雑誌「SWITCH」がコム デ ギャルソン創立50周年の軌跡を辿る特別編集号を発売中
川久保玲の1万5千字独占ロングインタビューを含む全5冊の表紙巻頭特集をはじめ、雑誌「SWITCH」が追いかけてきた〈COMME des GARÇONS〉の偉大な歩みを凝縮。
全416ページのボリュームで50年の歩みを辿る
雑誌「SWITCH(スイッチ)」が〈COMME des GARÇONS(コム デ ギャルソン)〉の設立50周年を記念した特別編集号「SWITCH special edition COMME des GARÇONS 50th Anniversary Issue」を4月25日(火)に発売した。全416ページにおよぶ大ボリュームで日本が生んだもっとも偉大なファッションブランドの軌跡を収録し、ファンの話題を呼んでいる。
通常版(4,400円)とスイッチ・オンラインで数量限定出版する上製クロス貼りの特装版(11,000円)の2タイプが用意された特別編集号では、過去に発売した全5冊の巻頭特集を収録。同ブランドの創業者兼代表、デザイナーを務める川久保玲氏の1万5000字にもおよぶ独占インタビューが掲載される2015年出版の号をはじめ、独創的な世界観とセレクトで世界のファッショニスタたちを魅了し続ける「DOVER STREET MARKET(ドーバー ストリート マーケット)」の特集号、スタイリストの北村道子やサカナクションの山口一郎が〈コム デ ギャルソン〉の魅力を語るインタビュー、宮沢りえや平手友梨奈、市川染五郎らが同ブランドの洋服などを身にまとうポートレイトなどを掲載したものなど、「SWITCH」ならではのボリューム感で届けられる。
現在では入手が困難な資料も
また、1988年から1991年の間に発行されたビジュアルマガジン「Six」の全8冊前ページ掲載や、1990年に刊行された家具カタログ「コム デ ギャルソン・ファニチャー」カタログの誌上復刻、1996年に写真家の清野賀子が撮り下ろしたファッションストーリーの誌上復刻、2008年から2023年までに配布された同ブランドの「DM」の撮り下ろし収録といった、現在では入手が困難な資料も同梱。さらに2023年3月に行われたばかりのパリ・ファッションウィークでの川久保玲を追ったドキュメントや、伝説的な写真家、操上和美が撮影した2023年秋冬コレクションなどの最新情報も網羅される。
ファンであればマストバイの完全保存版
日本のファッション黎明期に世界に衝撃を与え、それ以降常に世界のファッション業界をリードする存在であり続けている〈コム デ ギャルソン〉。50年という年月には例えようもないほどの重みがあるが、同ブランドの独創性や挑戦心、現在のファッションの世界における立ち位置を考えると、今後もずっと続いていくブランドであり続けることは間違いないはず。創造と革新、破壊、そして美しい混沌を表現し続ける〈コム デ ギャルソン〉の圧倒的な歴史と世界観は416ページもの長さがあっても語り尽くせるものではないが、これほどの特集号をリリースできるのは「SWITCH」だけではないだろうか。
「SWITCH special edition COMME des GARÇONS 50th Anniversary Issue」は「スイッチ・オンライン」で発売中。数量限定出版となる上製クロス貼りの特装版は早くも在庫切れが見えてきたので、気になる方は早めに購入しよう。通常版を含め、言うまでもなく完全保存版となる。