クロムハーツが作る極上のシアリングレザーを使ったライダースジャケットで、ひとつ上のラグジュアリーを堪能する
デザイン自体もアメリカンスタイルではなくモード感漂うヨーロッパ系である点にも注目。
シンプルかつミニマルな〈クロムハーツ〉
今この瞬間がまさにオンシーズンであるライダースジャケット。LIVE IN RUGGED読者の皆様の中にも毎日のように着用されている方が多いのではないだろうか。一言でライダースジャケットと言っても〈Lewis Leathers(ルイス・レザーズ)〉に代表されるブリティッシュ・モーターサイクル系と〈Schott(ショット)〉に代表されるアメリカン・モーターサイクル系に二分され、それぞれにハードコアなファンが無数に存在する。カフェレーサースタイルとも称されるブリティッシュ・モーターサイクル系は、イギリスらしいスタイリッシュなシルエットがもたらすファッションとの親和性の高さが魅力。それに対してアメリカン・モーターサイクル系は男らしくワイルドな世界観で、シルエットはややルーズなモノが多い。
ジュエリーやレザーウェア、グッズ、各種ライフスタイルアイテムでトータルラグジュアリーブランドへと成長した〈CHROME HEARTS(クロムハーツ)〉もたくさんのライダースジャケットを製作しているが、スタイル的には後者のモノが多い。こちらの記事でお届けしているように、〈クロムハーツ〉のライダースジャケットはウエスト部分にベルトが配された伝統的なアメリカンスタイルを踏襲したデザインが多く、それらが人気を博している。本稿で紹介するShearling Leather Jacket(シアリング・レザージャケット)のデザインは首元からウエストに向かって斜め一直線にジッパーが走り、胸元と腰回りにポケットを備えたシンプルな仕様。どちらかというと装飾的なデザインが多い〈クロムハーツ〉の中では異色と言えるほどミニマルなデザインに徹している。
きめ細やかなシアリングレザーにうっとり
モード感漂うシャープなデザインにも注目
「Shearling Leather Jacket(シアリング・レザージャケット)」というモデル名の通り、使われているのは短く毛を刈り込んだ羊の革。全体が程よい光沢感を持っているのは上質なシアリングレザーの特徴で、きめ細かい銀面を殺さないように鞣しスウェード調に仕上げている証拠だ。重厚な牛革ではなく買ったその日から着やすいシープレザーは耐久性を理由に敬遠する人もいるけれど、皮革製品に絶対的な自信を持つ〈クロムハーツ〉であれば何年も着倒すことが可能。もちろんダメージが蓄積された箇所はおなじみのクロスパッチなどでリペアすることもできる。
分かりやすいアメリカンスタイルのライダースジャケットではなく、通好みのモード系のデザインは着こなしをシャープに格上げしてくれること間違いなし。ミニマルなデザインであるため、トレンドに関係なく着続けられる点も魅力だ。着れば着るほど上質な光沢感が増していくシアリングレザーを贅沢に使った〈クロムハーツ〉のライダースジャケットはオンラインリセールストア「JUSTIN REED(ジャスティン・リード)」で販売中。価格は7,500ドルとなる。気になる方は「JUSTIN REED公式オンラインストア」をチェックしてみよう。
ITEM CREDIT
- CHROME HEARTS:Shearling Leather Jacket