
HUBLOT とダニエル・アーシャムが再びコラボ、世界99本限定ウォッチを発売
現代アーティスト ダニエル・アーシャムと〈HUBLOT〉の芸術的なコラボレーションが再び実現、水から着想を得た「MP-17 メカ-10 アーシャム スプラッシュ チタニウム サファイア」を発売
異なる素材やアイデアの融合
〈HUBLOT(ウブロ)〉が現代アーティスト Daniel Arsham(ダニエル・アーシャム)とのコラボレーションウォッチ「HUBLOT x Daniel Arsham MP-17 Meca-10 Arsham Splash Titanium Sapphire(MP-17 メカ-10 アーシャム スプラッシュ チタニウム サファイア)」を発売する。世界99本限定の超少量生産で、日本では2025年11月12日(水)~18日(火)まで「伊勢丹新宿店」で開催されるポップアップで先行販売。その後11月19日(水)から直営店で取り扱う。
ダニエル・アーシャムは2023年3月より〈ウブロ〉のアンバサダーとしても活動。就任当時は、スイスの山岳リゾート地ツェルマットに〈ウブロ〉ビッグ・バンを象徴するH型ビスなどのデザインコードを取り入れた巨大な日時計を制作するなど、現代アーティストらしいインスタレーションも行った。2024年6月には画期的なルックスと構造を持つ懐中時計 “Arsham Droplet” をローンチし、芸術的なビジョンを〈ウブロ〉の卓越した技術で具現化。アートピースのようなデザインと作りで世界を魅了した。
2度めのコラボレーションとなる本モデルは、水の透明性や有機的なフォルムからインスピレーションを得て製作。古代の工芸品を現代のオブジェクトとして再構築するダニエル・アーシャムの考古学的ビジョンと、〈ウブロ〉の異なる素材やアイデアの融合を図る「アート・オブ・フュージョン」の視点を掛け合わせたという。

















限りなくアート作品に近い腕時計
2024年6月に発売された“Arsham Droplet”のコンセプトを引き継ぎながら、〈ウブロ〉の新しい小型ムーブメント「メカ-10」を搭載することで、42mmの比較的コンパクトなケースサイズに。有機的なフォルムを持つ文字盤上にはスプラッシュ(水しぶき)型の開口部を備え、水滴から得たインスピレーションをアーティスティックに表現。また、サファイアクリスタル、チタニウム、そしてラバーという異なる素材をかけ合わせることで、先に述べた「アート・オブ・フュージョン」の思想を表している。時針や分針をはじめとする各所にはダニエル・アーシャムのアイコンカラーである“アーシャムグリーン”を配し、特別なコラボレーションモデルであることをさり気なくアピール。単なる腕時計ではなく、限りなくアート作品に近い逸品に仕上げられた。
この芸術的な腕時計の心臓部を担う「メカ-10」は、2つの主ゼンマイ香箱によって駆動。驚くべきは、ムーブメントのエネルギーレベルをパワーリザーブの残日数を示すデジタル表示によって読み取ることができることだ。これらの表示は機械式時計ではめったに見られない「クレマイユ」と呼ばれるラックシステムによって駆動。2つの円盤が重なり合って反対方向に回転し、香箱バネのように中心で巻き上がる渦巻きバネによって接続し、直線的に動く歯車と円形の歯車を嚙み合わせることで実現したという。繊細と緻密でありながら大胆な機構を持つこのムーブメントは、ケースバックのサファイアクリスタルから覗くことが可能。実際に手に入れたオーナーだけの密かな喜びだ。
なお、「MP-17 メカ-10 アーシャム スプラッシュ チタニウム サファイア」の完成に伴い、アーシャムは「〈ウブロ〉とのコラボレーションを通じて、完璧な幾何学的な形状を持つ水滴からインスパイアされたケースを用いて、時間の流動性を追求しました。〈ウブロ〉の「メカ-10」ムーブメントを搭載したこの時計は、まるで宙に浮かんでいるかのような、水そのものの透明感と、絶え間なく変化し続ける動きを表現しています」とコメントを残している。
〈HUBLOT〉x Daniel Arsham MP-17 Meca-10 Arsham Splash Titanium Sapphireの価格は904万2000円。気になる方はウブロ 公式オンラインサイトをチェックしてみよう。
ITEM CREDIT
- HUBLOT x Daniel Arsham:MP-17 Meca-10 Arsham Splash Titanium Sapphire