Vintage reconstruction TMPL Chronograph

デイリーユースできる「新品のヴィンテージウォッチ」TMPLの腕時計

ヴィンテージ顔の日本製クオーツ時計が誕生。日常使いに最適な〈TMPL〉のクロノグラフを紹介する。


Written / Photo : LIVE IN RUGGED
Item : TMPL

日本製にこだわる数少ない時計メーカーがクラウドファンディングで新たにブランドを新設

メイドインジャパンにこだわる国産腕時計ブランド〈Azusa(アズサ)〉を運営する〈時計屋復刻堂〉が、クラウドファンディングを駆使して新たなブランド〈TMPL〉を新設した。
記念すべきファーストモデルは1910年代のヴィンテージウォッチからインスパイアされたクラシックなデザイン。2カウンタークロノグラフとノスタルジックなフォント使いは、まさに100年以上前の腕時計を思い起こさせる最強のコンビネーションだ。また、丸みを帯びてボリュームのあるケースとコブラ形の時針もこの年代特有のアイコン的デザインで、特にヴィンテージウォッチ好きは思わず反応してしまうだろう。
〈Azusa〉を代表する人気モデル、ORTHODOXY(オーソドキシー)は筆者が日常使いする大のお気に入り。〈TMPL〉発足時からこのヴィンテージスタイルの腕時計も気になっていたところ、幸運にもファーストモデルを試してみてほしいというありがたいオファーをいただいたため、これから不定期にこのクロノグラフの魅力も紹介していく。


伝統的な2カウンタークロノグラフのデザインを再現。

外装パーツに光沢があるため新品だと分かるが、もし錆びなどの経年変化があれば本物のヴィンテージウォッチと言われても信じてしまいそう。

機械式時計ではあり得ない魅力にも注目

1910’s CHRONOGRAPHのポイントは機械式時計ではなくクオーツ時計であること。腕時計の心臓部が機械式ではなく電池式であることはコアな時計好きからは敬遠されがちだが、良い部分も多くある。最大のメリットは価格が圧倒的に安いことだ。1910’s CHRONOGRAPHは税込みで32,780円。実績のある日本の時計メーカーの日本製ウォッチが3万円台前半で手に入れられるのは、機械式時計ではまずあり得ないと言っていい。
時計自体の精度が非常に高く、メンテナンスも簡単で安価で済むこともクオーツ時計の魅力。1910’s CHRONOGRAPHのムーブメントは日本のMIYOTA製クォーツを採用しており、精度は平均月差±15秒。月に前後15秒程度しか時間がずれないのは、電池式ムーブメントであれば当然のことかもしれないが、機械式時計よりも圧倒的に優れた精度がある。もちろん電池の寿命がきたら電池だけ交換することでまた新品時の精度で使い続けることが可能。メンテナンスフリーに近い状態で気を遣わずに日常使いできることは、機械式時計にはない強い魅力だ。


丸みを帯びたケースは存在感がありながら装着時の収まり具合も素晴らしい。大きめのリューズも100年以上前のパーツを彷彿させるデザインになっている。

これはケースカラーがシルバーで文字盤がブラックのカラータイプ。ケースはシルバーかゴールド、文字盤はブラックかホワイトを選択可能。

日常のどんなシーンでも気兼ねなく使えるところが嬉しい!

ヴィンテージウォッチのデザインが好きだけど、100年以上前のモデルを買うにはかなり勇気が必要だ。信頼できるショップから購入したとしても、どんなシチュエーションでも気兼ねなく身に着けるという人は少数派だろう。
一方、往年のクラシカルなデザインを再構築した〈TMPL〉1910’s CHRONOGRAPHなら、ヴィンテージウォッチの素晴らしいデザインを楽しみながら毎日気を遣わずに着用できる。ビジネスシーンはもちろん、例えばアウトドアや子育て中のパパにもおすすめ。濡れたりぶつけたりをほとんど気にしなくて良いのに、ルックスはアナログ…という腕時計は意外と少ないからだ。
PCやスマホなどの電子機器に囲まれた生活は機械式時計にとって良い環境ではない。デスクワークが一日の大部分を占める生活をしており、質の高いクオーツ時計を探していた自分にとってはとても頼もしい相棒になってくれそうだ。
筆者は〈Azusa〉オーソドキシーをヘビロテで愛用中なので、ぜひ併せてご一読を!

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