・左袖2版の構成で仕上げたTシャツファン垂涎の豪華仕様となっている。ちなみにボディはUS規格のプリンタブルボディを採用。USコットン特有のドライでややザラつきのある生地に洗いとタンブラー乾燥をかけることで自然な風合いを出し、公開当時の雰囲気を忠実に再現するなど、オリジナルのフィーリングを感じられる点も魅力的だ。
広告写真の世界を超えて、映画業界においてもブルース・ウェーバーの名を世に知らしめた『Let’s get Lost』。公開から35年以上が経過した今も“カルト的名作”として愛され続けている同作品をモチーフにしたヴィンテージTシャツがかなりの高額で取引されていることは、古着・ヴィンテージ好きであればご存じのはず。古着屋「weber」が渾身の思いで再現した本コレクションは、オリジナル作品が持つ光と影のコントラストを織りなす映像美、チェット・ベイカーの静謐な孤独感を、時を超えて忠実に再現することに成功した。「写真・映画・ファッション・印刷技術が融合したアートピースとして位置づけ、細部までこだわり抜いて製作した」という「weber」の言葉通り、映画と写真、アート、ファッション、カルチャーという異なるジャンルの魅力を内包した作品と言っていいだろう。
Bruce Weber 『Let’s get Lost』x「weber」によるコラボレーションコレクションは、11月1日(土)に「伊勢丹新宿店メンズ館6階」のメンズクリエーターズ、「weber TOKYO」の店頭にて先行で実施され、11月2日(日)からは「weber」公式オンラインサイトにて発売開始。サイズはM、L、XL、XXL展開で、価格は17,800円となる。気になる方はweber 公式インスタグラムをチェックしてみよう。
ITEM CREDIT
- Bruce Weber 『Let’s get Lost』x weber:Collaboration T-Shirt



