2022 TUDOR BLACK BAY PRO

【2022年新モデル】ロレックス好きも称賛! TUDOR BLACK BAY PRO

〈Rolex〉EXPLORER IIを彷彿させる懐古主義的デザインで時計ファンを沸かせている〈TUDOR〉2022年新型モデル、BLACK BAY PRO。GMT機能、39mmの素晴らしいサイズ感、そして痒い所に手が届く絶妙な価格設定で、2022年の台風の目になる?


Written : LIVE IN RUGGED
Photo : TUDOR

公式にアナウンスされていないが、〈ロレックス〉公認なのは間違いなし

連日紹介している〈Rolex(ロレックス)〉の新型モデルの紹介の間に挟み、本日はスイス・ジュネーブで開催中の時計見本市「Watches and Wonders Geneva 2022」にてお披露目された〈TUDOR(チューダー)〉の新型モデル、BLACK BAY PRO(ブラックベイ・プロ)をフィーチャー。同ブランドのヘリテージから派生したGMT機能を持つ真新しい時計は、〈チューダー〉のファンはもちろん、〈ロレックス〉好きからも早くも称賛されている。
まずは何と言ってもこのデザイン!〈ロレックス〉エクスプローラーII Ref.1655を直接思い起こさせるクラシカルなデザインはこれ以上ないほど分かりやすく、ピュアなデザイン美が表現されている。こんなストレートなデザインが許されるのは、本家〈ロレックス〉とかつては弟分的存在だった〈チューダー〉だけ。他のメーカーが同じことをすれば即座にコピーだと批判されるはずだ。
じゃあ〈チューダー〉なら許されるのか?もちろん。この見た目で登場したことが「許された」ことの何よりの証拠だ。かつて〈ロレックス〉と直接的な資本関係を結んでいた〈チューダー〉も、今では独立した時計メーカーとしてかつての兄貴分(もう少しまともな言い方をすれば親会社のようなもの)の手を離れて独自の企業活動を行っている。とはいえその関係性はまだ続いているので、〈チューダー〉がどんな時計を作るのかはかなりの部分で自由性があるにしても、誰が見てもエクスプローラーIIが頭に浮かぶデザインを〈ロレックス〉の許可なく勝手に製作するはずがない。つまり、言い方を変えると〈ロレックス〉が「いいね!」と認めたのがブラックベイ・プロだと言ってもいいだろう。

2022 TUDOR BLACK BAY PRO
2022 TUDOR BLACK BAY PRO

空の世界で生きるプロのために作られたツールウォッチ

もちろん細部のデザインが〈チューダー〉オリジナルだから〈ロレックス〉が許可を出したという背景もあるだろう。ケース内に収められた文字盤だけを見るといつもの〈チューダー〉のスポーツウォッチ。でも、その周囲をぐるりと囲う24時間表記のベゼルはヴィンテージのエクスプローラーIIからインスパイアされていることは、一目見るだけで誰もが分かるはず。
マットブラックのダイヤルとドット形のインデックス、アイコニックなスノーフレークの針という〈チューダー〉オリジナルの文字盤とサテン仕上げのベゼル&ケースがタフで男らしい。イエローカラーのGMT針は24時間で一周し、ホームタイムを教えてくれる仕様だ。ローカルタイム(現地時刻)はジャンピングアワー式で、短い方のスノーフレーク針によって表示される。3時位置にある日付表示窓はローカルタイム用の時針と連動しており、時刻調整中にこの針を深夜0時に逆行させると日付表示が一瞬で前日にジャンプする仕組みだという。GMT機能を持つスポーツウォッチが国際線で活躍する航空パイロットのために誕生したことは時計好きであれば説明不要だが、ブラックベイ・プロもまさに空の世界で生きるプロフェッショナルのために作られた完璧なツールウォッチ。もちろんパイロット以外の旅行者にとっても実用性の高い時計になっている。

