Louis Vuitton x Nike Air Force 1 Finaly here

故ヴァージル・アブローがデザインした Louis Vuitton x Nike Air Force 1 が6月に一般販売

メゾンの手によりハンドメイドで作られる、史上最高にラグジュアリーなAir Force 1を手に入れるチャンスが到来。


Written : LIVE IN RUGGED
Photo : LOUIS VUITTON

ミッドカットとローカットの2軸をベースに色とりどりのAF1が完成

LIVE IN RUGGEDでも触れてきた〈LOUIS VUITTON(ルイ・ヴィトン)〉と〈Nike(ナイキ)〉のコラボレーションによるAir Force 1(エアフォース1)が、満を持して6月に一般販売されることが決定。スニーカー業界屈指の人気モデルをメゾンがハンドメイドで制作するスペシャルモデルが間もなく登場する。
エアフォース1の完成された原型はそのままに、〈ルイ・ヴィトン〉と故Virgil Abloh(ヴァージル・アブロー)氏ならではのウィットに富んだセンスと遊び心を注ぎ込んだスペシャルモデルの詳細については上記の記事に詳しく記載している通り。かいつまんで説明すると、アッパーやアイコニックなスウッシュ、シュータンなどに〈ルイ・ヴィトン〉を象徴するモノグラム柄やダミエ柄をミックスさせ、ラベルには両ブランドのロゴが入るという特別仕様を盛り込んだ一足となる。先日公開されたミッドカットとローカットの計9モデルは、カラーはもちろんデザイン自体もそれぞれ異なる仕様になっており、モデルによって大きく印象を変えるバリエーションが用意されるようだ。

1982 Rolex GMT-Master Ref.16753
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故ヴァージル・アブロー氏の息吹が掛かった最後の〈Nike〉AF1

これらは2021年6月に発表された〈ルイ・ヴィトン〉の2022年春夏メンズコレクションのためにヴァージル・アブロー氏かデザインした47モデルの中から9モデルを厳選したもの。〈ルイ・ヴィトン〉を象徴するモノグラム柄を使ったデザインや、ヴァージル氏お気に入りのレインボーカラーを彷彿とさせるグリーン、レッド、ブルーから成るカラーリングを施したツートーンカラーバージョンなど、豊富なカラーウェイが展開される。また、モノグラム柄と同じく同ブランドを象徴するダミエ・エディションも登場。ヨーロッパのハイブランドが生み出した意匠を惜しげもなく採用した非常に特別なスニーカーが誕生した。

1982 Rolex GMT-Master Ref.16753
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1982 Rolex GMT-Master Ref.16753
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1982 Rolex GMT-Master Ref.16753
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熟練職人が手作業で製作

この特別なコラボレーションコレクションの正式な完成を祝い、〈ルイ・ヴィトン〉がメイキング画像を公開。アイコニックなモノグラム柄がエンボス加工で表現されたいくつものレザーパーツを熟練した職人がひとつひとつ手作業で縫製し組み立てられる様子が紹介されており、量産型のスニーカーでは通常あり得ないほどのコストが注がれていることが伺える。〈ルイ・ヴィトン〉にとってはたかがスニーカー、されどスニーカーなのだろう。元々ストリートのためのアイテムであることが美徳であるスニーカーというシューズであっても確かな手で製作される本モデルには、歴史あるメゾンだからこそできる上質さと品格が与えられていることが分かる。

1982 Rolex GMT-Master Ref.16753
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1982 Rolex GMT-Master Ref.16753
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1982 Rolex GMT-Master Ref.16753
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1982 Rolex GMT-Master Ref.16753
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やはり物凄くお高かった…。

このコラボレーションを記念し、アメリカ・ニューヨークではグリーンポイント・ターミナル倉庫にて「Louis Vuitton and Nike “Air Force 1″ by Virgil Abloh(〈ルイ・ヴィトン〉と〈ナイキ〉による”エアフォース1” by ヴァージル・アブロー)」というエキシビジョンが開催中。全47モデルが展示されているようだ。
〈ナイキ〉が生み出した屈指の定番モデルであるエアフォース1を〈ルイ・ヴィトン〉がリデザインという事実だけでもファッション史上に残るニュース。しかもこれほど多くのラインアップが登場するというのだから、両ブランドの力の入れようは凄い。ヨーロッパのビッグメゾンとスポーツ/ストリートを象徴するアメリカのブランドの間には密接な接点がないように思えるが、モードとストリートの垣根が取り払われた現代ではこういうのもアリだよね、クールだねと喜びをもって受け入れられる人も多いのではないだろうか。
ただし、ミッドカットが42万5,700円、ローカットが34万1,000円というハイプライスに抵抗を覚える人も多いだろう。いくら〈ルイ・ヴィトン〉がハンドメイドも交えて製作するとはいえ、通常モデルの30~40倍もの値段をためらいなく支払える人はほとんどいない。そもそもエアフォース1を愛するリアルなユーザーにとってあまりに非現実的な価格とも言える。とはいえ、本コレクションが〈ルイ・ヴィトン〉による特別なコラボレーションであり、吊るしのモデルでは決して体験できないラグジュアリーなモデルであることも事実。熱狂的なスニーカーヘッズやレアモデルを蒐集するコレクターにとっては絶対に手に入れたい逸品と言えるだろう。個人的にはまったく手が届かないので別世界の話ではあるものの、両ブランドの個性がぶつかり合ったユニークなデザインと贅沢な手作業には心が惹かれた次第。皆さんはどう思っただろうか?
〈ルイ・ヴィトン〉×〈ナイキ〉エアフォース1は9モデルが22.5cm~36cmまでの21サイズで展開され、〈ルイ・ヴィトン〉の公式オンラインストアにて6月に一般販売される。
LIVE IN RUGGEDがお届けする〈ルイ・ヴィトン〉の記事はこちら。〈ナイキ〉の記事はこちらをチェック。
2022年末に登場予定の〈ナイキ〉Cortez 誕生50周年を祝う〈sacai〉とのコラボレーションモデルも心待ちにしたい。
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