
【プレイバック】時計マニアが反応する 1968年製の TUDOR オイスター プリンス サブマリーナ
トレンドに関係なくずっと愛用できる〈TUDOR〉ならではのアイコニックなディテールを備えた1968年製のOYSTER PRINCE SUBMARINER、その魅力をチェック
市場価格が大幅に上がった現在でも手に入れたいと思える時計
男性が身に着けるモノの中で、腕時計ほどピンキリの幅が広いアイテムも珍しい。安ければ数千円~、上を見れば1億円を優に超える天井知らずのプライスレンジを持つ腕時計の世界は、「ハマると沼」と言われてきた。特に近年盛り上がった空前のヴィンテージウォッチブームで〈ROLEX(ロレックス)〉を筆頭に現行モデル・ヴィンテージモデル問わず大幅に市場価格が上昇。著名なオークションでは毎年最高落札価格が更新される勢いを見せ、私たちにとって身近なセカンダリーマーケットでも数倍以上のプレミア化を果たしたモデルも多い。
〈ロレックス〉の兄弟ブランドである〈TUDOR(チューダー)〉も、新旧問わず過去のモデルが一気に値上がりしたブランドの筆頭だ。〈ロレックス〉と関係性があり、デザイン的にも似ているモデルが多いこともその一因だが、同ブランドのファンにとっては「やっと正当に評価された」という思いもあるのではないだろうか。
初期に作られたサブマリーナやクロノグラフは、一時期に比べて数倍の市場価格にアップ。〈チューダー〉のヴィンテージウォッチは価格的にも絶対的な流通量的にも手に入りにくくなってしまったけれど、男らしさのあるオーセンティックなヴィンテージウォッチ好きであれば、狙っている個体に出合えればゲットすべく虎視眈々と探している方も多いだろう。
初期に作られたサブマリーナやクロノグラフは、一時期に比べて数倍の市場価格にアップ。〈チューダー〉のヴィンテージウォッチは価格的にも絶対的な流通量的にも手に入りにくくなってしまったけれど、男らしさのあるオーセンティックなヴィンテージウォッチ好きであれば、狙っている個体に出合えればゲットすべく虎視眈々と探している方も多いだろう。
本稿で紹介する1968年製のOYSTER PRINCE SUBMARINER(オイスター プリンス サブマリーナ)は、腕時計黄金時代と呼ばれる後期の頃に作られたダイバーズウォッチ。シンプルで頑強なデザインと作り、そして普遍的な美しさを備えた名モデルだ。






〈ロレックス〉と共通するディテールも魅力
最大の特徴は、“サブマリーナ”というモデル名の通り〈ロレックス〉と共通するデザインを持ちながら、〈チューダー〉オリジナルの意匠を備えていること。スノーフレーク針(日本ではイカ針と呼ばれている)と四角いインデックスは特に〈チューダー〉らしいディテールで、時計に詳しい人が見れば誰でも〈チューダー〉だと判別できるはず。長い年月を経て飴色に変わった風格もたまらない。
リューズの王冠ロゴ、裏蓋の「ORIGINAL OYSTER CASE BY ROLEX GENEVA」の刻印など、細部に至るまで兄貴分である〈ロレックス〉との親和性を感じさせるデザインとディテールもさることながら、端正なルックスと40mmというスポーツウォッチとしては程よいサイズ感も本モデルの魅力。ミリタリーテイストもそこはかとなく漂うオイスター プリンス サブマリーナなら、あらゆるコーディネートにしっくりと馴染むはず。
1968年製の〈TUDOR〉OYSTER PRINCE SUBMARINERは、FARFETCH 公式オンラインサイトで発売中。価格は207万6600円となる。
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