【ユナイテッドアローズ×G-SHOCKの伝説再び】96年に発売されたコラボレーションAW-500の現代版が登場
1996年に発売された〈ユナイテッドアローズ〉別注AW-500のデザインを忠実に再現。90年代を生きたファッション好きには見逃せない、新たな別注モデルが絶賛発売中。
1996年に発売された別注モデルをベースに、より頑強で機能的に生まれ変わった
日本のセレクトショップを代表する〈UNITED ARROWS(ユナイテッドアローズ)〉が初めて〈CASIO(カシオ)〉のG-SHOCKとコラボレーションしたのは、DW系に代表される定番モデルではなく、意外にもアナログモデルのAW-500だった。1996年に〈ユナイテッドアローズ〉別注G-SHOCKとして発売されたAW-500、当時喉から手が出るほど欲しかったのに手に入れられなかった方もLIVE IN RUGGED読者にはいらっしゃるはず。バイト代では買えなかった、あるいは買う気満々だったのに売り切れていた…そんな悲しい過去を持つ方々(もちろんそんな思い出がない方も)に朗報なのが、この生まれ変わったG-SHOCKだ。
今回満を持して発売されたのは96年に発売されたAW-500別注モデルがベース。新たにAWM-500という品番を与えられたコラボレーションモデルは、初代のデザインはそのままにフルメタル化で武装。電波ソーラー充電システムを搭載するというハイテクな改良が加えられた。ベゼルとケースの間にはファインレジン性の緩衝パーツを実装し、初代アナログモデルのフォルムのままメタル外装による衝撃緩和構造を実現するというアップデートも施されている。名モデルのルックスはそのままに、より頑強に、そしてより機能的に改良されているところから<ユナイテッドアローズ>と<カシオ>の本気が伺える。
別注をひけらかさないのが<ユナイテッドアローズ>らしい
通常別注やコラボレーションは文字盤など目立つ箇所にロゴなどが入ることが多いが、どうやら<ユナイテッドアローズ>はあくまでもさり気ないレベルの演出を希望したようだ。「アローズらしさ」を出すのは裏蓋へのロゴの刻印と、サイドボタンのカラーをオレンジにするという言われなければ分からない範囲に収めている。どういう判断があったのかは憶測でしかないが、もしかしたら<ユナイテッドアローズ>側がオリジナルデザインにリスペクトし、自社が目立ちすぎないようにしたのかもしれない。結果的にブランドをリスペクトする姿勢と大人っぽいさり気なさが感じられて、それが<ユナイテッドアローズ>らしい別注モデルとして仕上がっている。
AWM-500は現在<ユナイテッドアローズ>オフィシャルオンラインストアで発売中。1996年に涙を呑んだ方、今度こそラストチャンスかもしれない。
ちなみに<エンダー・スキーマ>とG-SHOCKのコラボレーションモデルはチェック済み?
ITEM CREDIT
- CASIO × UNITED ARROWS:AWM-500