第39回ベストジーニスト2022 – 広末涼⼦や菅⽥将暉、窪塚愛流、池⽥美優など錚々たる著名人が受賞
各受賞者の「デニデニコーデ」もデニム好きとしては気になるところ。
みんなでデニデニ
日本ジーンズ協議会が主催する「第39回ベストジーニスト2022」の授賞式が11月10日(木)に開催され、広末涼子や窪塚愛流、池⽥美優をはじめとした各受賞者が表彰された。
かつては木村拓哉や草彅剛が5年連続で受賞し殿堂入りするなど、デニム好きはもちろんファッション好きからも注目を集める「ベストジーニスト」。特に1990年代~2000年代に多感な時期を過ごした世代にとっては、木村拓哉と草彅剛が授賞式で穿きこなしたヴィンテージの〈LEVI’S®(リーバイス®)〉501XXを主軸としたコーディネート…〈RED WING(レッドウィング)〉のアイリッシュセッターや〈CHROME HEARTS(クロムハーツ)〉や〈GABOR(ガボール)〉のシルバージュエリーのラギッドな合わせ方に痺れた方も多いのではないだろうか。
かつてほどデニムの人気が高くないと言われる今の時代は、「ベストジーニスト」自体の注目度も90~00年代初頭よりも大きくはないかもしれない。それでも、誰もが知る著名人が思い思いにジーンズやトラッカージャケットなどをメインにしたコーディネートを披露する授賞式はただ眺めているだけでも面白いはず。
今年度からSNS調査による投票形式を導入した「⼀般選出部門」では俳優の菅田将暉とモデルの池田美優、「協議会選出部門」では俳優の伊原剛志、広末涼子、仲里依紗が選出された。「次世代部門」では窪塚洋介の息子で俳優の窪塚愛流とモデルの横田真悠が受賞している。
今年度からSNS調査による投票形式を導入した「⼀般選出部門」では俳優の菅田将暉とモデルの池田美優、「協議会選出部門」では俳優の伊原剛志、広末涼子、仲里依紗が選出された。「次世代部門」では窪塚洋介の息子で俳優の窪塚愛流とモデルの横田真悠が受賞している。
若者のジーンズ離れが叫ばれる中、世代を超えた受賞者たちが思い思いのコーディネートを披露
一般選出部門に選出された菅田将暉は咽頭炎により授賞式を欠席したことが非常に残念だったが、ご覧のように個性豊かな著名人が思い思いのコーディネートを披露。
「協議会選出部門」を受賞した広末涼子は「この賞をいただけると思っていなかったのでとても嬉しいです。今年はジーンズでお仕事をする機会が多かったので、見ていただけていた証拠だと思います」とコメント。アラフォーとは思えない美貌と可愛らしさで報道陣をノックアウトした。
若い世代のファッションリーダーになりつつある窪塚愛流は、オーバーサイズのトラッカージャケットとルーズストレートシルエットのジーンズで登場。「僕にとってジーンズは幼い頃から馴染み深く、今でも欠かせないファッションアイテムのひとつです。素敵な賞をいただけて、俳優として仕事に対しての意欲も高まり、やる気に満ち溢れています。地に足をつけてこれからも精進してまいります」とコメントしている。
「協議会選出部門」を受賞した広末涼子は「この賞をいただけると思っていなかったのでとても嬉しいです。今年はジーンズでお仕事をする機会が多かったので、見ていただけていた証拠だと思います」とコメント。アラフォーとは思えない美貌と可愛らしさで報道陣をノックアウトした。
若い世代のファッションリーダーになりつつある窪塚愛流は、オーバーサイズのトラッカージャケットとルーズストレートシルエットのジーンズで登場。「僕にとってジーンズは幼い頃から馴染み深く、今でも欠かせないファッションアイテムのひとつです。素敵な賞をいただけて、俳優として仕事に対しての意欲も高まり、やる気に満ち溢れています。地に足をつけてこれからも精進してまいります」とコメントしている。
伊原剛志の大人の余裕が漂う渋い着こなしは、多くのアラフィフ世代がリアルなデニムの着方として参考になるはずだ。一方、昨年自身のブランドである〈RE.(アールイードット)〉を立ち上げたばかりの仲里依紗は全参加者の中でも飛び抜けて個性的なルックスで登場。カラフルなドレッドヘアに目が向いてしまうが、上下デニデニで揃えたのはなんと私物の〈BALENCIAGA(バレンシアガ)〉。普段着のレベルが高い!
「今の若者は本当にジーンズを穿かない」と言われることもあり、かつてよりも明らかにデニムウェア自体の人気が低迷していることも否めない。とはいえ、若者たち全員がジーンズを穿かないわけではもちろんなく、ファッション感度の高い若者の中にも積極的にデニムを楽しむタイプも多い。言うまでもなく40代以上の世代にとってはデニムおよびジーンズはさらになじみ深いものだし、デニムのない生活など想像できないという人も多いだろう。
デニムがファッションシーンのど真ん中に戻ってくる時代がいつになるかは分からないけれど、時代はちょっとしたきっかけで巡っていくもの。その盛り上がりのひとつとして「ベストジーニスト」は今後も続いていくだろう。
デニムがファッションシーンのど真ん中に戻ってくる時代がいつになるかは分からないけれど、時代はちょっとしたきっかけで巡っていくもの。その盛り上がりのひとつとして「ベストジーニスト」は今後も続いていくだろう。