Nike Air Ship Pine Green

【第14回】スニーカーの次なるトレンドはシンプル&ミニマル – Nike Air Ship Pine Green

空前のブームを経て次に定着し、もっともクールな存在になるのはどんなスニーカーか?LIVE IN RUGGEDがスニーカーの次なるトレンドを独自に予測。第14回目は〈Nike〉Air Ship Pine Greenをフィーチャー。


Written : LIVE IN RUGGED
Photo : ASPHALTGOLD

大注目のAir Shipから、即完売必至のパイングリーンも登場

何年も続いた空前のスニーカーブームとストリートファッションの流行がもたらした変化は、年齢層を問わず私たちの着こなしを大きく変化させた。ひところに比べるとやや落ち着いてきたとはいえ、私たちの生活にとってスニーカーはなくてはならない存在であり続けることは決して変わらない。ファッション業界のトップに君臨するヨーロッパのビッグメゾンにまで波及したトレンドの波を経て、これからどんなスニーカーがクールな存在になるだろうか?LIVE IN RUGGEDでは「シンプルでミニマルなデザインが次なるスニーカートレンド」と予測。それを裏付ける(であろう)各ブランドのモデルをピックアップしてお届けしている。
第14回目となる本稿では世界でもっとも人気の高いスニーカーのひとつであるAir Jordan 1(エアジョーダン1)の前身モデルである〈Nike(ナイキ)〉Air Shipのニューカラー、Pine Greenをピックアップ。
本連載「スニーカーの次なるトレンドはシンプル&ミニマル」の第11回で、〈ナイキ〉エアシップ ユニバーシティーゴールドが国内1月27日(金)発売との噂ありと報じたが、どうやら実際は3月3日(金)にずれ込んだようだ。こちらのカラーも是が非でもゲットしたいところだが、先日Pine Green(パイングリーン)もほぼ同時期にローンチされることが決定した。
〈ナイキ〉エアシップはバスケットボール界の神であるMichael Jordan(マイケル・ジョーダン)がNBAでデビューした1984~85年シーズンで着用していた幻のバスケットボールシューズ。ご存じエアジョーダン1のベースとなったモデルであり、2020年に「New Beginnings」パックの一部としてオリジナルカラーが復刻され、約2年後の2022年に「Team Orange」として再復刻されたことは、コアなスニーカーヘッズであればご存じの方も多いはず。
色鮮やかなユニバーシティーゴールドに続いて発表されたパイングリーンは、ホワイトカラーをベースにアンクル部分と〈ナイキ〉を象徴するスウッシュ、そしてアウトソールなどにグリーンカラーを配した一足となる。アイキャッチなユニバーシティーゴールドと同じか、それ以上に「欲しい!」と願うファンが多いであろうパイングリーンは、アナログなバスケットボールシューズが持つ程よいレトロ感と今の時代でも充分通用するファッション性を兼ね備えたデザインに仕上がっている。

Nike Air Ship Pine Green
Nike Air Ship Pine Green

Nike Air Ship Pine Green
Nike Air Ship Pine Green

Nike Air Ship Pine Green
Nike Air Ship Pine Green

アナログ人気の筆頭的存在になるか?

ユニバーシティーゴールドと同様、清潔感あふれるホワイトカラーのアッパーとの対比が映えるパイングリーンは、いかにも売れそうなルックス。ヒール部分にプリントされるクラシカルなロゴの「NIKE」「AIR」のロゴも、最先端のモデルとは明らかにベクトルの異なる魅力が詰まっている。近年スニーカー業界はエイジング加工を施したモデルが人気になるなどアナログ的なアプローチがトレンドのひとつになっているが、〈ナイキ〉エアシップはその流行を引っ張る存在としても人気になりそうだ。
〈ナイキ〉エアシップ パイングリーンは3月1日(水)に「ASPHALTGOLD 公式サイト」や「END CLOTHING 公式サイト」で発売される。日本国内での発売はまだ発表されていない。
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