今も買える Hermès の最新シルバージュエリーを厳選
店頭に並ぶことすら滅多にない〈Hermès〉のシルバージュエリーは、性別を問わず憧れの存在。公式サイトに掲載されている現行モデルの中から、今も買えるシルバージュエリーを厳選してピックアップした。気になるモデルは早めにゲットしないといつの間にか生産終了になっているかも?
最新の〈Hermès〉の真髄は現行モデルにあり!
昨日の @kaisa_fr さんへのインタビュー記事では〈Hermès(エルメス)〉のヴィンテージジュエリーをお届けし、非常に大きな反響をいただいた。ジュエリー好きはもちろん、ファッション好きにとっても〈エルメス〉は憧れの存在。特に同ブランドのヴィンテージジュエリーは謎に包まれている部分も多く、 @kaisa_fr さんの膨大なコレクションはラグジュアリーでミステリアスな〈エルメス〉の世界観を奥深く楽しめるコンテンツとして多くの方にご覧いただいているようだ。
上記の記事を読んで「私もヴィンテージの〈エルメス〉が欲しい!」と思った方もきっと多くいらっしゃるはず。でも、ただでさえ流通数が少なく、近年ますます人気が上昇していることもあり、なかなか気軽に手に入れられないのも現実。であれば、現行モデルに目を向けてみてはいかがだろうか?
詳しい方ならご存じの通り、現行モデルのジュエリーも超が付くほど需要が高いため、〈エルメス〉のブティックに並ぶことは滅多にない。特に一番人気のChaine D’ancre(シェーヌダンクル)は半年~1年待ちと言われており、他のブレスレットやリング、ネックレスなども同じくらい気長に待つ必要がある。
しかし、考え方を変えると待つことができれば必ず手に入るのが現行モデルの魅力。もちろん、現行モデルがヴィンテージと比べて品質面で劣っているわけではないのも〈エルメス〉の特徴でもある。
ということで、本稿では2022年3月26日(土)現在で〈エルメス〉公式サイトに掲載されている(=購入可能である)シルバージュエリーの中から、男女問わずおすすめのモデルを厳選してピックアップ。メゾンの卓越した技術とセンスを味わえる逸品の中から、あなただけの〈エルメス〉を見つけてほしい。
詳しい方ならご存じの通り、現行モデルのジュエリーも超が付くほど需要が高いため、〈エルメス〉のブティックに並ぶことは滅多にない。特に一番人気のChaine D’ancre(シェーヌダンクル)は半年~1年待ちと言われており、他のブレスレットやリング、ネックレスなども同じくらい気長に待つ必要がある。
しかし、考え方を変えると待つことができれば必ず手に入るのが現行モデルの魅力。もちろん、現行モデルがヴィンテージと比べて品質面で劣っているわけではないのも〈エルメス〉の特徴でもある。
ということで、本稿では2022年3月26日(土)現在で〈エルメス〉公式サイトに掲載されている(=購入可能である)シルバージュエリーの中から、男女問わずおすすめのモデルを厳選してピックアップ。メゾンの卓越した技術とセンスを味わえる逸品の中から、あなただけの〈エルメス〉を見つけてほしい。
真っ先に狙いたいボリュームたっぷりのブレスレットは、トルサードとレポンスをパワープッシュ
最初におすすめするモデルはTorsade(トルサード)TGM。ヴィンテージモデルも非常に人気があるトルサードも、実は生産が復活していたことをご存じだろうか。ねじりを加えたような独特なルックスとボリュームのあるデザインが魅力のトルサードは、〈エルメス〉でしか生まれないオリジナリティを思う存分楽しむことができる。現時点ではブレスレットとネックレスを購入可能。将来価値の高いヴィンテージに化けること必須のトルサードは、コアな〈エルメス〉ファンならずとも購入を検討したい逸品と言えるだろう。
ヘヴィー級のブレスレットでもうひとつ猛プッシュしたいのがReponse(レポンス)GM。ラージサイズのコマが連なる存在感抜群のルックスが先鋭的なファッション好きから支持を集めている。
