RED WING meets GORE-TEX®

【RED WING 2021秋冬新作Pt.1】GORE-TEX®を搭載し防水性を確保した#8864

雨の日も雪の日も(ますます)へっちゃらな〈RED WING〉の新作、#8864はアメリカン・ワークブーツの歴史に残る傑作になり得る。


Written : LIVE IN RUGGED
Photo : RED WING

〈レッドウィング〉は筆者にとっても永遠の定番ブランド

LIVE IN RUGGED読者の皆様にとっても馴染み深く、愛着を感じるであろう〈RED WING(レッドウィング)〉。裏原宿ファッションの火付け役であり、今なお日本のファッションシーンを代表するクリエイターである〈藤原ヒロシ〉氏が愛用していたことで1990年代に空前のブームが訪れ、それ以降メンズブーツの絶対的定番ブランドとして君臨し続けている。筆者も長年〈レッドウィング〉のワークブーツを愛用しており、生涯の相棒を紹介する連載「My Best Partner」の第2回の記事でビブラムソールの8172を紹介。また、ブーツ好きに向けて「レッドウィングは最適な選択なのか?」というタイトルで〈レッドウィング〉の魅力に迫る記事も執筆している。ワークブーツを代表する名品を数多く生み出してきた〈レッドウィング〉は何年もの間盛り上がっている空前のスニーカーブームにおいても多くのファンから愛されていることからも、ブランドとしての強さを伺える。
そんな〈レッドウィング〉から11月19日(金)にローンチされた新作が#8864および#8847だ。本記事ではまず#8864をクローズアップし、後日#8847の魅力を紹介する。〈レッドウィング〉のファンはもちろん、秋冬シーズンでブーツをお探しの方にもぜひご覧いただきたい。
#8847の記事はこちらから。

防水性と透湿性を併せ持つ画期的な〈レッドウィング〉が誕生

オロラセットカラーの6インチモックトゥにGORE-TEX®を搭載して防水仕様に仕上げた#8864は、〈レッドウィング〉の長い歴史においても画期的なモデルとして記憶されるだろう。近年機能性を高めることがシューズ業界においてひとつのトレンドのようになっており、特に多くのスニーカーブランドがGORE-TEX®を搭載することで防水性を確保したニューモデルを投入。〈Nike(ナイキ)〉はAir Jordan 1(エアジョーダン1)GORE-TEX®搭載モデルを今年投入したことは記憶に新しい。
〈レッドウィング〉も今年ポストマン・オックスフォードでGORE-TEX®を搭載した新作を発表しており、大きな話題を生んだ。今回ローンチされた#8864もその流れを汲んだモデル。名実ともにワークブーツの世界においてトップの人気を持つ6インチモックトゥに新たな付加価値を与えるファン待望の新作と言えるだろう。
#8864はライニングのGORE-TEX® ファブリクスの表面にキャンブレルという摩耗に強く、吸汗速乾性に優れたナイロン不織布を採用。このキャンブレルという素材は、水分を短時間でたくさん吸収し、繊維層で吸収した水分を毛細管現象で拡散しながら短時間で発散乾燥させるという近年注目されている機能素材。例えばシューズのインソールや野球のキャッチャーが被るマスクなどに採用される、いわば特殊用途向け素材なのだ。GORE-TEX®とキャンブレルの組み合わせはカジュアルシューズではほとんど使われた実績がないのだけれど、〈レッドウィング〉は機能性の向上を目的に採用したとのこと。
また、ライニングのインソールにあたる部分には断熱素材のシンサレート、インソール表面にはクッション性の高いポロン、レザーには防水レザーであるラセット・タオスをそれぞれ採用。レザーを使ったブーツである以上GORE-TEX®が持つ機能との相性が一番の問題であることは想像できる。このラセット・タオスはGORE-TEX®最大の特徴である透湿性能を妨げないように通気性を持たせていることが最大の特徴。高級感あふれるレザーを使いながら通気性を持たせることで靴内部の熱を逃がしやすくするという、ブーツが持つ根本的な課題を解決する逸品なのだ。さらに、無機質になりがちな防水レザーの表面の風合いを自然に表現するため、全面にアンティークプリントを施すなど、機能面・審美面両方において最適な素材等を駆使することで過去にないレベルの画期的な〈レッドウィング〉が誕生した。

復権を見せつつあるラギッドなカジュアルファッションに最適な〈レッドウィング〉

アッパーに縫い付けられるGORE-TEX®のタブもデザインアクセントになっている#8864は、オーセンティックでクラシックな〈レッドウィング〉の見た目の良さはそのままに現代的な機能性が与えられた傑作ではないだろうか。〈レッドウィング〉愛用者であればご存じの通り、通常モデルを雨の日に履いても頑丈なレザーが水分から足を守ってくれるのだが、明確な機能としてGORE-TEX®で武装したワークブーツはさらに心強い存在。タイムレスなモックトゥのデザイン性も、ラギッドなカジュアルファッションが復権を見せつつある今にふさわしい。
LIVE IN RUGGEDがお届けする〈レッドウィング〉の記事はこちらから。
筆者が愛用し隠れ名品だと思っているビブラムソールの8172はこちらの記事こちらの記事から。

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