今着たいのは“普通じゃない”レザージャケット – LOEWE Nappa Lamb Leather Zip Up Jacket
オーセンティックなボマージャケットをベースに、極上のレザーとヴィンテージフィーリングのある加工でアップデートした〈LOEWE〉のジップアップジャケットをチェック
伝統的な職人技が息づくレザージャケット
レザーウェアはラグジュアリーを象徴するアウターという印象が強いが、元々はワークウェアに近しい存在だった。かつてレザージャケットは戦闘機パイロットなどがコクピットの中の寒さから身を守る“制服”であり、酒とドラッグに溺れるアウトローなバイカーたちが自慢の愛車に乗る時の“ギア”だった。さらに古い時代までさかのぼれば、人類が最初に身をまとったウェアだった。レザーウェアは他のあらゆる衣服よりもプリミティブであり、生を象徴する素材であり、道具だった。そう考えると、名だたるラグジュアリーメゾンのレザーウェアがもてはやされていることに違和感を感じることもある。しかし、レザーウェアは道具であると同時に富の象徴でもあり、ファッションであり、反抗のシンボルでもあったことを考えると、あらゆるブランドが本命アウターとして作り続けることも理に適っていると言っていいだろう。
スペインのレザー工房から始まったラグジュアリーメゾン〈LOEWE(ロエベ)〉のレザージャケットには、反抗の精神は見当たらない。その代わり、今も昔もレザーに徹底的なこだわりを持つメゾンならではの卓越した職人技を思う存分堪能できる。制作過程でミシンなどの機械も用いるとはいえ、〈ロエベ〉のレザージャケットは人が手で作る尊さを今の時代に教えてくれる。端的に言えば、このジャケットを丁寧に着続けることで一生物になり得る逸品だ。
ミステリアスで奥行きのあるルックス
ナパラムレザー ジップアップジャケットは、オーセンティックなボマージャケットの特徴をなぞりながら、〈ロエベ〉流の洗練で現代風にアップデート。モデル名の通り、素材には極上のラムレザーを使い、うっとりするほど柔らかいタッチを実現している。荒くれ者のバイカーは選ばないだろうけれど、ファッションに強烈なこだわりを持つレザー愛好家は見た瞬間に恋に落ちるに違いない。
また、レザーには豊かな風合いと質感のある“ヴィンテージエフェクト”加工を施し、素材そのものの良さを活かしながら、ミステリアスで奥行きのあるルックスに仕上げている。普通のようで普通じゃない。
そして、これ見よがしなデザイン要素がなく、長く着用できるスタンダードな見た目とシルエットである点も、本モデルの大きな魅力だ。品質は極上、作っているのは誰もが知るラグジュアリーメゾンなのに匿名性が高いレザージャケットは、それほど多くない。
また、レザーには豊かな風合いと質感のある“ヴィンテージエフェクト”加工を施し、素材そのものの良さを活かしながら、ミステリアスで奥行きのあるルックスに仕上げている。普通のようで普通じゃない。
そして、これ見よがしなデザイン要素がなく、長く着用できるスタンダードな見た目とシルエットである点も、本モデルの大きな魅力だ。品質は極上、作っているのは誰もが知るラグジュアリーメゾンなのに匿名性が高いレザージャケットは、それほど多くない。
〈ロエベ〉のナパラムレザー ジップアップジャケットは、ロエベ 公式サイトにて販売中。価格は750,200円となる。
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