Mad Paris Black Submariner

人と被りたくない?限りなく1点物に近いMAD Parisのカスタム・ロレックスはいかが

禁断のカスタム・ロレックスの世界へようこそ。


Written : LIVE IN RUGGED
Photo : FARFETCH

「人と被りたくない」に完璧に応えるカスタムウォッチという選択

時計が好きで〈ROLEX(ロレックス)〉に興味がない人は少数派だろう。モデルを問わず完成されたデザイン、数十年間にわたって堯界をリードしてきたイノベーティブな開発能力、堅牢な作り、世界共通のステータス性など、〈ロレックス〉の美点を挙げるとキリがない。このブランドに欠点はあるのだろうか?正規ブティックでの手に入れにくさと、それがもたらす法外なまでのプレミア価格は欠点と言えるかもしれない。時計業界およびファッション業界において需要と供給のバランスが崩れている筆頭格であることも広く知られており、今後もそれが続き改善されないであろうことは、数少ない〈ロレックス〉のマイナスポイントと言っていい。
また、時計好きでも〈ロレックス〉を避けて通る人たちの中には、定番すぎて人と被るからという理由を感じている場合もある。特にSUBMARINER(サブマリーナ)EXPLORER I(エクスプローラーI)のような超定番モデルは身に着けている人を簡単に見つけることができる。山手線の車両内で隣に座るビジネスマンや、会社で向かいの席に座る上司の手首をよく見てみよう。全身をワンオフモデルで固めるわけにはいかないので、誰かが身に着けているモノとまったく同じモノを自分も身に着けることはごく自然なことだ。それでもできれば人と被りたくないと思う天邪鬼なあなたにおすすめなのがカスタム・ロレックス。LIVE IN RUGGEDでは過去に〈Artisans de Geneve(アーティザンズ・ドゥ・ジュネーブ)〉によるフルカスタム・デイトナ「La Montoya」や〈SKELETON CONCEPT(スケルトン・コンセプト)〉によるシースルー仕様のデイトナ「ETO’O CONCEPT」を紹介してきた。本日はフランス・パリを拠点に超一流ブランドの有名モデルを大胆に生まれ変わらせる〈MAD Paris(マッド・パリ)〉によるサブマリーナをフィーチャー。クラシカルなサブマリーナを2020年代にふさわしい現代的なルックスに仕上げたこの時計であれば、人と被りたくない、ユニークな自分だけの時計が欲しいというワガママに完璧に応えてくれるだろう。

ステルス戦闘機のようにシャープでモダンなルックス

時代を超越するタイムレスウォッチを制作する情熱から誕生した〈MAD Paris〉の時計は吊るしの新品よりもはるかに高額だが、内容を知れば納得できるクオリティが随所に潜んでいる。特徴的なDLCコーティングはもちろん、ダイヤル、針、ベゼル、リューズに施す加工に至るまで、すべてをハイレベルな最先端技術と熟練した時計職人による手作業で施工。巷にあふれる「なんちゃって系」とは次元の違うレベルでひとつひとつを制作している。品質への絶対的な自信は5年間の国際保証(Parts and labor guarantee)がすべての製品に付くことからも伺える。
本記事のサブマリーナは全体をマットブラックにコーティングし、ステルス戦闘機のようなシャープでモダンなイメージが与えられている。ベゼルの一部に鮮やかなピンクカラーがあることで〈MAD Paris〉ならではの遊び心とオリジナリティを追加し、真っ黒なのに男女問わず身に着けられる独特の雰囲気に仕上がっているところも特徴だ。裏蓋がシースルー仕様になっているところも注目。〈ロレックス〉が機能的な理由からシースルーケースを採用しないことはご存じだろうか?〈MAD Paris〉は他のカスタムメーカーのように大胆な「スケスケ仕様」にカスタムしているが、あくまでも裏蓋なので楽しめるのはオーナーだけ。普通の〈ロレックス〉では見ることができないムーブメントの動きをじっくり楽しむこともできる。

身に着けるモノの中でもっともパーソナルな存在である時計選びは極限までワガママになるのが楽しい

人と被りたくないという気持ちは洋服よりも時計やジュエリーの方が顕著に表れる。これらのアイテムがジーンズやスニーカーと比べてよりパーソナルであることが「1点物」を求める心理であり、100万円単位の高級時計を購入する際に自分なりのこだわりを持たない方が不自然なのだ。だから、例え〈ロレックス〉のように完成された時計であっても、自分だけの逸品を探し求めるのはごく自然な欲求なのかもしれない。
〈MAD Paris〉のサブマリーナは輸入関税込みで4,762,000円。通常のサブマリーナに比べると3倍以上の価格が掲げられているものの、より特別でユニークな時計を求める方にとっては現実的な選択肢になるのではないだろうか。ちなみにここまで褒めちぎっているが、〈MAD Paris〉には〈ロレックス〉の正規メンテナンスを受けられないという欠点があるので、その点だけは許容範囲か検討する必要がある。
LIVE IN RUGGEDがお届けする〈ロレックス〉の記事はこちらから。
同じく真っ黒だけどこちらはメーカー純正モデルとなる〈TUDOR(チューダー)〉ブラックベイ・セラミックもチェックしてみよう。

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