Fine Creek Leathers Leon The Nostar

馬革のエイジングをラグジュアリーに楽しめる FINE CREEK LEATHERS の LEON THE NOSTAR

着込んだ先に見えるのは桃源郷。ホースハイド愛好家が褒めちぎる〈FINE CREEK LEATHERS〉のダブルライダースジャケットは、何年も掛けて経年変化を楽しめる極上の逸品。


Written : LIVE IN RUGGED
Photo : FINE CREEK LEATHERS

使うのは極上の馬革だけ
エイジングマニアが熱烈に支持するジャパンブランド

男にとっての永遠の憧れにしてスタンダード。ライダースジャケットはインディゴ染めのジーンズやデニムジャケットと同じくらい普遍的で時代を超えた存在だ。事実、ファッションのトレンドがどれだけ変化しようともクラシックなライダースジャケットはほとんど形を変えずに生き残っている。〈LEWIS LEATHERS(ルイスレザーズ)〉や〈Schott(ショット)〉が何十年も同じ形の型番を作り続けていることは、LIVE IN RUGGED読者の皆様であれば言うまでもなくご存じだろう。
もちろん時代の変化に合わせてシルエットを現代的にしたり、都市生活での着用がしやすいよう柔らかなシープスキンやラムレザーで作られるような変化はあるものの、それらはすべてライダースジャケットが持つ美点を汚すようなものではなく、時流に沿ったアップデートと言っていい。つまり、ライダースジャケットはM65 フィールドジャケットやボンバージャケットのようなミリタリーウェアと同じように、メンズファッションにおいて完全に独立した絶対定番品として愛されている。
日本で誕生した比較的新しいレザーブランドである〈FINE CREEK LEATHERS(ファインクリークレザーズ)〉もまた、輝かしいライダースジャケットの歴史の一部になることが確定している。「馬革の可能性を追求する」というブランドコンセプトのもとにホースハイド(馬革)だけを使うことにこだわる〈ファインクリークレザーズ〉は、クラシックなアメリカンライダースジャケットの歴史と伝統に敬意を払いながら、ジャパンブランドならではのきめ細やかなデザイン・仕様で厳選されたモデルを製作。アイテムによって、また部位によっても異なるホースハイドを使い分けるという非常に手間の掛かる仕様で作られるライダースジャケットは、きっと何百着もレザーウェアを見てきたような人が見ても思わず手に取りたくなるはず。ボディの左右でシボ感の異なるレザーが使われることもあり、見た目はもちろんエイジングの観点からも唯一無二の逸品に育っていく。そう、共に成長していくことができることが革製品の最大の魅力だとすれば、〈ファインクリークレザーズ〉のライダースジャケットが常にソールドアウトが続いているのはごく自然な反応と言えるだろう。新品状態の美しさはもちろん、何年も着込んだ後の素晴らしいエイジングはまさにプライスレス。オリジナリティのある経年変化を体験できるという点で〈ファインクリークレザーズ〉はハードコアなレザー好きから熱烈に支持されている。

Fine Creek Leathers Leon The Nostar
Fine Creek Leathers Leon The Nostar

Fine Creek Leathers Leon The Nostar
Fine Creek Leathers Leon The Nostar

クラシックなデザイン、肉厚なホースハイド
ヘンタイ級のレザー好きをも満足させる珠玉の一着

〈ファインクリークレザーズ〉を代表するダブルタイプのライダースジャケット、「LEON THE NOSTAR」はベジタブルタンニン、染料仕上げのホースハイドを贅沢に使った一着。デザインは1950年代のライダースジャケットからインスパイアされたクラシックなルックスで、ウエストにはベルト、肩にはエポーレットが付属する。往年のハリウッドスターが愛用していた〈Schott〉のあの名品を彷彿させるデザインにも惹かれるけれど、ホースハイドならではの堅牢かつ高級感あふれるレザーの質感がたまらない。革そのものの味わいを最大限楽しめるように、顔料ではなく薄い染料で染められていることも素晴らしい。染料仕上げ特有のマットな質感はギラギラした印象にならず、大人が普段着で着用できる落ち着きも備えているからだ。
裏地には上質なキルティング生地を採用し、程よい防寒性を備えながら幅広いシーズンで着用できるよう配慮されている。ちなみに上記フォトギャラリーに掲載している「LEON THE NOSTAR」はエイジングサンプル。腕周りのジャバラやボディのヤレた味わいが男性的なオーラをみなぎらせており、全体に凄みのようなものを与えていることが分かるはず。染料染めなので、長年着用すると茶芯が見えてくるのもレザー好きにはたまらないのではないだろうか。
〈ファインクリークレザーズ〉LEON THE NOSTARはブラックのみの一色で、34、36、38、40、42、44の6サイズ展開。価格は150,741円となる。肉厚なホースハイドを全体に使用したライダースジャケットで15万円というプライスは破格と言っていいだろう。
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