2022 TUDOR BLACK BAY PRO
2022 TUDOR BLACK BAY PRO

2022 TUDOR BLACK BAY PRO
2022 TUDOR BLACK BAY PRO

空の世界で生きるプロのために作られたツールウォッチ

〈チューダー〉はブラックベイ・プロのためにGMT機能を内蔵した一体型マニュファクチュール、Cal.MT5652を開発。かつてはETA社の汎用ムーブメントを使用することでコストカットを実現していた〈チューダー〉も、いまや時計の心臓部まで自社開発する企業へと成長した。Cal.MT5652はGMT機能を組み込むことを開発時から想定した構造のムーブメント。他社が製作したGMT機能を持つムーブメントを使い回すのではなく、独自開発するところに現代の同ブランドの品質への強いこだわりが表れている。もちろん、他モデルと同様長時間のパワーリザーブを確保。約70時間もの長い間着用せずに放っておいても稼働し続けてくれるのは、利便性を考えると本当に嬉しい機能!ちなみに70時間ものパワーリザーブを実現したのは〈ロレックス〉よりも〈チューダー〉の方が早かったことを付け加えておきたい。
ブラックベイ・プロはステンレススチール製ブレスレット、レザーストラップ、そしてイエローのセンターライン入りのブラックファブリックストラップという3種類のバリエーションが用意される。もっとも高級感があり、実際値段も高いステンレススチール製ブレスレットタイプ(455,450円)は、メタルの適度な重さと硬質さを長く楽しみたい方にはベストチョイスになりそう。レザーストラップタイプ(419,100円)は両端にホワイトのステッチが入り、ステンレススチール製ブレスレットよりもいくぶんカジュアルな印象に。そして職人の手作業も交えながら作られるファブリックストラップタイプ(419,100円)は、イエローのラインがスポーティーで若々しい雰囲気に仕上がっている。レザーストラップタイプとファブリックストラップタイプはステンレススチール製ブレスレットタイプと比べて抑えた価格になっているので、好みのストラップに交換する前提の方にとっても最適な選択になるはず。

2022 TUDOR BLACK BAY PRO
2022 TUDOR BLACK BAY PRO

2022 TUDOR BLACK BAY PRO
2022 TUDOR BLACK BAY PRO

2022 TUDOR BLACK BAY PRO

これはバーゲンプライスなのでは…?

リューズはよりグリップするよう新設計され、チューブが見えないようミドルケースの側面に沿う工夫も施された。発光力を大幅に拡大させたセラミック製アプライドアワーマーカーも本モデルの隠れた新機能のひとつ。夜間の視認性がより強められ、ツールウォッチとしての機能性を高めている。さらに、オーナー自らが簡単にサイズ調整ができる「T-fit」アジャスティングシステムを装備。工具を使った面倒な作業なしで、8mmの長さを5段階で調節することができる親切設計になっている。メーカーを問わず、ブレスレットの長さを気軽に調整できる機能は近年増えてきているが、〈チューダー〉もユーザビリティーを最大限考慮した工夫を惜しまない。
以上のように、ブラックベイ・プロには技術的な魅力も多く備わっているものの、最終的に決め手になるのはクラシカルなGMTデザインではないだろうか。〈ロレックス〉エクスプローラーII Ref.1655が驚くほど高額な相場に化けてしまった現在、〈チューダー〉から登場した真新しいGMTウォッチは選択肢としてかなり魅力的。ヴィンテージウォッチ直系の優れたデザインと現代的で高品質な作りを兼ね備えたブラックベイ・プロは、掲げられたプライスがとてつもなくお手頃に感じてしまう。あらゆるファッションに合わせやすい硬派な本モデルは、2022年もっとも買う価値のある時計のひとつとして評価されるのでは…と今から思ってしまった。
〈チューダー〉ブラックベイ・プロは近日中に発売開始予定。価格は上記の通り455,450円(ステンレススチール製ブレスレットタイプ)あるいは419,100円(レザーストラップタイプまたはブラックファブリックストラップタイプ)となる。
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