SAINT Michael WIND AND SEA

大人にこそ似合うダークテイスト – セント・マイケル×WIND AND SEA

いつにも増して凄まじい大争奪戦が予想される珠玉のコラボが実現。


Written : LIVE IN RUGGED
Photo : WIND AND SEA

超人気ブランド同士が初のタッグ
世界中のストリート系ファッショニストたちが指折り数えて発売を待つウルトラレアなコラボレーションが誕生

©SAINT Mxxxxxx(セント・マイケル)〉の勢いが止まらない。リアルヴィンテージのような手の込んだユーズド加工とダークで時にポップな独創的なグラフィックを武器に魅力的なアパレルコレクションを展開し、今年は数々の人気ブランドとのコラボレーションも毎月のようにローンチ。すべてのアイテムが発売と同時に即完売を繰り返している。〈セント・マイケル〉は〈READYMADE(レディメイド)〉のデザイナーである細川雄太氏と、アメリカ・ロサンゼルスを拠点に活動するマルチビジュアルアーティストであるCali Thornhill DeWitt(カリ・ソーンヒル・デウィット)が共にデザイナーを担当していることは今更説明不要だが、元々カリスマ的人気を持っていた〈レディメイド〉のデザイナーによる新ブランドという背景を抜きにしても、〈セント・マイケル〉の人気の高さは現在のストリート系ファッションブランドの中でも抜きんでていると言っていいだろう。
そして今〈セント・マイケル〉ファンがもっとも楽しみにしているのが、8月28日(土)から発売される〈WIND AND SEA(ウィンダンシー)〉とのコラボレーションだ。〈WIND AND SEA〉はスタイリスト、スタイリストやディレクター、フォトグラファーなど様々なフィールドで活躍する熊谷隆志氏がディレクションを務める超人気ブランドなので、ビッグネーム同士が初めてタッグを組んだコレクションとしても注目を集めている。
本コラボレーションでは〈セント・マイケル〉のヴィンテージ直系の加工とデザインを駆使したアイテムをベースに、〈WIND AND SEA〉の洗練されたロゴやグラフィックをミックスさせる形式で完成。ストリート系ファッションには欠かすことのできないTシャツやフーディー、スウェットパンツ、ソックスなどの幅広いファッションアイテムが登場予定だ。
細川雄太氏とカリ・ソーンヒル・デウィット氏、そして熊谷隆志氏という雰囲気もバックボーンも異なる三者が魅せるウルトラレアなコラボは、例え発売と同時にPCやスマホの前に張りついていても買える保証はないけれど、まずは先日公開された最高にクールなLOOK画像を見てテンションを上げておこう。


フロントに大きく「SEA」ロゴをプリントしたTシャツ。〈セント・マイケル〉のダーティーなボディにメタリックな〈WIND AND SEA〉のロゴという、ある意味でミスマッチ感のあるデザインがかえってクールに仕上がっている。

背面には「SAINT AND」のロゴが!つまりバックとフロントで「SAINT AND SEA」。これぞスペシャルコラボである。


フーディーには正面に「Saint and Sea」のタイポグラフィ。こちらはやや脱力感のあるフォントが使われている。墨黒に近い色あせたようなカラーのフーディーとスウェットパンツのヤレた雰囲気もまさに〈セント・マイケル〉らしい。

程よく厚みのあるボディもこのブランドならでは。長く着るためにはある程度以上のオンスがあることが望ましく、〈セント・マイケル〉はいつもツボを押さえた重さのボディを使っている。


新品状態で何年も着古したかのような色合い。レベルの高い加工を当たり前のように駆使できるのが〈レディメイド〉の活動でヴィンテージを極めた細川雄太氏の武器。

ロングスリーブTシャツには「SAINT YOUTH SEA」のタイポグラフィとモノトーンのイラストを。スリーブにもタイポグラフィが入り、前後左右全方位で抜かりないデザインになっている。


女性がオーバーサイズで着用しても非常にかっこいい。

〈レディメイド〉ほどではないが〈セント・マイケル〉もそこそこ高額なので、大人買いするには気が引けてしまう方が多いはず。であれば、同じブランドの服をシェアしよう!という大義名分で2着購入するのはいかが?


上下スウェットは一歩間違うと田舎のヤンキーになってしまうので、ルード感を出しつつファッショナブルに着こなすべきアイテム。

フェイドしたブラックカラーは女性が着ても只者ではないオーラがプンプン。フードを深くかぶり過ぎると職質される可能性が高まるので気を付けて。

ダークで少しポップなスペシャルコラボはパートナーとシェアしながら着るのもおすすめ

今はストリート系ブランドの多くがトレンドのオーバーサイズでシルエットを作っているので、画像のキャプションにも書いたように男女問わず同じサイズをシェアするのも楽しそうだ。〈セント・マイケル〉は男臭さのあるダークなテイストが持ち味なので、女性が自分で着る場合はややハードルの高さを感じるかもしれない。しかし、これらを女性が着こなしていたらかなりかっこいいのではないかと思う。ちょっとルーズでロック。そしてダークなデザインと本物のヴィンテージウェアのようにリアルなダメージ加工が随所に施される〈セント・マイケル〉のウェアは、今もっとも東京らしさを感じる洋服ではないだろうか。
本コラボレーションアイテムは8月28日(土)に発売予定。ただしフーディー、スウェットパンツのみ9月25日(土)からの発売予定となっているので、後者だけを狙っている方はタイミングを見計らいながら希望のアイテムを手に入れられるように頑張ってほしい(そう言う筆者も狙います)。
LIVE IN RUGGEDがお届けする〈セント・マイケル〉の記事はこちらから。
イラストレーターのヨシフクホノカとコラボレーションした〈ウィンダンシー〉の限定コレクションをフィーチャーした記事と、(既に完売してしまったが)今シーズンの〈セント・マイケル〉のTシャツコレクションも併せてチェックしよう。

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