ダニエル・アーシャムの個展「Tokyo 3024」が中目黒の 3110NZ by LDH kitchen で開催
古代ギリシャの胸像とアニメキャラクターを並列し、異なる時代のイメージを対比させた作品や絵画シリーズ、秘蔵のドローイングシリーズといった超貴重な作品が展示、さらに「渋谷PARCO」の「NANZUKA 2G」ではTシャツの販売も
現代アートを代表する作家の作品を間近で鑑賞できるチャンス
アメリカ・ニューヨークを拠点に活動する現代アーティスト、Daniel Arsham(ダニエル・アーシャム)の個展「Tokyo 3024」が、中目黒のギャラリー「3110NZ by LDH kitchen」にて5月10日(金)から開催中。さらに「渋谷PARCO」の「NANZUKA 2G」ではTシャツの販売も行われる。
本展は2020年から2023年にわたって開催された「POKEMON(ポケモン)」とのコラボレーションによるアートプロジェクト以来、「NANZUKA」における4度目の個展となる。熱心なファンであればご存じのように、ダニエル・アーシャムは “Fictional Archeology(フィクションとしての考古学)” というコンセプトに基づき、不明確で曖昧な空間を創造してきた。また、”future relics of the present(現在身の回りに存在しているものが、遠い未来には化石と化している可能性)” という考えを具現化した立体作品やペインティング、インスタレーション、そしてパフォーマンスを含めた創造的な活動を常に行っており、これまでにアメリカ・ニューヨークの「MoMA PS1」やマイアミの「The Museum of Contemporary Art」、ロサンゼルスの「Mills College Art Museum」、フランスの「Carré d’Art de Nîmes」、ギリシャ・アテネの「The Athens Biennale」など、世界中の美術館や国際展などで発表・展示。まさに現代アート界を代表するアーティストとして、世界屈指の人気を集めている。
絵画からドローイングまで、2024年のダニエル・アーシャムを堪能できる個展
「Tokyo 3024」は、古代ギリシャの胸像とアニメキャラクターを並列し、異なる時代のイメージを対比させた作品「Fractured Idols」をはじめ、浸食された巨像、車やキャラクターが洞窟から発見される「Anatopism」の絵画シリーズ、そしてダニエル・アーシャムがキャリア初期からホテルのステーショナリーに旅行のアーカイブとして描き続けているドローイングシリーズ「Hotel Stationary Sketches」によって構成される。このドローイングシリーズではダニエル・アーシャムが愛してやまない自動車メーカー〈PORSCHE(ポルシェ)〉911や、言わずと知れた〈Nike(ナイキ)〉Air Jordan 5(エアジョーダン5)、さらには〈ROLEX(ロレックス)〉DAY-DATE(デイデイト)まで、誰もが一度は目にしたことのあるものが長い年月を経て風化・変化したような作風で描かれている。
さらに、先に述べたように「渋谷 PARCO」2階の「NANZUKA 2G」では本展を記念したオリジナルTシャツも販売中。こちらもアート好き・ファッション好きにはたまらない逸品になるはず。
ダニエル・アーシャムの個展「Tokyo 3024」は、東京・中目黒のギャラリー「3110NZ by LDH kitchen」にて開催中。なお、水曜日~木曜日は11:00~16:00の開催、金曜日~土曜日は11:00~17:00の開催(日曜、月曜、火曜、祝日は休業)となるので、足を運ぶ際はお忘れなく。
ダニエル・アーシャムの個展「Tokyo 3024」は、東京・中目黒のギャラリー「3110NZ by LDH kitchen」にて開催中。なお、水曜日~木曜日は11:00~16:00の開催、金曜日~土曜日は11:00~17:00の開催(日曜、月曜、火曜、祝日は休業)となるので、足を運ぶ際はお忘れなく。
ITEM CREDIT
- Daniel Arsham:Tokyo 3024 Exhibition 3110NZ by LDH kitchen