【第3回】スニーカーの次なるトレンドはシンプル&ミニマル – New Balance 990v6
空前のブームを経て次に定着し、もっともクールな存在になるのはどんなスニーカーか?LIVE IN RUGGEDがスニーカーの次なるトレンドを独自に予測。第3回目は〈New Balance〉待望の新作、「Made in USA 990v6」をフィーチャー。
コロナ禍で発売が延期されていた「990」シリーズ最新作が遂に登場
何年も続いた空前のスニーカーブームとストリートファッションの流行がもたらした変化は、年齢層を問わず私たちの着こなしを大きく変化させた。ひところに比べるとやや落ち着いてきたとはいえ、私たちの生活にとってスニーカーはなくてはならない存在であり続けることは決して変わらない。ファッション業界のトップに君臨するヨーロッパのビッグメゾンにまで波及したトレンドの波を経て、これからどんなスニーカーがクールな存在になるだろうか?LIVE IN RUGGEDでは「シンプルでミニマルなデザインが次なるスニーカートレンド」と予測。それを裏付ける(であろう)各ブランドのモデルをピックアップしてお届けする。
第1回目は2022年10月22日(土)に発売されたばかりの〈Reebok(リーボック)〉×「1LDK」のCLASSIC LEATHER(クラシックレザー)、続く第2回では〈イタリアのリテーラー「SLAM JAM」と〈Nike〉Air Force 1 Lowに注目した。どちらもこれからの時代を象徴するようなシンプルでクリーンなデザインが特徴で、すでに絶対的な人気を確立している定番品の派生モデルという点も共通している。
第3回目となる本稿では、コロナ禍の影響で発売が延期になっていた〈New Balance(ニューバランス)〉の「Made in USA 990v6」をフィーチャー。ファン待望の大注目モデルの魅力をお届けする。
第3回目となる本稿では、コロナ禍の影響で発売が延期になっていた〈New Balance(ニューバランス)〉の「Made in USA 990v6」をフィーチャー。ファン待望の大注目モデルの魅力をお届けする。
最新の技術力を駆使し構造的にアップデート
よりスタイリッシュで快適な「990」シリーズへ
数多い〈ニューバランス〉のラインアップの中でも時代を超えたタイムレスな定番モデルとして根強い人気を持っている「990」シリーズ。事前抽選応募を経て11月4日(金)についにローンチされる「990」シリーズの最新作である「Made in USA 990v6」は、まさに同ブランドのファンにとって待望の一足だ。
「990」シリーズは今から約40年前の1982年に初代モデルが誕生。オンロード用のランニングシューズとしてアスリートやランナーたちの足元を守るとともに、より良いパフォーマンス、よりスタイリッシュなファッション性を与えてきた不動のスタンダードアイテムである。当時の広告で〈ニューバランス〉自らが「1000点満点中990点」と謳ったことにも、品質の高さに対する絶対的な自信が伺える。「990」シリーズはその後「995」「996」「997」「998」「999」「990」「991」「992」「993」「990v3」「990v4」「990v5」、そして今回の「990v6」と14代にわたり展開。すべてのモデルを米国内の工場で製造するという一貫した姿勢もファンからの根強い支持を集めている理由だ。
「990」シリーズは今から約40年前の1982年に初代モデルが誕生。オンロード用のランニングシューズとしてアスリートやランナーたちの足元を守るとともに、より良いパフォーマンス、よりスタイリッシュなファッション性を与えてきた不動のスタンダードアイテムである。当時の広告で〈ニューバランス〉自らが「1000点満点中990点」と謳ったことにも、品質の高さに対する絶対的な自信が伺える。「990」シリーズはその後「995」「996」「997」「998」「999」「990」「991」「992」「993」「990v3」「990v4」「990v5」、そして今回の「990v6」と14代にわたり展開。すべてのモデルを米国内の工場で製造するという一貫した姿勢もファンからの根強い支持を集めている理由だ。
それでは、満を持して登場する「Made in USA 990v6」は歴代モデルと何が違い、どんな特徴があるのか?
奇しくも40周年というアニバーサリーイヤーにローンチされることとなった「Made in USA 990v6」の見た目部分に注目すると、「992」や「993」を彷彿させる丸みを帯びたシルエットと厚底のソールで構成されていることが分かる。これは従来のミッドフットサドル(足の甲を横断するパーツ)を省き、ピッグスキンスウェードとシンセティックレザーの組み合わせを、メッシュアッパーの上でヒールからつま先までスムーズに配置しているから。つまり構造的に現在の〈ニューバランス〉の技術力をもってすれば不要となったパーツを排除し、よりストレスフリーで美的観点も優れたアップデートを施したということになる。これにより過去に発売された「992」や「993」よりもスタイリッシュでスポーティな印象を演出することに成功。ちなみに「FuelCell(フューエルセル)」ミッドソールのクッショニングを使用することで反発弾性と軽量性もさらに追求し、履き心地の観点も改善されていることを付け加えておこう。
奇しくも40周年というアニバーサリーイヤーにローンチされることとなった「Made in USA 990v6」の見た目部分に注目すると、「992」や「993」を彷彿させる丸みを帯びたシルエットと厚底のソールで構成されていることが分かる。これは従来のミッドフットサドル(足の甲を横断するパーツ)を省き、ピッグスキンスウェードとシンセティックレザーの組み合わせを、メッシュアッパーの上でヒールからつま先までスムーズに配置しているから。つまり構造的に現在の〈ニューバランス〉の技術力をもってすれば不要となったパーツを排除し、よりストレスフリーで美的観点も優れたアップデートを施したということになる。これにより過去に発売された「992」や「993」よりもスタイリッシュでスポーティな印象を演出することに成功。ちなみに「FuelCell(フューエルセル)」ミッドソールのクッショニングを使用することで反発弾性と軽量性もさらに追求し、履き心地の観点も改善されていることを付け加えておこう。
高くても欲しくなる魅力がある傑作「990」シリーズ最新作は、ファンならずとも手に入れたくなる逸品
コストカットの観点で製造費や人件費を大幅に抑えられるアジア圏に生産拠点を移動するブランドや商品が多い中、〈ニューバランス〉は「990」シリーズはメイドインUSAに頑なにこだわってきた。今回ローンチされる「Made in USA 990v6」も3万6,000円と、必然的にスニーカーとしては高価格なプライスに。それでも抽選形式でしか購入できないほどファンが殺到するのは、長い歴史を持つ「990」シリーズが間違いない傑作であることを多くの人々が知っているからにほかならない。
安易なトレンドとは一線を画した位置に君臨する〈ニューバランス〉待望の「Made in USA 990v6」は11月4日(金)に「ニューバランス 原宿」と「T-HOUSE New Balance」、同ブランドの公式サイトで発売開始。サイズは22.0cm~29.0cm、30.0cmの展開となる。
先述のように事前抽選の受付を公式サイトにて行っているので、確実に購入したい方は10月31日(月)13:00までにこちらの内容を確認し応募しよう。
先述のように事前抽選の受付を公式サイトにて行っているので、確実に購入したい方は10月31日(月)13:00までにこちらの内容を確認し応募しよう。
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ITEM CREDIT
- New Balance:Made in USA 990v6