FENDI が 2025年春夏コレクションで RED WING とコラボレーション
超異色のコラボが来年実現、しかもベースモデルは〈RED WING〉を代表するクラシックモック
イタリアンメゾン×アメリカンラギッド
1925年にローマで創業したイタリアを代表するファッションブランド〈FENDI(フェンディ)〉の2025年春夏ウィメンズコレクションでランウェイを闊歩したモデルたちの足元を、あの〈RED WING(レッドウィング)〉のブーツが飾った。
ファッション業界におけるコラボレーションは予想外の組み合わせも多く、大抵のことでは意外性や驚きを感じることはない。それほどコラボレーションという手法は業界に蔓延しているからだ。しかし、〈フェンディ〉と〈レッドウィング〉という組み合わせを予想できた人は果たしてどのくらいいただろうか?〈フェンディ〉は言わずもがなのイタリアンメゾンで、ヨーロッパならではの気品に満ちた世界観を構築してきた。一方〈レッドウィング〉は、ご存じの通り生粋のアメリカンブランド。ワークブーツブランドの王様と呼ばれ、ラギッドの象徴とも言うべきブランドだ。両ブランドに共通点はまったくと言っていいほどない。
とはいえ、〈フェンディ〉2025年春夏ウィメンズコレクションで突如登場した〈レッドウィング〉のブーツは、見事にコレクションに溶け込んでいた。イタリアとアメリカはクリエイションにおける方向性はもちろん、ターゲット層もまったく異なる。それなのに「無理がない」仕上がりになっているのは新鮮な驚きだったし、本コレクションのために特別に制作された〈レッドウィング〉のブーツは、見慣れたフォルムでありながら細部の作りにシックな品が織り交ぜられている。
メンズサイズも熱望!
ベースとなったのは1952年に誕生して以来、〈レッドウィング〉を代表する名モデルとしてトップに君臨し続けているクラシックモック(アイリッシュセッター)。モカシンタイプのつま先に、長時間履いても疲れにくいトラクショントレッド・ソールを組み合わせたワークブーツで、日本では90年代のストリートで大ブレイク。現在でもラギッドなファッションを好む男女から愛され続けている。
本コラボレーションでは、〈フェンディ〉が誇る最高級カーフレザー“クオイオ ローマ”を使い、時代を超えたスタンダードであるクラシックモックを〈フェンディ〉流にアップデート。モカステッチ部分にアイコニックなセレリアステッチで“FF”ロゴをあしらうという、イタリアンメゾンならではの上品な味付けが際立つ一足となっている。ちなみにアッパーは〈フェンディ〉が制作し、ソールは〈レッドウィング〉が制作するという“分業”で作られたという。
本コラボレーションでは、〈フェンディ〉が誇る最高級カーフレザー“クオイオ ローマ”を使い、時代を超えたスタンダードであるクラシックモックを〈フェンディ〉流にアップデート。モカステッチ部分にアイコニックなセレリアステッチで“FF”ロゴをあしらうという、イタリアンメゾンならではの上品な味付けが際立つ一足となっている。ちなみにアッパーは〈フェンディ〉が制作し、ソールは〈レッドウィング〉が制作するという“分業”で作られたという。
ランウェイに登場したのは黒、茶、こげ茶、淡いピンク、ベージュ、白、グレーのスムースレザー7色と、茶のスウェードレザー1色の計8色。いずれもウィメンズコレクションでのお披露目となったため、メンズサイズが発売されるかは不明だが、もちろんニーズはある。特に〈レッドウィング〉人気が非常に高い日本では大歓迎されるだろう。
〈フェンディ〉2025年春夏コレクションのランウェイはフェンディ 公式サイトからチェック。
〈フェンディ〉2025年春夏コレクションのランウェイはフェンディ 公式サイトからチェック。
ITEM CREDIT
- FENDI x RED WING:2025 Spring Summer Womens Collection