セント マイケルから、河村康輔や『GHOST IN THE SHELL / 攻殻機動隊』、A LOVE MOVEMENT、LASTMANとの最新コラボモデルが今週末発売
得意とするヴィンテージ加工を武器に、オリジナルのグラフィックを大胆にプリントした〈©SAINT Mxxxxxx〉ワールド全開の新作が多数ラインナップ
Written : LIVE IN RUGGED
河村康輔や『GHOST IN THE SHELL / 攻殻機動隊』など、10月12日(土)はコラボ祭り!
〈©SAINT Mxxxxxx(セント マイケル)〉2024年秋冬コレクションの最新モデルが10月12日(土)に登場。『GHOST IN THE SHELL / 攻殻機動隊』第2弾、アーティストの河村康輔、〈A LOVE MOVEMENT(ア ラブ モーメント)〉、〈LASTMAN(ラストマン)〉とのコラボレーションアイテムが一斉に発売される。
〈READYMADE(レディメイド)〉のデザイナーである細川雄太氏と、アメリカ・ロサンゼルスを拠点に活動するマルチビジュアルアーティスト、Cali Thornhill DeWitt(カリ・ソーンヒル・デウィット)氏が2020年に設立した〈セント マイケル〉は、オリジナリティあふれるグラフィックデザインとリアルヴィンテージと見紛うほどの加工技術で、瞬く間に世界中のストリートファッション好きが着用するブランドへと成長。2024年秋冬シーズンも魅力的なアイテムがすでに多数発売されているが、10月12日(土)に一斉発売される新作は他ブランドとのコラボレーションモデルが大豊作だ。
『GHOST IN THE SHELL / 攻殻機動隊』
先日発売された『GHOST IN THE SHELL / 攻殻機動隊』との第2弾のコラボレーションでは、前回と同様に一新したオリジナルボディを採用。イラストはロシア出身で日本在住のイラストレーター、Ilya Kuvshinov(イリヤ・クブシノブ)が本コラボレーションのために描き起こしたもので、そこにさらに細川が手を加えたという。ちなみに『GHOST IN THE SHELL / 攻殻機動隊』は1995年に公開された日本の劇場用アニメ映画で、原作は士郎正宗の漫画『攻殻機動隊』。当時の香港からインスパイアされた世界観とSF小説的な内容でコアなファンを獲得し、1996年にはビルボード誌のビデオ週間売上げ1位を記録。さらに全世界でのビデオ・DVDの売上は130万本以上という人気を誇る。
河村康輔
人気アーティスト 河村康輔とのコラボレーションでは、オリジナルのグラフィックとタイポグラフィをデザインしたロングスリーブTシャツ(49,500円)とスウェットシャツ(74,800円)が完成。フロント、バック、両袖に“NOTHING IMPORTANT(重要なものは何もない)”というメッセージをプリントし、ダークなディストピアを思わせる世界観を演出している。世界的な人気と知名度を誇る河村康輔のオリジナルデザインをファッションとして楽しめる本モデルは、アートファンならずともマストバイの逸品だ。
〈A LOVE MOVEMENT〉
大久保鉄三によるリサイクルプロジェクト〈A LOVE MOVEMENT(ア ラブ モーメント)〉とのコラボレーションは、同ブランドを象徴する上質なヴィンテージカシミアをリサイクルした素材であるニットジャージを〈セント マイケル〉流に再解釈。アメリカンタトゥーを思わせるデザインを全体に散りばめながら、ハード&ポップなテイストに仕上げられた。価格は352,000円とハイプライスだが、贅沢なアップサイクル素材を使った1点物に近いアイテムであることを考えると納得の逸品だ。
〈LASTMAN〉
大御所スタイリストの大久保篤志がディレクターを務める〈LASTMAN(ラストマン)〉とのコラボレーションでは、大久保が所有するヴィンテージコレクションの中から着想を得たネルシャツ(96,800円)とパッチワークパンツ(210,100円)が発売される。ネルシャツ、パッチワークパンツともに新品感のないリアルなヴィンテージ加工が施されており、ファッション的なトレンドに関係なく長く着用できる普遍性を備えている点が大きな魅力と言えるだろう。〈セント マイケル〉と言えばTシャツへのヴィンテージ・ダメージ加工が頭に浮かぶが、シャツやパンツが対象であってもその仕上がりはさすがの一言。枯れた風合いを思う存分楽しむことができる。
本稿で紹介した〈セント マイケル〉2024年秋冬コレクションは、10月12日(土)に同ブランドの正規取扱店で一斉に発売開始。即完売するモデル/サイズも多くありそうなので、狙っている方はお見逃しなく。