1987年の F1グランプリで2勝を挙げた本物の FERRARI F187 を手に入れる最後のチャンス
ゲルハルト・ベルガーが日本GPでポールトゥーウィンを達成した伝説的なF1マシンが東京・千代田区の「BINGO SPORTS」にて販売中。
本物のグランプリマシンを購入できる
ハードコアなモータースポーツファンならずとも、男であれば誰しも一度は本物のF1マシンをかっ飛ばしてみたいと妄想したことがあるだろう。その夢を叶えるチャンスが東京都千代田区永田町の自動車輸入販売店「BINGO SPORTS(ビンゴ・スポーツ)」で提供されている。
2002年、愛知県名古屋市守山区にて自動車輸入販売店として創業した「ビンゴ・スポーツ」は、2005年に東京都千代田区永田町に東京ショールームをオープン。その後2013年にはイタリアのハイパーカーメーカー〈Pagani Automobili(パガーニ・アウトモビリ)〉と国内販売代理契約を締結するなど、欧州のスーパーカー/スポーツカーを取り扱うカーディーラーとして別格の存在感を示している。同社では非常に状態の良いイタリアやドイツのスーパーカーを最高の状態で顧客に届けているが、他社とひと味違うのは実際にレースを戦ったレーシングカーの販売も行ってきたこと。現在販売されている〈FERRARI(フェラーリ)〉F187は、その中でもまさに超級のマシンだ。
2002年、愛知県名古屋市守山区にて自動車輸入販売店として創業した「ビンゴ・スポーツ」は、2005年に東京都千代田区永田町に東京ショールームをオープン。その後2013年にはイタリアのハイパーカーメーカー〈Pagani Automobili(パガーニ・アウトモビリ)〉と国内販売代理契約を締結するなど、欧州のスーパーカー/スポーツカーを取り扱うカーディーラーとして別格の存在感を示している。同社では非常に状態の良いイタリアやドイツのスーパーカーを最高の状態で顧客に届けているが、他社とひと味違うのは実際にレースを戦ったレーシングカーの販売も行ってきたこと。現在販売されている〈FERRARI(フェラーリ)〉F187は、その中でもまさに超級のマシンだ。
「ビンゴ・スポーツ」にて販売されている〈フェラーリ〉F187(車体番号:F1 87 MAT 097)は、1987年のFORMULA 1(フォーミュラ1)グランプリで2勝を飾ったマシンそのもの。このF187は当時のドライバーであったオーストリア・チロル州ヴェルグル出身のGerhard Berger(ゲルハルト・ベルガー)が第15戦の日本グランプリでポールトゥーウィンを達成し、低迷期を過ごしていた〈フェラーリ〉チームに約2年ぶりとなる勝利をもたらした。さらに続く最終戦オーストラリアGPもポールトゥーウィンで完勝し、Gilles Villeneuve(ジル・ヴィルヌーヴ)による1981年のモナコグランプリとスペイングランプリ以来の2連勝を記録。最終的にドライバーズ・ランキング5位をマークしている。
信頼性に問題を抱えながら絶対的な速さを持っていたマシン
F1の世界において〈フェラーリ〉復活を強く印象付けたターニングポイント的な存在であり、移籍初年度に2勝を挙げたゲルハルト・ベルガーにとっても決して忘れられないマシンだろう。〈フェラーリ〉F187は絶対的な速さこそ申し分ないものの、1987年シーズンから導入したV6ターボエンジンの信頼性が低く、シーズン開幕から中盤までは常に2~3のトラブルを抱え大苦戦。中盤以降はエンジンの信頼性が向上し、マシンの熟成も進むとともにベルガー自身もF187を完璧に乗りこなせるようになり、8月に行われた第9戦ハンガリーGPの予選アタックでフロントローを獲得する。決勝では連続する中速コーナーを伝説的なドライバーであるNigel Mansell(ナイジェル・マンセル)が駆る〈Williams(ウィリアムズ)〉FW11Bより速く走れていると確信できたことで、F187で優勝できるポテンシャルがあると大いに自信を持ったと語っている。
サーキットでこのF1マシンに乗る姿を想像してみよう
〈フェラーリ〉ファンはもちろん、F1ファンにとっても伝説的なマシンが「ビンゴ・スポーツ」に入荷して以来、同社は幾度となくツインリンクもてぎや鈴鹿サーキットで開催されたイベントに展示してきた。鈴鹿サーキットで開催された「Sound of Engine」というイベントでは実際にデモ走行も行い、現代のF1マシンとは明らかに異なるド迫力サウンドをトラックに響かせ、ファンや関係者を熱狂させている。
そして、2015年の日本グランプリ開催期間中にゲルハルト・ベルガー本人が再びこのF187のステアリングを握り、鈴鹿サーキットを走行。28年ぶりに伝説のマシンと伝説のドライバーが相まみえ一体となった瞬間は、ファンにとってはたまらない時間だっただろう。
そして、2015年の日本グランプリ開催期間中にゲルハルト・ベルガー本人が再びこのF187のステアリングを握り、鈴鹿サーキットを走行。28年ぶりに伝説のマシンと伝説のドライバーが相まみえ一体となった瞬間は、ファンにとってはたまらない時間だっただろう。
1987年のF1シーズン用に完全に新設計されたF187は、90度のバンク角を持ち鋳鉄製シリンダーブロックを持つV6ターボエンジンを搭載。ポップオフバルブの装着義務化により過給圧が4バールに制限されながら、予選では950馬力、決勝では880馬力を発揮した。
この記事をお読みのあなたには、獰猛な〈フェラーリ〉製F1マシンをサーキットで走行する様子を想像してほしい。ギアボックスは近代的なセミオートマチックではなく6速縦置マニュアルで、前述の通り880馬力以上の大パワーを発揮する35年前のマシンは、乗りこなすどころか発車することすら容易ではないはずだ。しかし、もしあなたがこの伝説的なマシンに慣れ、サーキット上を(自分なりに)自由に走行できたら…これ以上ないほどの快感に全身が打ち震えることは間違いない。
この記事をお読みのあなたには、獰猛な〈フェラーリ〉製F1マシンをサーキットで走行する様子を想像してほしい。ギアボックスは近代的なセミオートマチックではなく6速縦置マニュアルで、前述の通り880馬力以上の大パワーを発揮する35年前のマシンは、乗りこなすどころか発車することすら容易ではないはずだ。しかし、もしあなたがこの伝説的なマシンに慣れ、サーキット上を(自分なりに)自由に走行できたら…これ以上ないほどの快感に全身が打ち震えることは間違いない。
レプリカでも復刻モデルでもなく、正真正銘当時のF1シーズンを戦った本物の〈フェラーリ〉F187を購入できる機会は恐らくこれを逃すと二度とないだろう。価格は「For the absolute best offer(最高のオファーをします)」とのことなので、我こそはという方は「ビンゴ・スポーツ」に問い合わせてみてはいかがだろうか。
CAR CREDIT
- FERRARI:F187