Nike Air Jordan 1 Retro High OG “Black Toe” をご紹介
“つま黒”の愛称で憧れを集めるレアモデル、〈Nike〉Air Jordan 1 Retro High OG “Black Toe”をSNKRSでゲットできた話
Written & Photo : LIVE IN RUGGED
SNKRSで初めてレアモデルを買えた
LIVE IN RUGGED インスタグラムのストーリーズでお伝えしていた通り、〈Nike（ナイキ）〉Air Jordan 1 Retro High OG “Black Toe”をSNKRSで奇跡的に？購入できた。本稿では〈Nike〉から届いた現物を撮影した写真とともに、簡単ではあるがレビューをお届けしたい。
〈Nike〉Air Jordan 1 Retro High OG “Black Toe”は、Michael Jordan（マイケル・ジョーダン）が1984～85年のデビューシーズンに着用していた伝説的な一足の復刻モデル。ホワイト×ブラック×ヴァーシティレッドという王道カラー、通常は履き口に配されるWingsロゴの代わりに「Air Jordan」の文字を配するなど、他のエアジョーダン1とは異なるディテールが特徴のスニーカーだ（詳しくは上記の「併せてチェックしたい」を参照）。
本モデルは2025年2月15日（土）に発売された。〈Nike〉のオフィシャルアプリであるSNKRSでは抽選形式の販売方法が採られていたため、まったく期待せずに申し込んだところまさかの当選。あれ、SNKRSでレアモデルを購入できたのは初めてじゃないか…？
ボックスも特別仕様
インラインモデルとは違い、本モデルはシューズボックスも専用デザインにパッケージングされる。ボックスにはマイケル・ジョーダンの当時の広告写真が粗めの粒子でプリントされ、開封前の気分を一気に上げる仕様に。ボックスを開封すると、エアジョーダン1のデザインを手がけた伝説的なデザイナーであるPeter Moore（ピーター・ムーア）による未完成のスケッチがプリントされた包装紙にシューズが包まれているという、ドラマ感のある粋な計らいに思わずニヤリ。
スニーカーならではの“魔力”を感じる一足
〈Nike〉Air Jordan 1 Retro High OG “Black Toe”の最大の魅力は、もっともクラシックでオリジナルなエアジョーダン1のひとつであることはもちろん、カラーリングの妙にある。ホワイト×ブラック×ヴァーシティレッドという王道のカラーリングは問答無用のかっこよさがあるし、数十年前に世に出たデザインが今も変わらずクールであるという事実に驚きすら感じる。本当に良いものは時代を超えて愛されるのだ。ご存じの通りエアジョーダン1には無数と言えるほどのカラーバリエーションがあるが、その中でも“Black Toe”のカラーは最強のひとつではないだろうか。
もちろん、通常は履き口に配されるWingsロゴの代わりに「Air Jordan」の文字があることや、マイケル・ジョーダンの手書きのメッセージ（My Very Best, Michael Jordan）を左足の履き口に再現するといった本モデルだけの特別なデザインも大きな魅力。クラシックなデザイン＆カラー、復刻モデルならではのコレクター魂を刺激するディテールが組み合わさったAir Jordan 1 Retro High OG “Black Toe”は、レアモデルに対して執着しない筆者のようなタイプの人間にも強い満足感を感じさせてくれる。お金がなかった10代の頃には決して手に入れられなかった憧れをゲットできたような高揚感を感じさせる一足と言ってもいいだろう。ごく一部のスニーカーには洋服にはない“魔力”のようなものがあると常々思っているが、本モデルにもそれは確かにある。
スニーカー業界のトップに君臨する超人気モデルのオリジナル復刻版である〈Nike〉Air Jordan 1 Retro High OG “Black Toe”は公式ではすでに完売しているが、二次流通市場ではサイズによってはそれほど高値になっていない模様。気になる方は探してみてはいかがだろうか。おすすめです。
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