ヴィンテージデニムをモダンに解釈したGraphpaper DENIMが鮮烈にデビュー
「100年後にも残りうる新たなスタンダードデニム」を目指して誕生。〈Graphpaper〉の思想と世界観を共有する注目の新ブランドをフォーカス。
〈Graphpaper〉から生まれたデニムブランドは、まさかの「あの生地」を使用
時代を超えて独自の立ち位置を持つデニムの世界にまたひとつ魅力的なブランドが誕生した。一過性のファッションとは対極的な服作りを貫き、大人のための本当の定番服を生み出し続ける〈Graphpaper(グラフペーパー)〉が新たな定番となるブランド、〈Graphpaper DENIM(グラフペーパーデニム)〉をスタート。ヴィンテージデニムの流れにある素材を使いながら〈グラフペーパー〉ならではのフィルターを通した新鮮さのあふれるアイテムが数多く登場している。
【併せてチェックしたい】本物よりも本物 – 世界のデニム狂からリスペクトされるFULLCOUNTの魅力に迫る
〈グラフペーパーデニム〉は「100年後にも残りうる新たなスタンダードデニム」を目指して誕生。2022年1月22日(土)に発売が開始されたばかりの同ブランドのラインアップは、永久定番であるデニムジャケットとジーンズの2タイプ。しかし、デニムジャケットはいわゆる2ndタイプと3rdタイプの2種類が用意され、ジーンズに至ってはシルエット違いで5型も登場。加えてリジッドとウォッシュ加工のバリエーションがあるため、デビューしたばかりの新鋭デニムブランドとしては選択肢の多い計35型もの商品構成となっている。
豊富なラインアップもさることながら、デニム好きがもっとも反応するのは使われている素材だろう。なんと世界でもっとも有名なアメリカの〈CONE DENIM(コーンデニム)〉を採用。ヴィンテージデニムの世界でもっとも権威の高いCone Mills White Oak® Denim(コーンミルズ・ホワイトオークデニム)を現代的にアップデートし、すべてのアイテムで使うというデニム狂感涙の仕様なのだ。
13.75ozのコーンデニムは生地に最も適した原綿をブレンド。それを独自のノウハウで紡ぎ、濃色のピュアインディゴで染色するというオーセンティックな手法で生産される。リジッドタイプを一から育てればオーナーのライフスタイルを反映した素晴らしい色落ちを見せてくれるし、色落ち加工が施されたモデルは買ったその日から生々しいエイジングを堪能できる。どちらを選んでも天国行き間違いなし。さっそく以下のフォトギャラリーで記念すべきファーストモデルたちをチェックしてみよう。
豊富なラインアップもさることながら、デニム好きがもっとも反応するのは使われている素材だろう。なんと世界でもっとも有名なアメリカの〈CONE DENIM(コーンデニム)〉を採用。ヴィンテージデニムの世界でもっとも権威の高いCone Mills White Oak® Denim(コーンミルズ・ホワイトオークデニム)を現代的にアップデートし、すべてのアイテムで使うというデニム狂感涙の仕様なのだ。
13.75ozのコーンデニムは生地に最も適した原綿をブレンド。それを独自のノウハウで紡ぎ、濃色のピュアインディゴで染色するというオーセンティックな手法で生産される。リジッドタイプを一から育てればオーナーのライフスタイルを反映した素晴らしい色落ちを見せてくれるし、色落ち加工が施されたモデルは買ったその日から生々しいエイジングを堪能できる。どちらを選んでも天国行き間違いなし。さっそく以下のフォトギャラリーで記念すべきファーストモデルたちをチェックしてみよう。
ヴィンテージとモダンを絶妙にミックス
〈グラフペーパーデニム〉流の未来への解釈
デニムジャケットは2ndと3rdの基本デザインを活かしつつ、ドロップショルダーとゆとりのあるシルエットで構築。オーセンティックでタイムレスな普遍性と今っぽさをミックスしたハイブリッドなスタイルが特徴だ。一方、ジーンズは太もも周りにゆとりのある太めのストレートシルエットや裾に向かってまっすぐに落ちるハイウエストのワイドタイプなどが登場。上下ともにシンプルな方向性でデザインされており、大人の男女がデイリーで着用できるリラックス感と洗練された空気感が漂っている。
いずれも〈グラフペーパー〉らしいミニマルな世界観が貫かれており、今のファッションとの親和性の高さを強く感じたが、正直に言うとこれらのシルエットが「100年後にも残りうる新たなスタンダードデニム」であるかは賛否両論のように思った。オーバーサイズシルエット自体のトレンドがあと数年で縮小するという見方があるため、特にデニムジャケットに関しては何年か経つと「過去のトレンド」になってしまう可能性はある。しかし、今流行っているオーバーサイズシルエット自体がかつては「ダサい」と言われていたのに、すっかりメインストリームになったことを考えると、もしかしたら規模感こそ小さくなっても今後もオーバーサイズシルエットはベーシックな着こなし方として定着し続けるのかもしれない。数々の名ブランドやショップを手掛けてきた南貴之氏がクリエイティブディレクターを務める〈グラフペーパー〉であれば、当然そういった未来のことも視野に入れて商品開発を行っているはずだ。また、オーセンティックな素材を使って確かな技術で作りながら、シルエットはリアルヴィンテージそのままではなく現代的にアレンジすることが〈グラフペーパーデニム〉が考える新しいスタンダードという視点で考えると、同ブランドのコンセプトと実際のアイテムの説得力の高さに気付く。
ヴィンテージデニム直系ではなく、現代的な感性をミックスしたファッションコンシャスなデニムウェア。デニム好きの誰もが夢中になるブランドではないかもしれないが、個性的でオシャレなブランドが新しく誕生したことが嬉しい。それがあの〈グラフペーパー〉から生まれたブランドなのだから、嬉しさもひとしおだ。同じように感じた方はたくさんいるようで、早くもモデルによっては全サイズ完売している模様。デビュー直後の初期ロットをゲットしたい方は早めに公式サイトをチェックすることをおすすめする。
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ホワイトオーク製コーンデニムを使った〈リーバイス® ヴィンテージ・クロージング〉のデニムジャケットと対戦モデルのジーンズもお見逃しなく。
ちなみにLIVE IN RUGGED公式ツイッターがスタートしたことはご存じ?
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ITEM CREDIT
- Graphpaper DENIM:Denim collection