【2024年新作】ROLEX Day-Date は様々なカラーと素材を使い分け、さらにハイクラスなドレスウォッチに昇華
新しい〈ROLEX〉Day-Dateは、フラッグシップモデルにふさわしく、カラー、素材、モチーフ、アワーマーカーを巧みに使い分けながらゴージャスな世界を提供
〈ロレックス〉デイデイトはやっぱり大人向けの時計?
〈ROLEX(ロレックス)〉がスイス・ジュネーブの世界最大級の時計見本市「WATCHES AND WONDERS GENEVA 2024(ウォッチズ&ワンダーズ ジュネーブ 2024)」で2024年の新作コレクションを発表した。”The harmony of contrasts” と名付けられた本コレクションでは、GMT-Master II、Day-Date、1908、DEEPSEA、Cosmograph Daytona、Sky Dwellerといった人気モデルの最新作が登場。本稿ではDay-Date(デイデイト)の最新機をレビューしてお届けする(他の2024年新型モデルの記事は以下の「併せてチェックしたい」を参照)。
〈ロレックス〉のトップレンジに君臨するドレスウォッチであるDay-Date(デイデイト)を「若いうちから普段使いする」ことをかつておすすめしたことがある(詳しくはこちらの記事を参照)。デイデイトに対して「絶対的な格式がありとてつもなくハードルが高い、値段的な壁の問題ではなく、オーナーに品格を求める類の本当に特別な腕時計」だと持論を述べたこともあるが、それほど敷居が高い時計を若い頃から普段使いして、自分のものとして似合っていれば最高にかっこいいのではないか?と思ったからだ。この考えは今も変わっていないけれど、先日発表された2024年新作モデルにおいては、やはり酸いも甘いも嚙み分ける大人が持つにふさわしいと思ってしまった。
夜明けの光の移ろいを思わせる情緒豊かな色彩
18ct エバーローズゴールド製のケース&ブレスレットのオイスター パーペチュアル デイデイト 40は、ダイアルの中心が明るく、縁に近づくにつれて暗くなるスレートオンブレダイアルを与えられた。夜明けの光の移ろいを思わせる情緒豊かな色彩は、人生の深みを体験してきた大人の男女にこそふさわしい。ファセット加工のローマ数字とファセット加工のインデックスアワーマーカーは18ct ピンクゴールド製で、ダイアルは〈ロレックス〉が1980年代に発表し、2019年に再び登場したデザインの流れを受け継いでいる。
〈ロレックス〉のトップモデルにふさわしい贅沢な仕様に
18ct ホワイトゴールド製は、デイデイト初となる真珠色に輝くホワイトマザーオブパールダイアルを装備。希少性が高いホワイトマザーオブパールは「ホワイト」と名付けられているものの、実際は驚くほど多彩な虹色の輝きを放つ。これだけでも充分すぎるほどゴージャスだが、〈ロレックス〉はそこに10個のバゲットカットダイヤモンドのアワーマーカーを追加し、至高の中の至高を実現した。
クラシカルなローマ数字のデイデイト 36は、18ct イエローゴールドを素材に採用。ホワイトラッカーダイアルにファセット加工のローマ数字とインデックスアワーマーカーを組み合わせ、ラグジュアリーでありながら控えめな美を表現した。ちなみにこのアワーマーカーは、これまでデイデイト 40にだけ採用されていたディテール。ひとつひとつのパーツを熟練した職人が、7つ以上の手作業の工程を経て、ダイヤルに取り付けられるという。
ちなみにデイデイト 36にはブルーグリーンダイアルの18ct エバーローズゴールドモデルも登場。このモデルに初めて採用された深みのあるカラーを、60個のトラペーズカットダイヤモンドをセットしたベゼルの輝きが引き立てている。
ちなみにデイデイト 36にはブルーグリーンダイアルの18ct エバーローズゴールドモデルも登場。このモデルに初めて採用された深みのあるカラーを、60個のトラペーズカットダイヤモンドをセットしたベゼルの輝きが引き立てている。
ショーケースの中で実物を拝見できる機会は滅多にないかもしれないが、気になる方は公式サイトをチェックしてみよう。
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