レポンスはシェーヌダンクルをアップデートした新作モデルのひとつ。船の錨をモチーフにしたシェーヌダンクルのコマを大きく立体的にアレンジしたデザインで、その巨大なサイズ感はもちろん、まるでプラチナのような美しい輝きをこれ以上ないほど味わえる。パーツが大きくなるほどポリッシュ(磨き)のレベルが顕著に表れるジュエリーの世界で、ここまで大ぶりのパーツを惜しみなく使用したレポンスは、〈エルメス〉がジュエリー製作において絶対的な自信を持っていることの表れでもある。キラキラした輝きと思わず二度見してしまうビッグなボリューム感を両方楽しめる、現行モデル屈指のジュエリーだ。
レポンスはシェーヌダンクルをアップデートした新作モデルのひとつ。船の錨をモチーフにしたシェーヌダンクルのコマを大きく立体的にアレンジしたデザインで、その巨大なサイズ感はもちろん、まるでプラチナのような美しい輝きをこれ以上ないほど味わえる。パーツが大きくなるほどポリッシュ(磨き)のレベルが顕著に表れるジュエリーの世界で、ここまで大ぶりのパーツを惜しみなく使用したレポンスは、〈エルメス〉がジュエリー製作において絶対的な自信を持っていることの表れでもある。キラキラした輝きと思わず二度見してしまうビッグなボリューム感を両方楽しめる、現行モデル屈指のジュエリーだ。
春夏シーズンの主役になるクラシックで普遍的なバングル
続いて紹介するのは、定番のバングルたち。チェーンタイプのブレスレットと違い、腕にピッタリとフィットするバングルは、大ぶりのサイズ感でも着用しやすいメリットがある。〈エルメス〉には細身からボリュームのあるタイプまで幅広くラインアップしているが、ピックアップしたのはレポンスTGMとノジカPM。どちらもクラシックでシンプルなデザインで、性別を問わず着用可能。スムースな見た目から女性的な印象を受けるかもしれないけれど、男性がさり気なく身に着けると腕もとを一気にハイセンスに彩ることができるはず。
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幅4.5cmという大きなサイズ感のレポンスTGMは、チェーンタイプのレポンスと同様に鏡面仕上げの美しさを堪能できる逸品。〈エルメス〉自ら「素材と光を極めたジュエリー」と言う通り、スターリングシルバーという素材の美しさをそのまま封じ込めたデザインに仕上がっている。これからの季節はシャツからさり気なく覗かせるとセクシーだし、半袖のシーズンはバングル自体を主役にしたコーディネートをしてもいいだろう。
Nausicaa PM(ノジカPM)は1971年にJean-Louis Dumas(ジャン=ルイ・デュマ)氏が生み出した伝説的なモチーフをあしらったモデル。乗馬の世界に由来するモデル名の通り、〈エルメス〉にとって普遍的なテーマである馬具の世界観を表した傑作デザインだ。2つのなだらかな曲線が描く女性的な美しさには、メゾンの想像の原点がある。
〈エルメス〉の世界観をギュッと凝縮したリングは、男女問わず押さえておきたい
男女問わずもっとも気軽に楽しめるジュエリーとして、リングもしっかり押さえておきたい。〈エルメス〉のリングはまさに時代を超えたクラシック。安易なトレンドにまったく左右されない普遍的なデザインと、テーマによって趣を変える自由なデザイン性を楽しめるのも魅力だ。
Osmose GM(オスモズGM)は、初めての〈エルメス〉のリングとしても非常に人気の高い定番アイテム。シェーヌダンクルシリーズから誕生したこのリングは、ぽってりとした丸みのある可愛らしいフォルムが特徴。でも、全体に漂う静かなクラス感が可愛らしさよりも気品を演出してくれる不思議なデザインでもある。男女問わず愛用者の多いベストセラーモデルとして、リングが気になる方は真っ先にチェックすることをおすすめしたい。
