王道にして至高、大人にこそふさわしいライダースジャケット Lewis Leathers CYCLONE
成熟した大人の男に永遠の若さを与える不朽の名作、〈Lewis Leathers〉のCYCLONEを着るということ
守りに入るとどんどん老けていく
先日東京・表参道を歩きながら人間ウォッチをしていると、髪を緑色に染めて鋲付きの革ジャンとブラックジーンズを着る男性を見かけた。洗練された格好をする男女の中である種異様なオーラを放っていた彼は、原宿駅方面から裏原宿の路地へと早足で歩き去っていった。彼にとって表参道は通り道でしかなく、少々居心地が悪い場所だったのかもしれない。周りの洗練された大人たちはいかにもパンクな彼が視界に入ってもさほど気にしていなかったと思う。外国人観光客の方がよっぽど反応し、目で追っていた人もいた。そして信号待ちをしていた私は、早足で歩く彼をしばらく目で追いながら、無数のスタッズが打ち込まれたライダースジャケットと、それを完璧に着こなす彼の姿に見惚れていた。
この記事を書きながら、私たちはみんな大人になるにつれて、少し保守的になりすぎているのではないかと思っている。日本人は年齢や立場にふさわしい装いと着こなしを他人にも求める傾向が強い。確かに自分の年齢をまったく無視したようなファッションをすることで痛々しくなっている人はいるし、TPOを無視しようとは思わない。しかし、“大人になった自分”と“それにふさわしい装い”を意識しすぎるあまり保守的になりすぎるのもつまらない。10代の頃、最初にファッションに目覚めた時代に好きだったものや、20代で夢中になっていたものの良さを再発見し、それを今の装いに無理なく溶け込ませることができれば、見た目も精神面もいつまでも若々しくいられるのではないだろうか。
前置きが長くなってしまったけれど、そう考えた時に真っ先に浮かんだのが〈Lewis Leathers(ルイスレザーズ)〉のライダースジャケットだった。
一生物と呼びたくなるほど本質的な良さが詰まったライダースジャケット
川久保玲や藤原ヒロシといったファッション業界の重鎮がデイリーで着用していることもあり、〈ルイスレザーズ〉のサイクロンはファッションブランドとの親和性が高い。実際〈COMME des GARÇONS(コム デ ギャルソン)〉や〈fragment design(フラグメントデザイン)〉とはこれまで何度もコラボレーションを果たし、そのどれもが争奪戦になるほど。すっきりとシンプルなデザインと洗練されたスタイルを持つサイクロンは、世界でもっともスタイリッシュに着られるライダースジャケットと言っても過言ではないのではないだろうか。
30~40代以上の大人が選びたいのは、ベーシックで普遍的なサイクロン。となると、ホースレザーのブラックがもっともベストな一着としておすすめしたい。
ラムレザーやカウハイドに比べて新品状態では硬さを感じるホースレザーは、ライダースジャケットを着慣れていない人には少しハードルが高く感じられるかもしれないけれど、数年単位で着用した後のエイジングは最高の一言。自分の身体に合うサイズを選べば、アームの蛇腹の経年変化なども楽しむことができる。そして、何と言っても上質なレザーが全体に使われているからこそのにじみ出るような高級感と、一生物と呼びたくなるほど優れた耐久性には、本質的な良さがある。ブラックカラーであればコーディネートを問わずシックにまとまる点も魅力だ。
ラムレザーやカウハイドに比べて新品状態では硬さを感じるホースレザーは、ライダースジャケットを着慣れていない人には少しハードルが高く感じられるかもしれないけれど、数年単位で着用した後のエイジングは最高の一言。自分の身体に合うサイズを選べば、アームの蛇腹の経年変化なども楽しむことができる。そして、何と言っても上質なレザーが全体に使われているからこそのにじみ出るような高級感と、一生物と呼びたくなるほど優れた耐久性には、本質的な良さがある。ブラックカラーであればコーディネートを問わずシックにまとまる点も魅力だ。
〈ルイスレザーズ〉のサイクロン ホースレザー ブラックは受注生産となり、現在は約8ヵ月後の納品となってしまうが、来年の秋冬シーズンに着る本命アウターとして今から予約をしてみてはいかがだろうか。詳しくはROAD GENERAL STORE 公式オンラインサイトから。
ITEM CREDIT
- Lewis Leathers:CYCLONE Horse Leather Black