LIVE FREE DIE STRONG

ルイスレザーズ×コム・デ・ギャルソンの伝説的モデルを今買うなら「あえてのブルー」がおすすめ

最高のレザーシーズンに向けて究極の一着はいかが?


Written : LIVE IN RUGGED
Photo : HIDE AND RIDE

今なおまったく色あせない〈コム・デ・ギャルソン〉コラボモデルの圧倒的魅力

間もなく訪れるレザーウェアのベストシーズン。約半年ぶりにアウターを着れる!とソワソワしている方も多いのではないだろうか。何年も愛用しているお気に入りの一着は当然今年も着るとして、この季節になると買う・買わないは別にして「もう一着手に入れるなら何にしよう?」と妄想してしまうのがレザー好きの常。もしあなたが究極の一着をお探しなら、LEWIS LEATHERS(ルイスレザーズ)COMME des GARCONS(コム・デ・ギャルソン)のライダースジャケットは最善の選択になるかもしれない。
英国を代表するモーターサイクルジャケットブランド、〈ルイスレザーズ〉には時代を超えた傑作モデルがいくつもあり、モーターサイクルの世界はもちろんファッション業界にも多大な影響を与えてきた。特にLIGHTNING(ライトニング)とCYCLONE(サイクロン)という2モデルはライダースジャケットのベンチマークとして頂点に君臨している。ライダースジャケットを作るブランドはアメリカや日本の方が遥かに多いのに、〈ルイスレザーズ〉がこれほど絶対的な地位を確立できたのはデザインとシルエットが頭抜けて良かったから。普遍的で飽きのこない完成されたデザインは、足し算ではなく巧みな引き算で成り立っている。そこに細身で程よく体のラインに沿うシルエットが合わさり、洗練されたシャープさを演出。どちらかというと足し算の考え方でデザインをプラスし、ファッションとして着るにはタフすぎるシルエットが多いアメリカ製ライダースジャケットとはベクトルがまったく異なるのが〈ルイスレザーズ〉なのだ。
絶対的なオリジナルであり、ファッションとしてそのまま着られる完成度の高さから、〈ルイスレザーズ〉は多くのファッションブランドとコラボレーションしている。もっとも有名なのが〈コム・デ・ギャルソン〉とのタッグ。背面に大きく「LIVE FREE DIE STRONG COMME des GARCONS」のメッセージが入るモデルは特に人気が高く、発売から何年経っても中古市場で高値安定している傑作品だ。
このモデルは写真のブルーのほかにブラックやレッド、ホワイトも発売されたが、数量的には圧倒的に売れ線のブラックが多い。だから、今選ぶなら人と被りにくくワンアンドオンリーな気分を楽しめる鮮やかなブルーがおすすめ。ライダースジャケットとしてはややカジュアルに見えるかもしれないけれど、ライトニングが本来持っている程よい重厚感との相性は実は抜群。〈コム・デ・ギャルソン〉とのコラボレーションという本当に特別なモデルを黒じゃなくて青を選ぶというマニアックな選択も周囲からリスペクトを集めること間違いなしの逸品である。


色鮮やかなスカイブルーカラーが爽やか!左袖には筆ペンで描いたような「COMME des GARCONS」のブランドネームが。

乱雑に見える「LIVE FREE DIE STRONG COMME des GARCONS」のメッセージが最高にロック。


ボディの至るところに〈コム・デ・ギャルソン〉コラボモデル専用のダメージ加工が施され、重厚感が増している。

中古市場ではブラックが30万円台後半~40万円台が相場。数の少ないブルーはモノによっては50万円を超える価格で売買されている。

「50万円です!」と言われても欲しくなってしまう魔のライダースジャケット

そんな〈ルイスレザーズ〉を代表する「世界で一番有名なライダースジャケット」のひとつであるライトニングがベースで、モードの世界を数十年リードするカリスマブランド〈コム・デ・ギャルソン〉のエッセンスが加わったスペシャルモデル。川久保玲氏も普段着として愛用していることも考えると、安くても30万円台後半という相場も納得してしまう。もちろんライダースジャケットとしては物凄く高価だが、最高のデザインと品質を楽しめるファッションコンシャスなモデルであることは間違いない。ブルーはその中でも特にレアなカラーなので、本気で欲しい方は発見→即購入を心がけたいところ。これを書いている筆者も喉から手が出るほど欲しいのは言うまでもない…。
LIVE IN RUGGEDがお届けする〈ルイスレザーズ〉の記事はこちらから。
ちなみに本記事で紹介しているライダースジャケットのブラックはLIVE IN RUGGEDが選ぶ究極のライダースジャケットとして過去に紹介している。安定のブラックの魅力も併せて堪能してほしい。
よりブランドの歴史などを掘り下げた〈ルイスレザーズ〉の世界も秋の読書の気分でどうぞ。

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