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Collier de Chien(コリエ・ド・シアン)はスタッズのあるデザインがちょっと異色のモデル。スタッズ=パンクの固定観念を持つ現代の私たち(筆者だけ?)は、このシリーズが最近生まれたものだと思ってしまいがちだけれど、実はコリエ・ド・シアンの歴史も古く、1949年に誕生している。彫刻的なシャープなラインと現代的なデザインは、当時も今もオーナーをスタイリッシュに格上げしてくれる頼もしい存在。尖ったデザインだけに男性的な印象も強いが、実は女性が身に着けると強烈にかっこいいデザインでもある。もちろん、男性が身に着けても一目置かれることは言うまでもない。よりさり気なく身に着けたい方は、一回り細身のCollier de Chien PM(コリエ・ド・シアンPM)もおすすめだ。
もうひとつ、モダンな〈エルメス〉の側面を楽しめるリングとしてMini Crew(ミニ・クルー)もお忘れなく。コリエ・ド・シアンから派生したミニ・クルーは、幅広でフラットなリングに控えめなスタッズを配したミニマルなデザインに。ワンポイントでシンプルに身に着けるのも、他のリングとミックスさせるのも楽しい。ミニマルなデザインだから何にでも合ってしまう。でも、実は大人の存在感があるのがミニ・クルーの魅力だったりする。
すべてのアイテムに表れるメゾンの手仕事の素晴らしさ
大きさもデザインも異なるものの、どのアイテムにも共通しているのは〈エルメス〉の卓越したセンスと圧倒的な技術力。どのシルバージュエリーも昔ながらの職人の手作業によって制作されており、ハンドメイドであることへの徹底的なこだわりにメゾンとしてのプライドが込められていると言い換えることもできる。
当然手作業の割合が多いほど生産量に直結する。〈エルメス〉のジュエリーは需要と供給がまったく嚙み合っていないと言われることもあるけれど、これは人気の高いブランドが抱える悩ましい問題だ。欲しい人が世界中にたくさんいることは、誰よりも〈エルメス〉自身が分かっているはず。それでも、現在のクオリティを維持するためには安易なマシンメイドにするわけにはいかないし、人件費が安く大量生産ができるアジアに生産拠点を作るわけにはいかない。ヨーロッパの限られた工房でひとつひとつを作るからこその〈エルメス〉であり、私たちはそういった背景にも惹かれるはずだ。
当然手作業の割合が多いほど生産量に直結する。〈エルメス〉のジュエリーは需要と供給がまったく嚙み合っていないと言われることもあるけれど、これは人気の高いブランドが抱える悩ましい問題だ。欲しい人が世界中にたくさんいることは、誰よりも〈エルメス〉自身が分かっているはず。それでも、現在のクオリティを維持するためには安易なマシンメイドにするわけにはいかないし、人件費が安く大量生産ができるアジアに生産拠点を作るわけにはいかない。ヨーロッパの限られた工房でひとつひとつを作るからこその〈エルメス〉であり、私たちはそういった背景にも惹かれるはずだ。
冒頭にも書いたが、現行モデルとはいえ、どのモデルもいつ生産が終了するかは誰も予想できない。ある日突然ドロップすることもあり得るので、なくなってから後悔するよりも本当に欲しいモノは手に入れることをおすすめしておこう。最新の〈エルメス〉のジュエリーには、ヴィンテージモデルとは作りや趣がやや異なるものの、世界に名だたるメゾンの手仕事を存分に堪能できるクオリティが備わっている。その品質の高さもさることながら、将来ヴィンテージとして価値が上がることがあることも同ブランドならではの楽しみとも言える。時代を超えて愛せるシルバージュエリーをお探しであれば、〈エルメス〉は絶対に外せないブランドなのだ。
なお、本稿で紹介している以外にもたくさんのシルバージュエリーが揃っているので、気になる方は〈エルメス〉公式サイトを覗いてみよう。
なお、本稿で紹介している以外にもたくさんのシルバージュエリーが揃っているので、気になる方は〈エルメス〉公式サイトを覗いてみよう。
ITEM CREDIT
- Hermès:Silver jewelry Collection