ファッションが究極に自由であることを示す LOEWE のアシンメトリーなデニムジャケット
3rdタイプのデザインをベースに左右非対称にデザインし、さらに襟と袖口は取り外し可能という〈LOEWE〉らしい自由なクリエイションが光る逸品。
常識を疑うことで生まれたかのような大胆なデザイン
定番的な作りと歴史を重んじるメンズファッションの中でも特にオーセンティックなモノが多いデニムジャケットも、〈LOEWE(ロエベ)〉の手に掛かると既成概念を覆すようなデザインができ上がる。2023年春夏コレクションの始まりと同時に発表された Deconstructed Denim Jacket(デコンストラクテッド デニムジャケット)は、往年の3rdタイプをベースに左右非対称に仕立てたユニークなルックス。左右で上下がずれている大胆なデザインは着る人を選ぶ(というか着ること自体にある程度の勇気が必要)かもしれないが、ファッションを楽しむという行為の本質には伝統だけではなく、常識を疑うことも時には必要であることを教えてくれる…と言うと大げさだろうか?
ヴィンテージを思わせる素晴らしい色落ち加工も魅力
スペイン発祥のラグジュアリーメゾンとして上質な革製品やファッションアイテムを制作し、近年ますます存在感を増している〈ロエベ〉は、アイテムを問わず伝統的な製法を駆使しながら常識に捉われない優れた発想のデザインを数多く生み出している。2015年春夏シーズンからクリエイティブ・ディレクターを務める Jonathan William Anderson(ジョナサン・ウィリアム・アンダーソン)は自身のブランドである〈J.W. ANDERSON(J.W. アンダーソン)〉でもあふれんばかりの才能を発揮しているが、〈ロエベ〉での仕事も称賛に値すると誰もが認めるところだろう。メゾンとして培ってきたヘリテージや伝統を大切にしながら今日的なファッションとして非常に高いレベルに仕立てる手腕は、30代とは思えないほど。ハイクオリティーとアバンギャルドを巧みにミックスしたこちらのデニムジャケットも、ファッションは自由に楽しむべきだという想いが込められているように思える。
そして、ヴィンテージを思わせる素晴らしい色落ち加工もグッとくるポイント。デニムのユーズド加工にはうるさい傾向がある男性でも、この自然なフェイド具合やアタリを見ると好きにならずにはいられないのではないだろうか。Sporty Blue(スポーティーブルー)と名付けられた色鮮やかなブルーは、ようやく訪れつつある暖かい春を祝福するようなポジティブな空気感が漂っている。また、襟と袖口を取り外すとデフォルトの状態とはひと味違うルックスを楽しめる「一粒で二度美味しい」仕様であることと、背面の袖に配されたいかにも上質な〈LOEWE〉のロゴ入りのレザーパッチも購買意欲を刺激してくれるポイントだ。
ちなみにこのデニムジャケットはウィメンズなのだが、ゆったりとしたリラックスフィットということもあり、男性でもまったく無理なく着用できることも付け加えておく。
〈ロエベ〉のデコンストラクテッド デニムジャケットは187,000円。すでにオンライン上では36サイズしかストックが残っていないので、気になる方は早めに「〈ロエベ〉公式サイト」をチェックすることをおすすめする。
ちなみにこのデニムジャケットはウィメンズなのだが、ゆったりとしたリラックスフィットということもあり、男性でもまったく無理なく着用できることも付け加えておく。
〈ロエベ〉のデコンストラクテッド デニムジャケットは187,000円。すでにオンライン上では36サイズしかストックが残っていないので、気になる方は早めに「〈ロエベ〉公式サイト」をチェックすることをおすすめする。
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この春、いよいよ DENIME が WAREHOUSE の手で復活することはご存じ?
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