【第8回】スニーカーの次なるトレンドはシンプル&ミニマル – KAWS × Air Jordan 1 Low
空前のブームを経て次に定着し、もっともクールな存在になるのはどんなスニーカーか?LIVE IN RUGGEDがスニーカーの次なるトレンドを独自に予測。第8回目は「もし発売されれば空前のレアモデル化では?」と噂になったKAWS×〈Nike〉Air Jordan 1 Lowをフィーチャー。
KAWS×〈Nike〉幻のコラボとなるAir Jordan 1 Low
何年も続いた空前のスニーカーブームとストリートファッションの流行がもたらした変化は、年齢層を問わず私たちの着こなしを大きく変化させた。ひところに比べるとやや落ち着いてきたとはいえ、私たちの生活にとってスニーカーはなくてはならない存在であり続けることは決して変わらない。ファッション業界のトップに君臨するヨーロッパのビッグメゾンにまで波及したトレンドの波を経て、これからどんなスニーカーがクールな存在になるだろうか?LIVE IN RUGGEDでは「シンプルでミニマルなデザインが次なるスニーカートレンド」と予測。それを裏付ける(であろう)各ブランドのモデルをピックアップしてお届けしている。
【バックナンバー:スニーカーの次なるトレンドはシンプル&ミニマル】
第1回:Reebok × 1LDK CLASSIC LEATHER
第2回:Slam Jam x Nike Air Force 1 Low
第3回:New Balance 990v6
第4回:NOCTA Air Force 1 Certified Lover Boy
第5回:COMME des GARÇONS HOMME PLUS × Nike Air Max 97
第6回:Maison Margiela × Reebok Club C Memory Of WHITE
第7回:adidas Originals CAMPUS 80s KOSUKE KAWAMURA
第1回:Reebok × 1LDK CLASSIC LEATHER
第2回:Slam Jam x Nike Air Force 1 Low
第3回:New Balance 990v6
第4回:NOCTA Air Force 1 Certified Lover Boy
第5回:COMME des GARÇONS HOMME PLUS × Nike Air Max 97
第6回:Maison Margiela × Reebok Club C Memory Of WHITE
第7回:adidas Originals CAMPUS 80s KOSUKE KAWAMURA
KAWSと〈ナイキ〉のコラボレーションであるAir Jordan 1 Lowと聞くとまさに夢のような組み合わせだ。実はこのスニーカー、アメリカ・シカゴのスニーカーブティック「English Sole」がインスタグラムでリークした一足。2016年に8足だけ製作されお蔵入りになった激レアモデルと紹介されたのだが、世界中のスニーカーヘッズたちの間で大きな話題を呼んでいる。
しかし、当のKAWS本人がその後自身のインスタグラム上でこのスニーカーについて数足のスニーカーが並んだと共にコメント。現在ネット上に飛び交っている本モデルに関する情報はすべて間違いだと断言した。
ことの発端は2017年にKAWSが個人用としてエアジョーダン1をデザインしたこと。4種類のカラーバリエーションでかなりの数を製作したKAWSは同モデルを何足も履き潰し、それでもまだストックが多く残っているほどのお気に入りのようだが、残念ながら市販化の予定はまったくないとのこと。併せて、もし現在市場に同じモデルが流通している場合は偽物の可能性が非常に高いので、手を出さないよう注意を促している。
ことの発端は2017年にKAWSが個人用としてエアジョーダン1をデザインしたこと。4種類のカラーバリエーションでかなりの数を製作したKAWSは同モデルを何足も履き潰し、それでもまだストックが多く残っているほどのお気に入りのようだが、残念ながら市販化の予定はまったくないとのこと。併せて、もし現在市場に同じモデルが流通している場合は偽物の可能性が非常に高いので、手を出さないよう注意を促している。
〈ナイキ〉を象徴するスウッシュが排除され、象革のような質感のレザーが採用されたこれまでにないルックス
LIVE IN RUGGEDが注目したのは、全体がクリーンなホワイトカラー(もしくはブラックカラー)に統一されたミニマルなルックス。KAWSは過去に〈sacai(サカイ)〉および〈ナイキ〉とのコラボレーションとなるBlazer(ブレーザー)ではカラフルでポップなカラーリングのモデルを発売していたが、本モデルは一見すると通常のエアジョーダン1に非常によく似たルックスとなっている。
しかしよく見ると〈ナイキ〉を象徴するスウッシュが省かれ、アッパーはエレファントレザー(象革)のような強いシボ感のある素材が採用されており、これまで存在したあらゆる〈ナイキ〉のスニーカーとひと味違う雰囲気に仕上がっていることが分かるはずだ。また、ヒール近辺にアイコニックなKAWSの「××」モチーフが浮き上がるように配置されている点も特徴となっている。
しかしよく見ると〈ナイキ〉を象徴するスウッシュが省かれ、アッパーはエレファントレザー(象革)のような強いシボ感のある素材が採用されており、これまで存在したあらゆる〈ナイキ〉のスニーカーとひと味違う雰囲気に仕上がっていることが分かるはずだ。また、ヒール近辺にアイコニックなKAWSの「××」モチーフが浮き上がるように配置されている点も特徴となっている。
先に述べたように今後この魅力的なエアジョーダン1が発売される可能性は限りなく皆無に等しいのが非常に残念だが、今後もKAWSと〈ナイキ〉は何かしらユニークなモデルを開発してくれるに違いない。それが本モデルのようにシンプルかつミニマルなデザインなのか、まったく異なるテイストになるのかも楽しみにしておきたいところだ。
LIVE IN RUGGEDがお届けする短期連載「スニーカーの次なるトレンドはシンプル&ミニマル」はこちらから。
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ITEM CREDIT
- KAWS × Nike:Air Jordan 1 Low