
サンローランがバング&オルフセンとコラボ、70年代の名作ターンテーブルを現代的にリメイク
フランスの老舗メゾン〈SAINT LAURENT〉と、デンマークを代表する〈Bang & Olufsen〉が初コラボレーション
〈Bang & Olufsen〉の名作「Beogram 4000」シリーズのオリジナルアイテムをリメイク
〈SAINT LAURENT(サンローラン)〉がデンマークの音響機器メーカー〈Bang & Olufsen(バング&オルフセン)〉と初コラボレーション。1970年代初頭に作られていた名作ターンテーブル「Beogram 4000」シリーズの復刻モデルを発売した。
コアなオーディオファンから支持を集める〈バング&オルフセン〉は、デンマーク北西部のストルーアにてピーター・バングとスヴェン・オルフセンが1925年に共同で設立。2025年で創業100周年目を迎えた老舗メーカーである同ブランドは、オーディオ業界におけるインダストリアル・デザインの代表的存在として認識されている。これまでに18製品も「MoMA」のパーマネントコレクションとして選定されるなど、音響の良さはもちろん、美的観点においても世界をリードする存在だ。
〈サンローラン〉とのコラボレーションでは、1970年代初頭に発表された〈バング&オルフセン〉の名作ターンテーブル「Beogram 4000」シリーズのオリジナルアイテムを10台修復し、現代向けにリメイク。ハードコアなオーディオファンはもちろん、ファッションやアートに興味が高い人々にとっても魅力的な逸品に仕上げられた。








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このエクスクルーシブなターンテーブルは、〈サンローラン〉のクリエイティブディレクターを務めるAnthony Vaccarello(アンソニー・ヴァカレロ)が直接ディレクション。オーディオデザインの古典として認識されている「Beogram 4000」にモダンな感性をミックスさせ、時代を超えたデザインが与えられた。控えめながらはっきりと「SAINT LAURENT」のミニマルなロゴが刻まれ、コレクターズアイテムとしても後年評価されそうだ。素材はアルミニウムとジリコテ、エレクトロニクスを使い分け、クラシックなルックスに現代的なニュアンスをプラス。古くからの「Beogram 4000」のファンが見ても新鮮さを感じるルックスとなっている。
〈サンローラン〉×〈バング&オルフセン〉Beogram 4000Cはサンローラン 公式サイトで問い合わせを受け付け中。価格は550万円となる。
ITEM CREDIT
- SAINT LAURENT RIVE DROITE x Bang & Olufsen:Beogram 4000C