ROLEX DAYTONA for race winner

デイトナ24時間レースの優勝商品である超希少なロレックス・デイトナが、ウクライナの子供たちのためのオークションに出品

完走すら困難な伝統のレースで優勝者にのみ贈られる超希少な〈ROLEX〉デイトナを手に入れるチャンス。


Written : LIVE IN RUGGED
Photo : BRUUN RASMUSSEN

世界三大耐久レースである「デイトナ24時間レース」優勝者だけに贈られる特別仕様の〈ROLEX〉デイトナ

ROLEX(ロレックス)〉の中でもっとも人気の高いスポーツウォッチであり、クロノグラフの王様的存在であるDAYTONA(デイトナ)。現行モデルはあまりの人気でショーウィンドゥに並ぶことすら滅多になく、ヴィンテージモデルは例外なく目を疑うようなプレミア相場で取引されるという、時計業界の花形のような傑作品だ。その〈ロレックス〉デイトナが優勝商品になっているレースがあることをご存じだろうか?
アメリカ・フロリダ州のデイトナ・インターナショナル・スピードウェイで毎年1月の最終週に開催される「デイトナ24時間レース」では、各クラスの優勝者全員に特別仕様の〈ロレックス〉デイトナが贈られている。この慣習は1992年から30年間続いており、〈ロレックス〉が「デイトナ24時間レース」の冠スポンサーであることがその理由。そして、この慣習が生まれた1992年の総合優勝を飾ったのが日本メーカー・日本人・日本チームである〈日産〉R91CPを駆る長谷見昌弘、星野一義、鈴木利男だったことは、レースファンにとっては説明不要だろう。フランスの「ル・マン24時間耐久レース」、ベルギーの「スパ・フランコルシャン24時間レース」と並び世界三大耐久レースである「デイトナ24時間レース」は、トップスピードが350km/hを超える高速オーバルとテクニカルなコーナーが織り交ざった過酷なサーキットが舞台であり、マシンにもドライバーにも強い負荷がかかる。そのため、24時間という長丁場の戦いは完走すること自体が困難であり、このレースに優勝することは世界トップクラスの名誉を獲得することになる。
当然のことながら狙って優勝できるような簡単なレースではないため、先に述べた特別仕様のデイトナをゲットできれば家宝級のお宝になることは想像に難くない。しかし、先日その貴重な優勝商品である〈ロレックス〉デイトナがチャリティーオークションに出品されることが発表された。
2017年のGTDクラス優勝メンバーで〈PORSCHE(ポルシェ)〉のファクトリードライバーでもあるデンマーク人のMichael Christensen(ミハエル・クリステンセン)が、コペンハーゲンのオークションハウス「Bruun Rasmussen Auctioneers」に「デイトナ24時間レース」優勝商品である〈ロレックス〉デイトナ Ref.116503を出品。売却による利益をウクライナのセーブ・ザ・チルドレンに寄付することを発表した。

ROLEX DAYTONA for race winner
ROLEX DAYTONA for race winner

ROLEX DAYTONA for race winner
ROLEX DAYTONA for race winner

売上はすべて戦禍に苦しむウクライナのセーブ・ザ・チルドレンに寄付

32歳の経験豊かなレーサー、ミハエル・クリステンセンは2017年の「デイトナ24時間レース」に彼を含む3名のドライバーとともにレースに参戦。昼夜を問わず過酷なコンディションの中でレースを生き残り、見事に優勝を果たした。獲得した〈ロレックス〉デイトナ Ref.116503は18Kイエローゴールドとステンレススチールのコンビモデルで、裏蓋には「デイトナ24時間レース」の賞品として贈られたことを示す特別なレーザー刻印が施されている。世界に数えるほどしか存在しない超希少な個体であり、通常は著名なオークションであっても一般市場に流通することは滅多にないと言っていいだろう。
ミハエル・クリステンセンは「私は幸運にも安全な環境で育ち、今できることができるようになりました。ウクライナの状況は本当にひどいものです。子供たちは私とはまったく異なる状況で育っています。私は彼らを助けたいと思っています。彼らがより良い生活を期待できるように、できる限りのことをします」とコメント。戦禍に苦しむウクライナの子供たちをサポートすべく、自身にとっても非常に大切な宝物をオークションに出品する経緯と想いを語った。

ROLEX DAYTONA for race winner
ROLEX DAYTONA for race winner

オークションは9月28日(水)にスタート
落札価格は600万円超か?

出品されるオークションハウスである「Bruun Rasmussen Auctioneers」腕時計部門の責任者であるVilhelm Islandi Bramsenは、この希少な〈ロレックス〉デイトナが出品されるにあたり、「時計とクルマの間にはすでに多くの類似点があり、特にエンジニアリングとデザインの仕事が高く評価されていますが、同じオークションで双方が組み合わされているのを見ることは滅多にありません。デイトナの多くのモデルは同じように見えるかもしれませんが、物事がエキサイティングになるのはまさに細部です。時計の特徴的なケースバックに加えて、世界最大のレースの1つで一等賞を受賞したことを証明するこの時計の価格を設定するのは非常に難しく、感傷的なほどの価値があります。本当に素晴らしい話です」とコメント。時計自体の素晴らしさとミハエル・クリステンセンの人間的な優しさを称えている。
このスペシャルすぎる〈ロレックス〉デイトナ Ref.116503は9月28日(水)に特設ウェブサイトでライブオークションを行い、その売上金は先に述べたようにウクライナのセーブ・ザ・チルドレンに寄付される。落札相場は480~580万円と予想されているが、「デイトナ24時間レース」の優勝商品であることの希少性とウクライナをサポートする背景があることから、もっと高額で落札される可能性も高いだろう。限りなくワンアンドオンリーに近い〈ロレックス〉デイトナをお探しの方は、この機を逃さずオークションに参加されてみてはいかがだろうか?
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